maikeruのポケモン育成日記

maikeruのブログです。ポケモンをはじめとしたゲームの考察や感想、その他色んなことを書いていきます。

ドイツ1ヶ月生活レポート~ポケモンマスターを目指す世界の旅~

大学院の必修カリキュラムの関係で1ヶ月ほどドイツに短期留学してました。

ちょうど偶然その時期にドイツでポケモンの大会もやっていたのでこれも実質ポケモンマスターを目指す旅の一環だったということにしておきます(笑) 

ドイツ語が全く話せない自分はこのドイツ実習がかなり不安だったのですがなんとか無事に帰ってくることができそうなので色々生活のこととかをまとめておきます。

 

 

準備編

持ち込み食糧

非常用ご飯、煮干し、味噌汁(12杯分)、フルグラ

非常用ご飯は美味しかったです。フルグラも毎朝の朝食として重宝しました。
宿には湯沸かしポットはなく、電子レンジとマグカップがあったので、水を温めてお湯にしていました。 煮干しも小腹が空いた時のいいおやつになりました。

無くても大丈夫だけどあるとちょっと安心。そんな持ち込み食糧です。

 

レンタルwifi

レンタルwifiはここのグローバルwifiを使いました。 

最強でした。ほぼ丸一日つけっぱなしにしても電池が持つ持つ。この会社が良かったのかな?それともたまたまレンタルした装置が新しかったのかな?
値段も1ヶ月で約1万円と非常に安かったです。

他にはSIMフリー端末の人は現地でプリペイドのカードを入手するという手もあるようですが、このwifiレンタルが一番お手軽かつ確実なのかなと思います。空港に着いてすぐ使えますし!

 

衣服

冬のドイツは寒いと聞いていたのでまずは防寒面から。用意した装備は頭:ニット帽首:カシミアのマフラー体上:ダウンジャケット体下:ウルトラヒートテックタイツ手:あったかスマホ手袋足:VANSの生活防水の冬靴、でした。ニット帽は最初の数日しか使いませんでした。この装備なら冬のボンも大丈夫です(気温は大体-5℃~5℃くらい?)

 

その他普通の服については特に自撮りしたりカッコ良く見せたい場面もイメージ付かなかったため、下手な洗濯でダメージを受けてもいいような服を持ってきました。

結果からして失敗したのは下着の枚数。5枚持ってきたのですが足りない!洗濯が1週間サイクルで回るように1週間持つように7着は欲しかったところ。洗濯には洗濯機に2ユーロ、乾燥機に2ユーロの計4ユーロかかるということもあってそれなりに痛い出費でした。

 

生活編

ドイツ語について

さっぱり喋れません。数字すら読めません。滞在してれば少しは覚えるかと思ったらとんでもない。ただ英語もある程度通じるため、英語が話せれば多くの場合なんとかなります。

困るのはレストランに入ったときにメニューが読めないことでしょうか。基本的に外食はジャパニーズレストランかマックで済ませていました。マックではスマホでメニューを開いておき、指さして注文していました。我ながら情けない;ドイツのレストランを楽しみたかったら最低限事前に下調べして料理の名前くらいは覚えておくとよいのかもしれません。

 

宿泊した宿について

宿泊したのはHOTEL KRUGという宿。そのアパートメントタイプの1Kの部屋で1ヶ月滞在しました。

アパートメントタイプというのは初めてでしたが要するに普通の1人暮らしの部屋といったところ。広さは十分。このくらいの部屋で日本で一人暮らしがしたいぞ。

アパートメントタイプだからなのかアメニティはほぼ全く無く、シャンプーや石鹸、ドライヤーもありませんでした。あったのはバスタオル、フェイスタオル、包丁などの料理器具、電子レンジ、冷蔵庫、ホットプレートあたり。湯沸かしポットもなかったのですがマグカップに水を入れて電子レンジで温めてお湯としていました。

1週間に2回清掃とタオル交換をしてくれます。

1ヶ月の宿泊費は約1000ユーロ(14万円相当)(大学負担ですが先払い)

 

食事について

昼は大学の学食や付近にあるお店で研究室の方と一緒に食べていました。

一番よく行っていたのが学食で、注文はいつも2.85€の日替わりメニュー。量がめちゃくちゃ多く、途中から量を少なめにしてほしいということで"small please"と伝えるようにしました。他にはピザ?のお店に行くことも。値段は大体4~6€。つまり普通のランチは大体このくらいの値段で済ませるものなのでしょう。

朝食は持ち込んだフルグラや冷蔵庫に保存してある生ハムやソーセージなどを。夕食は大半スーパーで買って食べており、たまに外食する程度でした。 

以下、自分がよくスーパーで買って食べていたもの。

寿司

海外から見た日本の食べ物と言えば。スーパーでも売っていて、値段は5ユーロ~10ユーロ。基本的に5ユーロのを食べてました。普通にいけます。
この日本フードのシリーズらしいWAKAME Selectionには色々と助けられました。
お箸はたまに割り箸がおいてあるスーパーがあるもののほとんどのお店では見かけなかったので、持っていくと良いと思います。

枝豆

美味しい!こっちでは豆の状態になってパックで入って売ってます。

 

生ハム

美味しい!!!

