※こちらは2015年の記事です。サンムーン環境対応の考察はこちら
フーパ Hoopa 厳選&考察・育成論(サンムーンver) - maikeruポケモン総研
ついに解禁されたXYシリーズ第2の幻のポケモン、フーパ。その対戦での活用法について考えてみたいと思います。
フーパ Hoopa
★基本データと解説
タイプ:種族値
いましめの姿 エスパー/ゴースト 80-110-60-150-130-70
ときはなたれし姿 エスパー/あく 80-160-60-170-130-80
いましめの姿のエスパー/ゴーストは悪、ゴーストと4倍弱点を2つ抱えており、さらにどちらのタイプにも先制技が存在するところが厳しいところです。しかしながらゴーストタイプを持っていることでノーマル技のねこだましや神速を無効にできるのは大きな強みです。得手不得手が分かれやすいタイプと言えそうです。
対してときはなたれし姿のエスパー/あくは4倍弱点は虫、2倍弱点はフェアリーですが、伝説戦では虫技はあまり使われないこともあって気になるのはフェアリータイプくらいです。弱点が少なく安定した戦いをしやすそうです。
専用技
いじげんホール エスパー 威力80 必中 非接触
相手のガード(まもる、みきり、ニードルガード、キングシールド、ワイドガード、トリックガード)を無視する攻撃。
いじげんラッシュ あく 威力100 必中 非接触
相手のガードを無視する攻撃。使用後に防御が1段階ダウン。
メインウェポン級の威力を持ちながら溜めを必要としないガード貫通攻撃です。ダブル・トリプルで特に強みを発揮します。どう見ても接触技のいじげんラッシュは非接触です。
特性 マジシャン
能動的に使うのはやや難しめ?きあいのタスキ消費時が狙い目になるかと思われます。
バトルボックスに入れるといましめの姿に戻ってしまう
wifi大会などでは基本的にいましめの姿で戦うことになると考えられます。
ねこだましを無効とするゴーストタイプ、守りを打ち破る専用技の性質的にダブル・トリプルバトルで特に個性が光るポケモンではないかと思われます。
★厳選ガイド
厳選時実数値(レベル50) 個体値最高のとき、HPは種族値+75、他は種族値+20
上昇補正 143-126 88-71 187-170 165-148 99-82
通常 155-140 130-115 80-65 170-155 150-135 90-75
下降補正 117-103 72-58 153-139 135-121 81-67
オススメ性格
れいせい★★★
低い素早さを活かしてトリックルーム型に。いましめの姿、ときはなたれし姿両方で使うことができます。いましめの姿のねこだまし耐性はトリックルーム要員には頼もしいものです(ただし肝っ玉ガルーラには注意)。
相手の守りやワイドガードを破壊するいじげんホールやいじげんラッシュがトリックルームと好相性です。
技候補はいじげんホール (いじげんラッシュ) シャドーボール トリックルーム まもる きあいだま サイドチェンジ ダストシュート れいとうパンチなどなど。
厳選について、素早さは欲を言うのであれば最鈍がいいものの、最鈍厳選は困難を極めるので多少の妥協はやむを得ないでしょう。いましめの姿ではきあいのタスキを持つことが多いと思われるので耐久系よりも特攻を優先したいところです。ときはなたれし姿で使うことも視野に入れた場合は攻撃も必要になり、更に耐久力も欲しく…と、かなり厳選難易度が高くなります。
おくびょう★★★
主にいましめの姿で使う性格になると思われます。ゴーストタイプによるねこだまし耐性とガード破壊のいじげんホールがこだわりスカーフと相性バツグン。
技候補はいじげんホール シャドーボール イカサマ きあいだま トリック などなど。
最速ミュウツーを抜くためにも最速は譲れません。特攻も絶対ではないもののできればVが欲しいところ。残りは高いに越したことはありませんが絶対にVである必要はありません。
ゆうかん★★
主にときはなたれし姿で使うことになると思われます。基本的にはれいせいと同じでやはりトリックルーム型として使うことになりますが、いじげんラッシュの威力はこちらのほうが上。命の珠やダークオーラなどと組み合わせれば相手にガード不能の致命的な一撃を見舞うことができます。
厳選はれいせい同様なかなか難しいものになります。攻撃面を優先しつつ、他もできるだけ高い能力が(素早さは低く)欲しいところです。
むじゃき>せっかち★★
ときはなたれし姿でスカーフ型として使うなら。また最速にすれば無補正の90族も抜くことができます。
技候補はいじげんラッシュ いじげんホール ダストシュート れいとうパンチ きあいだま などなど。
せっかちとむじゃきどちらがよいかについて。開き直って物理を下げたい気持ちもありますが、そうするとアルセウスの神速(いじっぱ珠神速は37.5%の乱数1発)、イベルタルの不意打ちで一撃で倒れてしまうようになってしまいます(無振り=155-80で25%の乱数一発)。その意味ではむじゃきのほうが安全かと私は考えています。
ひかえめ★
いましめの姿、ときはなたれし姿のどちらでも使えると思われます。追い風などで素早さをサポートしてあげることでガード破壊の専用技が光り、活躍させやすくなると思われます。サイドチェンジのようないたずら技も。
うっかりや、やんちゃ>おっとり、さみしがり★
ときはなたれし姿で両刀型として使うと思われる性格です。むじゃきの項で説明したように、基本的には耐久力はとくぼうを下げるほうが無難ではないかと思われます。またひかえめ同様、素早さ操作でサポートしてやることでより活躍しやすくなると思われます。
いじっぱり★
ときはなたれし姿で純粋物理型を使う場合の性格。強烈ないじげんラッシュをお見舞いしてやりましょう。
攻撃力・耐久力について
ダストシュート 対ゼルネアス。実数値197のいのちのたまダストシュートでH4振りゼルネアス確定一発
きあいだま…対アルセウス。実数値234からの珠きあいだまで4振りアルセウスを確定一発
れいとうパンチ 主力技を半減してくるイベルタルに。天候を上書き・無効化できていればメガレックウザにも。
10まんボルト…特化珠でも無振りイベルタルは乱数1発(43%)。
耐久
187-83でゲンシグラードンの断崖の剣をダブル時確定耐え。
以上、フーパの考察になります。フーパ厳選・育成の参考になれば幸いです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。