Leer Meowstic team ver VGC2014!
今更ではあるのですがちょっとカロスダブルをやる機会があり、その際に組んだ
にらみつけるニャオニクスパーティ カロスダブルver です。
以前トリックアトリートでにらみつけるヤミラミを使用し想像以上に楽しかったために、もう一匹のいたずらにらみ使いであるニャオニクスをテスト。初期技と侮れないにらみつけるの力…!
(しっぽをふるも同じ効果でこちらは更に可愛いのでぜひとも使いたいところではあるのですが、残念ながら今現在いたずらごころでしっぽをふるを覚えるポケモンはいないようです。レパルダスとか覚えてくれればいいのに…)
・種族値が全体的に高い
・あまえる、でんじは、ファストガードなどの補助技を所持
・フェアリーに弱くない
・素早さが高いために隣の先制技持ちのポケモンとの先制コンボが狙える
点で勝ります。逆に
・不意打ちの威力に期待できず、自身はほぼ攻撃に参加できない。
・悪・ゴースト技が弱点(あまり見ないけど一応虫技も)
・挑発がない、さきおくりでの奇襲ができない
点では劣ってしまいます。
また似たように火力アップを狙ういばしんぴ型と比較すると、効果が相手2体に及ぶこと、その効果が相手が倒れるか交代するまで残ること(いばしんぴは横のポケモンが倒れると強化分がパー)、しんぴのまもりを使う手間が必要ない点が利点です。
【個別解説】
ニャオニクス おだやか@メンタルハーブ 181-x-109-x-133-124
にらみつける でんじは あまえる しんぴのまもり
Meowstic Calm@Mental Herb
Leer, Thunder Wave, Charm, Safeguard
コンセプトのにらみつける、便利な素早さ操作技のでんじは、メガガルーラやメガクチートといった強力な物理型ポケモンの攻撃力を削ぐあまえるを採用し、最後の枠にはロトムやゲンガーのおにび、ダークホール、モロバレルを対策できるしんぴのまもりを採用しました。相手のニャオニクスやレパルダスの補助技対策になり、メガクチートやファイアローの強力な先制技を防げるファストガードとは難しい選択でした。
いばるとにらみつけるのコンボもちらっと脳裏をよぎりました(笑)
努力値について、特に素早さを伸ばすかどうかが重要な問題でした。というのも素早さを伸ばせばその分横にいるポケモンの先制技より先ににらみつけるを決めることができるようになり、先制技の射程が大きく伸びるためです。
例えばニャオニクスを最速にすればメガガルーラの最速ふいうちや最速メガガルーラ抜きファイアローのブレイブバードを相手の耐久力を下げた後に決めることができます。
しかし今回はなるべく長く場に留まりサポートをする、という基本的な要求を満たすべく耐久に特化し、逆にファイアローの素早さを落とすという選択肢をとってみました。
耐久力は
です。
メガガルーラ ようき 181-177-120-x-120-167
おんがえし グロウパンチ ふいうち まもる
Mega-Kangaskhan Jolly
Return, Sucker Punch, Power-Up Punch, Protect
メガエース。にらみつける+おんがえしは非常に強烈で、相手のメガガルーラなど等倍の相手のほとんどは一撃で倒すことができます。この技を最大限活かすべく、努力値は攻撃&素早さ特化に。最速にすることで相手のサザンドラ、メガリザードン、メガガルーラ相手に動きやすくなります。同じくパーティに入っている重戦車型のクチートとの棲み分けの意味も兼ねて。
にらみつけるの補助なしでもグロウパンチで自ら火力を上げることができます。
ファイアロー(NN:Blazing Gale) ゆうかん@こだわりハチマキ 176-146-100-x-90-120
Talonflame Brave@Choice Band
Brave Bird, Flare Blitz, Giga Impact, Tailwind
まさかの勇敢ファイアロー。ニャオニクスのにらみつけるからきれいに繋がるようにあえて素早さを落としてみました。
耐久は相手の特化ファイアローのハチマキブレイブバードを耐えるように物理耐久を重視。
メインウェポン2つ、そしてロトムへの打点となるギガインパクトを採用し、最後の枠は特にいいものが浮かばなかったのでいざというときのサポートになりそうなおいかぜを採用。
変なことはせずともようきハチマキでフレアドライブ軸にする手もあったのですが、ブレイブバードの通りの良さを光らせたいということでゆうかんにしてみました。
ガブリアス(NN:デモルト) いじっぱり@こだわりスカーフ 183-200-115-x-105-154
Garchomp Adamant@Choice Scarf
Outrage, Dual Chop, Earthquake, Rock Slide
NNは金色のガッシュから。ギルがドム・バルスルク!(げきりん!)
ダブルでげきりんを活かしてみたかったという理由でやってみた実数値200の正義の逆鱗。にらみつけると合わせればいろんな相手が一撃で倒れます。ダブルチョップで相手のタスキガブリアスも倒せたり。
200+にらみげきりんで無振りメガガルーラが7割の乱数1発、200+にらみじしんで無振りサーナイト確定一発です。地震は巻き込まれるニャオニクスも痛いのですが一応高確率で2発耐えるようにはなっています…。
メガクチート いじっぱり 143-172-146-x-116-84
じゃれつく ほのおのキバ ふいうち まもる
Mega-Mawile Adamant
Play Rough, Fire Fang, Sucker Punch, Protect
ここまでのポケモンとの相性補完がよく、第2のメガ枠として。にらみつけるとの相性は良好で、にらみ+ふいうちで耐久力の高くない相手であれば一撃で倒せることもあり、にらみ+じゃれつくはほとんどの等倍ポケモンが一撃で倒れます。
対メガクチートミラーも任せたいために少しだけ素早さに回しています。選出する場合はでんじはをどんどん決めていきたいところ。
厄介なギルガルドやハッサム、ナットレイへの打点としてアイアンヘッドではなくほのおのキバを採用。アイアンヘッドが欲しいのは毒タイプが相手の時程度で、まあ無くても大丈夫でしょう。
水ロトム(NN:motoR) ひかえめ@こだわりメガネ 156-x-128-172-127-107
Rotom Modest@Choice Specs
Thunderbolt, Hydro Pump, Volt Switch, Hidden Power(ice)
唯一の特殊アタッカーである相性補完係。こだわりメガネを持つことでここまでの5匹が苦手とする相手を素早く倒すことを期待しています。
火力も耐久もギリギリなので純粋なHP-特攻特化に。
【雑感まとめ】
にらみつけるは自然に使える強力なサポート技ですが、それに頼らずとも単体性能の高いポケモンが集まったことでスタンダードな戦いをすることも可能で、思っていた以上に扱いやすいパーティに仕上がったと感じています。
次はいたずらごころに頼らないしっぽをふるパーティでも作ってみたいところです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。