 

牛乳

安定の牛乳。牛乳はなんとそれだけで生命活動に必要な栄養素のほとんどを摂取できる完全食品!…とまでは行かないようなのですがそれでも栄養的に優れていることは確からしい。そのままで飲んでももちろん、持ち込んだフルグラとセットで食べても美味しかったです。

ところでなんとドイツでは牛乳が常温で売ってたりします。これは大丈夫なのかとネットで調べたところしっかり殺菌してあって開封しなければしばらくは大丈夫とのこと。なるほど。

 

魚の缶詰

スーパーで売ってました。日本と同じ感覚でいけます。1回で食べきるには気持ち量が多いかも?

 

チョコ

めちゃくちゃ美味しい!高級なのはもちろんのこと、スーパーで売ってるような普通のチョコももれなく美味しいのです。お土産にもいくつか買っていきました。

中にはチョコの中にお酒が入ってるものもありました。僕はアルコール耐性があるので大丈夫でしたが結構濃かったのでアルコールに弱い体質の方は注意が必要ですね。パッケージにお酒っぽいものが写ってたらお酒が入ってるのかも?

 

お店

ドイツにはコンビニが無い、日曜日はお店が閉まってる!けど別にそんなに不便ではない

ドイツにはコンビニがありません。一応KIOSKはあったのですが食べ物しか置いてありません。生活用品などが必要な場合はスーパーに行くことになります。

また日曜日にはほとんどのお店が閉まっています。日曜日にやっているお店は一部のレストラン、駅の近くの一部のお店、あとはガソリンスタンドに併設されている売店などです。あとは空港のお店は基本的に日曜日も営業しているそうです。

このコンビニが無い点と日曜日に多くのお店が休業している点、不便かどうかと言われると普通に生活しているうえではそれほど困りませんでした。土曜日に必要な食料を入手しておけばOKです。

 

ドイツの大手スーパーEDEKA

宿から徒歩1分の距離にあったスーパー。大変お世話になりました。 
レジ袋は言わなければ貰えないので、買い物用の袋は用意しておくとよしです。

 

GameStop

我らがGameStop!!ゲーム好きならまずは見つけるべきお店。ゲームの他にカードゲームやゲーム関連グッズが売ってます。

ドイツの大会に出るためにはヨーロッパ版の3DS本体及びソフトが必要だったため、このお店で購入。海外の友人らからは

"Wouah, you litteraly bought a new 2ds and a new game just for a single event!?"

と呆れられました(笑)

 

雑感いろいろ

治安は多分大丈夫

多分良い。変な人に絡まれることもなかった。
とはいえそれも極力夜に外出しないようにしてたからこそなのかも。まあつまり普通にしてる分には大丈夫です。

 

小銭処理

ドイツのお金もすぐには覚えられないため基本的に買い物ではお札を出してお釣りが返ってくるわけですが、これがあっという間に財布が小銭だらけに。

洗濯機の利用に1€コインが4枚必要だったため1€コインは積極的に取っておくとして、残りのコインは2.85€と値段がわかっている昼食で処理していました。食堂のおばちゃんすまぬ…

他の国にいるときはよく自動販売機で小銭処理をしていたのですが偶然なのかどうか、ドイツでは自動販売機があまり見当たりませんでした。

 

研究実習について

一応今回の旅の主目的は研究実習なのでそちらの感想についても。

研究室内での公用語は英語ということでまずは安心。…安心?いやわからない!!ポケモンのイベントではけっこう海外の選手と話せていたためもう誰とでも英語を普通に話せるかと思ったらそんなことはなかった。言ってることを上手く聴き取れなかったり言いたいことを上手く表現できなかったり。結局最後まで満足にコミュニケーションが取れるレベルには達せませんでしたが、最低限実習で解説の重要なポイントを理解することは辛うじてできました。誰とでも英語でコミュニケーションが取れるレベルに達するにはまだまだ練習が必要そうです。

