ついに解禁されたゆきふらしアマルルガ。霰パーティ使いにとっては嬉しいお知らせですね。
この記事では元祖雪降らしポケモンであるユキノオーとの比較を中心にアマルルガについて考察してみたいと思います。
【種族値】
123-77-72-99-92-58 合計521
90-92-75-92-85-60 合計494
90-132-105-132-105-30 合計594
種族値については特殊型としてみればアマルルガはだいぶユキノオーを上回る形になります。実は数値としてはニンフィアに迫るものがある。スカーフ型として使う場合にはアマルルガだとジャローダと同速で、ライコウなどの115族を抜けないことなどに注意。
【タイプ】
アマルルガ 氷・岩
4倍弱点 格闘、鋼
2倍弱点 水、地面、草、岩
等倍 炎、電気、虫、ゴースト、エスパー、悪、ドラゴン、フェアリー
半減 ノーマル、氷、毒、飛行
ユキノオー 氷・草
4倍弱点 炎
2倍弱点 毒、虫、飛行、岩、格闘、鋼
等倍 ノーマル、氷、エスパー、悪、ゴースト、ドラゴン、フェアリー
半減 水、電気、地面
弱点・耐性の数だけ見ればアマルルガのほうが弱点が少なく耐性が多いように見えるものの、ユキノオーは耐性を持つ水・電気タイプのポケモンからはサブウェポンでも弱点を突かれにくいため、実質的にはユキノオーのほうが得意な相手は多そうです。また弱点の多さゆえ一撃死することも多いため、やはりきあいのタスキは持ち物の有力候補。
アマルルガは飛行に耐性があるためにファイアローに強いのがポイント。あられパーティのポケモンとして見ると氷タイプのポケモンと組ませることが多いため、氷タイプが苦手な炎タイプと戦えることは評価ポイント。またファイアロー耐性ゆえに追い風やトリックルームを使って上から攻めるのには向いていると言えるでしょう。
【アマルルガの技考察】
ふぶき
実はフリーズスキンハイパーボイスのほうが威力が高かったり身代わり貫通だったりするものの、こちらは氷の追加効果があり、かつあられ天候であれば必中というメリットがあります。
だいちのちから
ライバルのユキノオーも地震を覚えるものの、ダブル・トリプルバトルでは威嚇や巻き込み・威力減衰の関係で使いにくく、だいちのちからを使えるのは大きなメリット。氷技を半減する炎、鋼タイプに有効。
苦手な水タイプの弱点を突くことができるが、威力が低いため一撃で倒すのは難しい。使う場合は水ロトムから先手を取れるようできるだけ素早さを上げておきたい。
げんしのちから
タイプ一致だが威力はだいちのちからと同じ90。対氷タイプやウルガモス、メガリザードンYによく効く。最速にしておくと追加効果が発生した場合に大暴れできるかもしれない。
でんじは
ユキノオーにはない強力なサポート技。氷タイプを持つため地面タイプの後出しも誘いにくい。
アンコール
読まれにくく、決まれば相手の計算を大きく狂わせることができる。やはり素早さが高いほうが使いやすい。
【まとめ】
ユキノオーと比較すると水、電気、地面タイプに対する強さ、物理型の資質、こおりのつぶてなどが無い代わりに高い耐久種族値と豊富な技を持つアマルルガ。炎タイプに弱くないゆきふらし要員として声がかかることも多いでしょう。どちらかというと素早さを伸ばしたほうが使いやすそうというのが個人的な見解です。
この記事が少しでもみなさんのアマルルガ育成の参考になれば幸いです。
ではでは。