竜舞おんがえしメガチルタリスを軸とした以前のパーティを改良し、ギルガルドをナットレイに、他のポケモンも少し技などを変更してみました。何度か対戦し弱点や気になったポイントも出てきたのでここで一度まとめてみたいと思います。
【個別解説】
メガチルタリス ようき 151-122-110-x-125-145
メガシンカ後 151-162-130-x-125-145
Altaria Jolly
おんがえし じしん みがわり りゅうのまい
Return, Earthquake, Dragon Dance, Substitute
採用理由は愛。一応他のメガシンカ竜舞エースとは技の安定性や耐性で差別化できているはず。
パーティにゾロアークがいるため、メッセージ特性で正体がバレないように特性は自然回復。
みがわりの枠はハッサムやナットレイに強くなる大文字の採用も考えたものの、相手の補助技を防いだり電磁波の痺れを狙える身代わりが非常に便利でした。
火力に若干不安が残るものの、素早さは素でキノガッサを抜け、竜舞後にいじっぱりスカーフランドロスまで抜けるようき最速に。
ステルスロック込だと、竜舞1回の恩返しでメガガルーラを75%の確率で一撃。なめてると痛い目に逢うぞ。
ゾロアーク(NN:ポルク) おくびょう@いのちのたま 135-x-80-172-81-172
Zoroark Timid@Life Orb
Dark Pulse, Flamethrower, Focus Blast, Grass Knot
奇襲担当。パーティのポケモンは全員特性がメッセージ系ではないのでどのポケモンにも化けることができます。ラグラージに化けて速攻を仕掛けるもよし、チルタリスに化けて受けを誘い役割破壊するもよし。
奇襲性能を高め、その後も隙を小さくするために持ち物はいのちのたま。悪技はナイトバーストと選択になるものの、命中率と怯み効果からあくのはどうを選択。あくのはどうは自己再生を連打して耐えようとしてくる相手にも怯み効果のおかげで強めです。
攻撃範囲からあくのはどう、かえんほうしゃ、きあいだまを決め、最後はくさむすびを採用。ゾロアークを見せると「ゾロアークに不利ではなく安定したポケモン」としてスイクンがよく繰り出されたのですが、大きなダメージを与えることができました。
ラグラージ ずぶとい@オボンのみ 207-x-154-106-111-82
Swampert Bold@Sitrus Berry
Surf, Stealth Rock, Yawn, Roar
ステルスロックで相手の後続へダメージを蓄積させつつ、あくびで眠らせ積み技のチャンスを作ります。攻撃技には鬼火や威嚇を考慮し、威力の安定するなみのりを採用。
持ち物は挑発の対策となるメンタルハーブも検討したものの、実際に使ってみるとマリルリのハチマキじゃれつく等オボンの実がなければ2発耐えることができない場面も多く、オボンのみで正解だったと感じています。努力値は特に深くは考えず防御特化ベース。
ニンフィアに上を取られると厳しかったので、もう少しだけ素早さに回してもいいのかもしれない。あとは先発として読まれやすいのかなかなか思ったように動けないことがあり、最近は選出回数が減っています。別のポケモンにするべきなのか、それとも「いる」ことに意味があるポケモンなのか。
ボルトロス(NN:クラウドマン) ずぶとい@ゴツゴツメット 186-x-128-145-101-135
Thundurus Bold@Rocky Helmet
10まんボルト めざこおり でんじは ちょうはつ
Thunderbolt, Hidden Power, Taunt, Thunder Wave
NNはロックマンエグゼから。害悪対策、エースストッパー、削り役などを兼ねています。ナットレイにはこちらからは打点はないものの、挑発+ゴツゴツメットでだいぶ削れる…はず。
努力値は最速キノガッサ抜きにしてほぼ防御特化。とにかく使いやすいポケモンでした。
ゴウカザル(NN:ヒルゼン) おくびょう@きあいのタスキ 151-x-91-156-92-176
Infernape Timid@Focus Sash
オーバーヒート がむしゃら ちょうはつ ステルスロック
Overheat, Endeavor, Taunt, Stealth Rock
チルタリスが苦手な鋼や物理受けの対策を任せたサポート寄りの型。ステルスロックでチルタリスの全抜きをサポートし、チルタリスが苦手とする鋼タイプにはオーバーヒートで、物理受けにはがむしゃらで大きなダメージを狙います。
鬼火も欲しかったところで、どうするかは悩みどころ。
ナットレイ わんぱく@たべのこし 181-142-168-x-138-42
Ferrothorn Impish@Leftovers
Power Whip, Iron Head, Knock Off, Thunder Wave
対マンムーやスイクンが厳しかったことでギルガルドから変更した新顔。メガチルタリスとのタイプ相性がよく、お互いに上手く弱点を補ってくれます。
採用にあたっては「ボルトロスやナットレイとの戦いに有利なナットレイ」を意識しており、持久戦で効果を発揮するたべのこしを持たせ、逆に相手のゴツゴツメットやたべのこしを無効化できるはたきおとすを覚えさせました。また攻撃力はHP振り水ロトムを高めの確率で一撃、防御特化スイクンをおおよそ2発で倒せるよう攻撃を伸ばし、有利な相手を素早く倒せるようにしています。
【反省点】
以前よりは苦手な相手は減ったものの、ニンフィア、ボルトロス、ゲンガー、メガガルーラあたりはまだ辛めです。あくびループが決めにくくなったことからラグラージ、悪タイプであるものの十分なゲンガーへの対抗策になっていないゾロアークあたりは上記のポケモンに強い別のポケモンに入れ替えることを検討しています。ボルトロス、ナットレイ、チルタリスの3匹の組み合わせはなかなか使いやすかったのでこのままいこうかと考えています。
今のところほぼ全試合チルタリスを選出し活躍させることができており、使っていてとても楽しいです。今後も改良を重ねていきたいところ。
ここまで読んでくださりありがとうございました。