maikeruのポケモン育成日記

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ゼルネアス育成考察(ORAS)

 

タイプ:フェアリー 特性:フェアリーオーラ(場にいるポケモンのフェアリー技の威力が4/3倍になる)

種族値:126-131-95-131-98-99 合計680

 

Xを象徴するせいめいポケモンのゼルネアス。高水準な能力と弱点の少ないフェアリータイプを併せ持ちます。

フェアリータイプに有利な毒・鋼の伝説のポケモンは少なく、アルセウスを除くと鋼タイプはジラーチ、ディアルガ、ゲノセクトのみ、毒タイプに至ってはなんと存在しません。その上で伝説ポケモンに多いドラゴンタイプに有利ということがあり、環境的にかなり有利なポケモンです。

加えて専用技のジオコントロールが強力で、様々な技を駆使しテクニカルに戦うライバルのイベルタルとは異なり、ゼルネアスはジオコントロールからのムーンフォース1本でバリバリ勝ち抜くことができます。

その実力から過去に行われたwifi大会でも、燃えよ!ドラゴンタイプ!使用率ランキング4位、サークルオブレジェンド使用率ランキング1位、ジェネレーションショーダウン使用率ランキング6位、バトルレジェンド使用率ランキング5位、と、過去に使用が認められた大会では常にランキングの上位に位置する人気ポケモンです。

色違いゼルネアスの配信も決まったということで、今回はこのゼルネアスについて考察しようと思います。

 

 

基本考察

技のバリエーションは豊富とは言えませんが、ジオコントロールとムーンフォースが極めて強力です。だいちのちからを覚えたら強すぎた。

 

ジオコントロール

1ターンの溜めの後、特攻・特防・素早さを2段階ずつ上昇させる技。基本的にパワフルハーブとセットで使います。ゼルネアスの弱点の少なさも相まって極めて強力な技で、そのまま相手を単騎で全滅させてしまうことも珍しくありません。

ダブル以上のルールでは相手がゼルネアスの対処に追われている間に別のポケモンでじこあんじをするのもオーバーキル気味ですが面白そうです。

 

ムーンフォース

ゼルネアスのタイプ一致メインウェポン。フェアリーオーラの効果で威力が強化され他の禁止伝説ポケモンの攻撃の威力と比較しても劣りません。3割の確率の特攻ダウンがまた強い。

ジオコントロール後のムーンフォースを耐えるには実数値にして207-150が必要になります。

 

マジカルシャイン

ダブル以上のルールで範囲攻撃技として使われます。半減もされにくく使い勝手はバツグン。

 

みがわり

相手のでんじは等を無効化するだけでなく、ジオコントロールで特防が上昇していれば特殊攻撃技では容易に壊れないみがわりを作り出すこともできます。

 

10まんボルト

フェアリー技では十分なダメージを与えられないホウオウへの打点に。カイオーガに対してはムーンフォースのほうがダメージは上です。

 

いわなだれ

ホウオウピンポイント対策その2。運が良ければ怯ませることができるものの、火傷を負ってしまうとホウオウ対策として十分に機能しなくなってしまいます。

 

アロマセラピー

自身や控えが受けてしまった厄介な状態異常を回復できます。

 

でんじは

追い風や相手のジオコントロールにも逆転されない素早さ操作技。運が良ければ自分がジオコントロールを使う隙もできるかも?他にも味方へのサポートを重視する場合に。

 

持ち物

パワフルハーブ

ジオコントロールを活用するための持ち物。ゼルネアスの基本的な持ち物はこれとなります。

 

こだわりスカーフ

ゼルネアスと言えばパワフルハーブ、と決めてかかってくる相手を返り討ちにすることができるアイテム。

具体的にはダークライ、ミュウツー、スカーフカイオーガに勝てるようになります。またジオコントロールを読んで挑発してきた相手に痛手を負わせることもできます。ただし特性のメッセージ順でこだわりスカーフがバレてしまう場合があります。パワフルハーブ、と思わせて!の奇襲が強いので、なるべく相手にバレないよう注意が必要です。

 

性格

おくびょう

ゼルネアス同士のミラーを意識したり、近い素早さ帯のポケモンから先手を取ってジオコントロールを使用することを重要視して選ばれる性格。伝説ポケモンは90~95族が1つの激戦区なので、ここから確実に先手を取れると安心感があります。相手のでんじはを防ぐ身代わり、とくぼうが2段階上昇するジオコントロールも高い素早さと相性がいい技です。

 