実習内容も全く自分の守備範囲外のテーマということもあってなかなか苦戦したり集中力が途切れたりもしましたが、一応実習の内容は一通りこなすことができました。

研究室の雰囲気はとにかくフリーダム。来る時間帰る時間などは決まっておらず、全体のゼミなど決まった予定もなく、各自進捗があり次第研究室のメンバーと議論していた模様。自分は5時~6時頃帰っていましたが、他のメンバーも大体そのくらいの時間には帰っていたようでした。各々上手くパフォーマンスを引き出しており、働き方改革が進んでいるドイツらしい効率的なシステムだなと思いました。

そしてメンバーの皆さんが本当に優しく温かい。話す聞くも満足にできない自分を毎日お昼に誘ってくださりました。一度ホームパーティに招いていただいたこともあり、貴重で楽しい経験でした。ホームパーティの時にやったゲームの1つが「順番に「今まで自分がやったことないこと」を言い、それをやったことがある人はお酒を飲む」というものでした。これなかなか面白かったので機会があったらやってみたいなと思います。

そういえば研究室関連の写真全く撮ってなかった…!雪の日の窓からの景色でも。

 

ポケモン大会!

自分の心の中でのメインイベント。このためにBonnからLeipzigへ飛んで行きました。BonnからLeipzigまでは約400kmですが、飛行機で約1時間。速い!!

宿はBooking.comで取り、航空券はTrip.comで取りました。ICEという高速鉄道を利用する手もありましたが、飛行機のほうが速いのと予約に自信が無かったために断念。

…飛行機は速いと思ったけど空港に早めに着かないといけないことを考えると実はICEのほうが良かったのかもしれない;

 

宿はHOTEL PAPILIOにて2泊しました。Leipzig Messeまでは徒歩約30分と少々遠かったものの、こちらは完全なホテル部屋だったためかドライヤーをはじめとしたアメニティは一通り揃っており、いい宿でした。

 

 

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では大会の話。

唯一の日本人選手ということでスタッフの方も他の選手の方も暖かく接してくれました。

研究室で若干英語の自信を失いかけたものの、こっちではほとんど問題なく英語でコミュニケーションが取れました。やっぱり単語を知ってるって大きいんだなあと、ポケモンを英語でプレイしてて良かったなあと思います。話も弾んで新たな友人もできました。

会場も大きくて大会らしい雰囲気で良かったのですが、なぜかスクリーンが無かったのは残念;

 

海外のプレイヤーは非常にマナーも良く、試合が始まる前にはGood Luck! 試合終了後にはGood Game! Good luck for your rest of the battles!と。勝っても負けても気持ちよく対戦ができます。

 

では大会での戦績などについて。

今回の使用パーティは

ゲッコウガ、フシギバナ、メガリザードンY、カプ・コケコ、カプ・テテフ、ギルガルド。

水・炎・草の3つの誓い技全てを採用した3色誓いパーティです。

…本当はもっと洗練されたパーティを使いたかったのですが準備(練習)が間に合わず自信のあるパーティを組めず、どうせ自信がないならいっそ他の人が使わない珍しいパーティに賭けようという流れで決まったパーティ。

やはり調整不足が目立ち苦戦を強いられ結果は5勝3敗。勝ち上がり条件であるベスト8には7勝1敗がライン(運が良ければ6勝2敗でも)

…うっかりミスで落とした1試合を若干後悔しています;

 

せっかくなのでいくつか会場で保存できた対戦動画を。

第1回戦


3色誓いパーティでドイツの大会に挑戦!第1回戦~Challenge to the Regionals with 3 colors Pelege team~

 

第2回戦


3色誓いパーティでドイツの大会に挑戦!第2回戦~Challenge to the Regionals with 3 colors Pelege team~

 

第3回戦


3色誓いパーティでドイツの大会に挑戦!第3回戦~Challenge to the Regionals with 3 colors Pelege team~

問題のミス試合。ミミッキュへ集中攻撃をしかけたつもりがなぜか合体の誓いに…!ヘドロばくだんを押したつもりが間違えて草の誓いを押していたようでした;

 

終わってみて

実のところ嫌々行ったこの実習。理由は色々あったのですが、いざ終わってみると良い経験になったなと思います。こんな機会でもなかったらドイツに行くことはなかったでしょう。ドイツはいい国でした。

海外での1人暮らし体験という意味でも。主言語のわからないドイツでも何とかなったので英語圏ならもう1人暮らしできる!という自信が付きました。ずっと実家暮らしだったのでそもそも普通の1人暮らし体験にもなりました。お金が貯まったら早く一人暮らししたいぞ。

英語に関してはまだまだ力不足を感じました。研究室の人たちともっと色んな事を話してみたかった…!もっともっと英語スキルを磨いて、ポケモン仲間だけでなく色んな人と思うがままコミュニケーションが取れるようになりたいなと思いました。

 

という感じでドイツレポートとします。ここまで読んでくださりありがとうございました!

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