【概要】
ポケモンセンター伝説バトル!で使用したパーティ。
ルールは伝説ポケモンも自由に使用可能な4匹見せ合い→4匹選出のダブルバトル(カロスマーク必要)。またグラードン・カイオーガ・ディアルガ・パルキア・ギラティナ・キュレムのいずれか一匹をパーティに入れることが条件。
禁止伝説のほとんどはダークライに弱いこともあって環境は完全にダークライ中心。またゼルネアスも伝説環境では十分に強力で、この2匹に対抗するには器用さのある一般ポケモンの力がほぼ必須という環境だった。
そこで目を付けたのがメガミュウツーY。特性のふみんでダークホールに耐性があり、更に高い素早さからのサイコブレイクときあいだまで多くの相手のHPを半分以上削ることができる。
今回は同じく素早さの高いダークライと組んで速攻で相手を沈める方針に。重力とダークホールのコンボで相手を一切の希望もない永遠の闇へと落とす。重力要員をミュウツーにすると、相手を眠らせている間にも眠りから醒める余裕も与えずに高速高火力で相手を攻撃していくことができる。
戦績は18勝2敗。別のパーティで2勝して計20勝に達したため、5勝で貰える予選抜けチケットを4枚獲得!おそらくチケット数はトップタイだったものの、残念ながら抽選には外れてしまいました…。
【個別解説】
メガミュウツーY
おくびょう 193-x-120-186-111-196
メガシンカ後 193-x-100-226-141-207 ※厳選妥協個体
サイコブレイク きあいだま じゅうりょく まもる
最強ポケモンの一角であるミュウツーが更にメガシンカ。ミュウツーがミュウツーを超える!
予想通りダークライ環境だったこともあり、特性のふみんはとても心強かった。
素早さはメガシンカ前に最速ファイアロー抜き。ダークライへの挑発を目論むファイアローを先制サイコブレイクで倒すことを意識。また、サブウェポンにはエスパー技との相性補完に優れ、ダークライを一撃で倒すことのできるきあいだまを採用。命中不安だが外してもダークホールで眠らない分少しリスクが減る。
耐久面については、まずタイプ一致イカサマを耐えるところまで物理耐久を高めた。メガシンカ後は特殊耐久が大きく上昇し、ゼルネアスのジオコンムーンフォースも耐えることがある(25%)。
HPが16n+1ってセンスない!という突っ込みが来るかもしれないが20戦やって定数ダメージが気になったことは一度もなかったので多分問題ない。
ダークライ
おくびょう@きあいのタスキ 171-x-114-156-100-194 ※厳選妥協個体
ダークホール イカサマ ヘドロばくだん まもる
個人的にシンオウで一番好きなポケモン。闇の力を感じてかっこいい。
今大会で最もバトルの中心に位置していたポケモンだと思われる。
攻撃技には攻撃力の高い伝説ポケモンに刺さるイカサマと、フェアリーを意識したヘドロばくだんを採用。技の選択は基本的に正解だったと感じているが、ニャオニクスなど一般ポケモンのサポートエスパーを倒すにはあくのはどうが欲しい場面もあった。
ダークライの持ち物は行動の保険としてきあいのタスキを持たせた。ジオコントロールを使用したゼルネアスを強引に眠らせた場面などでは光った。きあいのタスキと努力値の耐久振りは一見アンチシナジーに見えるが、相手のダークライのナイトメアでタスキが潰されてしまう場面があったり、メガガルーラの捨て身タックルを耐えることができる可能性が出てくるのでなかなか役に立った。
ダークライの持ち物としては他にこうかくレンズ、メンタルハーブなどが考えられるが、今回はミラーが多発することもあって上位陣ではラムのみを採用しているトレーナーも多かった模様。このパーティではメガミュウツーYと2匹両方に眠り耐性が付くためにマジックコート持ちが疑われる相手やダークライミラーで強気にダークホールを打つことができるため、ラムのみのほうがよかったかもしれない。
今大会で何度も発生したダークライミラーで一度も先手を取ることができなかった。しかしそこそこの確率で相手のダークホールを避けてくれたので今回は許しておく。
ゲンシグラードン
いじっぱり 200-226-181-x-110-142 ※厳選妥協個体
だんがいのつるぎ ほのおのパンチ ドラゴンクロー まもる
必須枠にはゲンシグラードンを採用。基本ギミックの重力と相性がいい。
攻撃力は十分高いため、今回は試しに耐久と素早さに努力値を回してみることに。ミラー多発が予想されるため素早さは準速、HP200はなんとなく強そうだから。
特別調整が光った場面はなかったが火力不足を感じた場面もなかった。これでよかったのか否か…。
ファイアロー(NN:ウインティー)
ようき@いのちのたま 153-133-92-x-89-195
ブレイブバード フレアドライブ ファストガード おいかぜ
NNは前に見たバードショーの隼の名前から。ウインディではない。
対ゼルネアスを意識して採用したポケモン。基本的に後発でブレイブバードで最後の掃討する役目になる。このルールは飛行技の一貫性が高く、珠ブレイブバードで多くの相手のHPを半分削ることができる。伝説ポケモンに威嚇持ちがいないことも追い風。
フレアドライブはゲンシグラードンの晴れを受けて更に高威力で攻撃できることを期待して採用。使用頻度はまずまずだったが、相手のファストガードをすり抜けて攻撃できる点で重宝したこともあった。
伝説戦でも便利なファイアローだが、耐久に振ったゼルネアスは珠ブレイブバードでも半分削れなかったりする。もう一歩火力が欲しかった場面もあったのでいじっぱりにする手もあったかもしれない。
【BV紹介】
コンボが決まり永遠の闇へと落ちてしまった相手。無対策の伝説だけで固めるとこうなってしまう。
一般ポケモン相手でも油断は禁物。
メガシンカすると怯んだり混乱しにくくなる気がしたが冷静に考えてメガシンカはしないほうがよかった;
相手も重力グラードンダークライパーティ。メガミュウツーの不眠が光る。
【雑感まとめ】
無対策の相手には無傷のまま勝てることもあるパーティ。子供が相手だった時は本当に良心が痛んだ。ごめんね…。
個人的に好きなメガシンカ上位であるものの残念メガシンカ扱いされることが多いメガミュウツーYを活躍させることができてよかったです。
11日は予定があって参加できないのですが、参加される方は頑張ってください。
ここまで読んでくださりありがとうございました。