ひかえめ

ひかえめの性格にすると基本的には素早さへの努力値を抑え、耐久力に回す形になります。

素早さは2段階上昇時に最速スカーフ99族を抜ける程度(レベル50では125)があればよいでしょう。調整次第ではようきメガレックウザのハチマキガリョウテンセイやおくびょうゼルネアスのジオコントロールムーンフォースを耐えることもできます。少ないダメージでジオコントロールを成功させることができればその後非常に倒されにくくなる他、いざという時は高い耐久力に任せて強引にジオコントロールを使用できます。耐久力を上げるとみがわりも破壊されにくくなります。

 

耐久力(レベル50時)

物理

209-116 ようき珠メガレックウザのガリョウテンセイ耐え

227-116 剣舞珠アルセウスの神速確定耐え

232-120 ようきハチマキメガレックウザのガリョウテンセイ耐え

233-132 255ゲンシグラードンの断崖の剣2耐え

 

特殊

211-119 ひかえめカイオーガのダブルダメージ潮吹き確定耐え

233-121 ひかえめゲンシカイオーガの根源の波動確定耐え

233-123 255ゲンシカイオーガのダブルダメージ潮吹き確定耐え

233-132 ジオコントロールゼルネアスのムーンフォース確定耐え

 

得意な相手・苦手な相手

ゼルネアスよりも素早さの低い特殊型ポケモンには基本的に有利です。ゼルネアスより速いポケモンからは何らかの妨害を受ける可能性があるものの、ジオコントロール使用後はタイプ的に不利でない限りほとんど負けません。

 

フェアリータイプの攻撃を半減するゲンシグラードン・ホウオウ・ジラーチ・鋼アルセウス・ゲノセクトなどは苦手な相手です。またタイプ上は有利であるものの先制で眠らせヘドロばくだんで弱点を突いてくるダークライも苦手な相手と言えるでしょう。またこだわりスカーフを持ったカイオーガの潮吹きも致命傷となります。特性メッセージの順番を見逃さないようにしましょう。ディアルガは鋼タイプではあるもののフェアリー技が等倍で通り、また物理技でなければ大きなダメージを受けないこともあってそこまで苦手な相手ではありません。ただしトリックルームには注意が必要です。

 

ゼルネアス対策

とにかく強力なジオコントロールをいかにして対策するか、に尽きるでしょう。

・持ち物を無効化する

トリック、すりかえ、はたきおとす、マジックルームなどで持ち物を無効化します。しかし持ち物を奪っても並の禁止伝説ポケモン程度の強さはあるため、油断はできません。またこれらの方法でパワフルハーブの効果を無くしても2ターンかかればやはりジオコントロールが決まってしまうため、稼いだ1ターンで何をするかが重要になります。

・能力変化を無効にする

ジオコントロールはパワフルハーブを使用するため、一度くろいきりやほえるを使い能力変化をリセットしてしまえばもう能力能力を上げることは難しくなります。しかしドラゴンテールが効かないところがまた憎い。

・先制する

アルセウスやメガレックウザの神速、ファイアローのブレイブバードなどを使い、ジオコントロール後のゼルネアスにも先制して大きなダメージを与えられるようにしておく方法です。相手のジオコントロール使用ターンにしっかりダメージを与えておくことが重要です。

 

ルール別考察

考察も何も実はやることは1つだったり(もちろんユニークな型も活躍は期待できます)

シングル

積みエースとしての活躍が期待できます。周りで上手くゼルネアスをサポートしてあげましょう。

ダブル

技はムーンフォース・マジカルシャイン・ジオコントロール・まもるでほぼ確定でしょう。ジオコントロール使用後は圧倒的なまでの制圧力を誇ります。相方には鋼・炎タイプに強い地面タイプのポケモンか、このゆびとまれやファストガードでゼルネアスをサポートできるポケモンがいるといいでしょう。

トリプル

同上。

ローテ

シングル同様やはりジオコントロールからのエースとしての役割が期待できます。

 

厳選について

レベル50のポケモンの努力値なしでの能力値は、個体値最高の場合、HPは種族値+75、他は種族値+20となるので、レベル50でのゼルネアスの能力値は

201-186、151-136、115-100、151-136、118-103、119-104

となります。ここにさらに性格補正がかかります。

レベル100の場合は同条件でHPは種族値×2+141、他は種族値×2+36となるので、レベル100でのゼルネアスの能力値は

393-362、298-267、226-195、298-267、232-201、234-203

となり、ここにさらに性格補正がかかります。

 

厳選では基本的に性格はひかえめかおくびょうを狙うことになると思います。おくびょうの場合は素早さの個体値はV(最高値)必須、特攻もできればVであることが望ましいです。それ以外のところは耐久面が各々納得のいく程度に高ければ大丈夫でしょう。

ひかえめの場合は全体的にバランスよく努力値を振ることになるので絶対にVでないといけないところはなく、全体的に高い個体値のものを採用すれば基本的には大丈夫です。

 

 

みなさんのゼルネアス育成の参考に少しでもなれば幸いです。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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