ついに解禁されたボルケニオン!初のストレートな名前6文字ポケモンですね。
ボルケニオンは炎・水という一見相反するような2つのタイプをもっており、さらに専用技スチームバーストを覚えます。
ここではボルケニオンを対戦で活躍させるための育て方について考えた結果をまとめてみます。
(以下の考察は基本的に全解禁ルールを想定しています)
◆概要
タイプ 炎・水 (弱点:地面・岩・電気、1/2:虫・フェアリー 1/4:炎・氷・鋼 ・無効:水※)
特性:ちょすい
種族値 80-110-120-130-90-70 ←どことなくメタグロス(80-135-130-95-90-70)に似てますね
体重:195kg(けたぐり・くさむすびの威力はぎりぎり100!)
専用技:スチームバースト(水特殊 威力110、命中95、3割の確率で相手をやけどに)
炎・水タイプながらなんと氷タイプの技も覚えるぞ!→しろいきり(大人しくめざめるパワーを使いましょう)
◆有利な相手、不利な相手(禁止伝説とメジャーな一般、幻から)
不利
グラードン レックウザ パルキア ギラティナ ゼクロム イベルタル ジガルデ
メガボーマンダ ボルトロス
五分五分
ミュウツー ルギア カイオーガ デオキシス ダークライ シェイミ アルセウス レシラム キュレム ディアンシー フーパ
メガガルーラ クレセリア ファイアロー ランドロス ドーブル
有利
ホウオウ ジラーチ ビクティニ ゲノセクト ゼルネアス
ナットレイ
炎+水を半減する相手としてはドラゴンタイプ・水タイプが挙げられ、基本的にそれらの相手には有効打が無いことに注意が必要です。
ナットレイに強い水タイプというのは一つの個性ですね。
◆技考察
一般的な水タイプと比べると氷技を覚えない点がネックです。炎・水タイプだしそこは仕方ないか…
スチームバースト
入れない理由はないと言えるほどの高性能な水技です。水技は基本的にこれで足りるでしょう。
ちなみになみのりは覚えません。なみのりパーティに組み込む素質はありそうなので残念かも?
かえんほうしゃ、だいもんじ、オーバーヒート、ねっぷう
ほとんどの炎ポケモンが覚える基本的な炎技。命中、威力、範囲、求めるものに応じてチョイスしましょう。
ニトロチャージ
一度使用し素早さを上げることができれば技を打ち分けやすくなります。上からのスチームバーストで火傷を狙うもよし。
きあいだま
サザンドラへの有効打。強化アイテムを持てばメガガルーラも倒すことができます。
だいちのちから
ゲンシグラードンやゼクロム、ボルケニオンへの打点になります。断崖の剣や雷撃を避けて反撃しましょう!(上を取られているときはできるだけ逃げましょう)
めざめるパワー(氷)
ボーマンダピンポイント。またいのちのたまがあればガリョウテンセイ後のメガレックウザを珠ダメージ込みで落とせる可能性があります。
強化アイテム無しでは2倍ドラゴンには残念ながら大したダメージが入りません…。
ソーラービーム
パワフルハーブを持てば一発目はすぐに使うことができます。水、炎の両方を半減してくる水タイプに有効です。ただし天候を雨にするカイオーガにはあまり効果はありません…
くろいきり ほえる
ゼルネアスのジオコントロールによる能力アップを無効化することができます。
その他覚える技はこちらへ
◆持ち物考察
こだわりスカーフ
先手で使うことで真価を発揮するスチームバーストを高い素早さから使えるようになります。
いのちのたま
エースとしての火力を引き出すのであれば。
こだわりメガネ
技の打ち分けはできなくなってしまいますが、スチームバーストの火力がヤバコイルwww
パワフルハーブ
ソーラービームを即座に使えるようになります。
◆耐久調整
186-141…189剣舞珠アルセウスの神速確定耐え
◆性格
ひかえめ★★★
高い特攻を更に伸ばし、スチームバーストで相手をガンガン倒していきましょう。
おくびょう★★★
スカーフを持たせる場合に。ひかえめでは抜けないダークライやシェイミ、ミュウツーを抜くことができます。
せっかち、むじゃき★★★
だいばくはつの威力を下げたくないときのスカーフ型用に。
れいせい★★
トリックルームアタッカーとして。だいばくはつを使う場合は攻撃の個体値も高いのが望ましいでしょう。
ゆうかん★
だいばくはつの火力を求めるのであれば。
★厳選用個体値表
レベル70、性格はランダムです。3Vまでは確定しています。
妥協ラインは人によって様々ですが、僕は個体値-10(レベル50時に能力値が理想-5)までをラインにしています。参考までに!
下降補正 補正無し
上昇補正
◆ルール別考察(全解禁ルールを想定しています)
対ドラゴンが厳しいボルケニオンにとって伝説竜だらけの伝説戦はやや逆風がきつそうですが、上手く活躍させてあげたいところですね。
シングル
ニトロチャージ以外目立った積み技が無く、更に数の多いドラゴンに有効打が無いことが多いのでエースとしての使い方は難しそうです。また後出しができる相手も鋼タイプ程度でそれほど多くはありません。
スチームバーストが火傷の追加効果があることもあって受けにくいので、序盤にスチームバーストで相手にダメージや火傷を蓄積させる戦い方が使いやすそうです。上手く物理型の相手を火傷にできたらその相手を積み技の起点にすることも狙えます。
こだわりスカーフ型などは使いやすそうです。
ダブル・トリプル
グラードン・カイオーガのどちらと組んでもどちらかのメインウェポンが強化されます。カイオーガにやられにくい炎タイプとして(現環境ではかみなりを使うカイオーガが少なめであるため)、ゲンシカイオーガに炎技を封じられたら今度は水技で、等と上手く攻めていきたいところです。
スカーフ型は他のルール同様扱いやすく、打ち分けこそできないものの火傷付き高火力のスチームバーストが相手に圧力をかけます。レックウザやカイオーガと組めば相手のゲンシグラードンを水技で倒すこともできます。
ローテ
後手に回ってしまうとメガレックウザやゲンシグラードンの攻撃で一撃で瀕死になってしまう場合もあり、またジオコントロールゼルネアスには打ち合ってもやられてしまいます。
こだわりスカーフを持てば、上からスチームバーストを打つことでメガレックウザの火傷による弱体化を狙ったり、ジオコントロールを使われる前にゼルネアスへまずまずのダメージを与えることができます。
ゲンシグラードンもローテーション時に天候が元に戻るため、このルールではスチームバーストの威力を味わせてやることができます。威力・追加効果のおかげで一貫性の高い攻撃となるでしょう。
以上、ボルケニオンの考察でした。
ここまで読んでくださりありがとうございました!