2018/8/22~8/28の期間でアメリカのナッシュビルへポケモンの世界大会WCS2018へ行ってきました!
どちらかというと自分の備忘録的な面が強いですが、ひとまず旅のレポートとして。海外旅行の持ち物などはほかの目的でも参考になるかも。
まずは旅の日程を決める
時差なども考えると選手チェックインの前日には現地入りしていたいと考えたため、水曜日に到着する計画に。水曜日発、(現地時間)水曜日着。時を超えていけ。
自分はあまり観光に興味が無いのとあまり有休を消費したくなかったので、大会が終わって翌日の月曜日にはすぐ出国する計画に。ただまだすぐには帰らない他の選手と交流したりせっかくの現地を楽しむこともできるので、月曜日もお金や時間に余裕があれば現地で過ごせるといいのかなと思います。
計画が決まったところで予約。今までは旅行代理店としてHISを使っていたのですが、だいぶ海外旅行にも慣れてきたので今回は初めて自分で飛行機と宿を取ってみました。
飛行機は…あ、どこ使ったか忘れた;googleで調べて上の方に出てきたところを使って。宿の予約はBooking.comで。
有給休暇は水木金月火の5日消費の予定でしたが、出発前日にもゆっくり準備したいと考え出発前日の火曜日も取得。正解だったと思います。
申し込み等準備
・モバイルwifi
代替手段を使わないのであれば必須です。
・機内wifi申し込み
事前申し込みすると安くなるらしいので今回は事前申し込みに。が、事前に調べたミスだったか申し込んだところと違う機内wifiサービスだった。ナンテコッタ!普通に機内で申し込んでよさそうです。
・(海外旅行保険はこれを読んでクレジットカード一体型にすることに。エポスカードを持っていたのでそれを持っていく。しかし飛行機の乗り継ぎがあるなど、何らかの不安要素がある場合はちゃんと入ってもいいかも)
海外旅行保険はクレジットカード付帯保険で十分!一般保険と価値を比較 | クレジットカード大学
・両替
今回は2万5000円分をアメリカドルに両替しました。最寄りのゆうちょ銀行にて両替。空港よりもコスパが良いらしいです。
・ESTA
アメリカに行くのに必須の認証手続き。
持ち物
手荷物
・クレジットカード
上限20~30万のを3枚。VISA2枚とMASTER1枚。宿代やお土産代を払うことになるわけだけど、万一どれかが使えなくなった場合を考えるとこのくらい持っていくのがいいのかなあと。
・海外用財布
中身の入れ替えが面倒なので日本の財布とは別のものを持って行った、というより今後もアメリカに行く(行きたい)のでアメリカ用の財布を用意してます。余ったお金を繰り越したりできて便利!
・モバイルバッテリー及び充電用ケーブル
・(ヘアドライヤーは客室のあるらしいのでそれを信じる。無かったら頑張って話して借りることにする。)
・(変圧器・変換プラグはアメリカは必要ない)
・マスク、喉飴
飛行機内が乾燥するのでそれ対策と、現地で体調を崩しがちなのでそのときに少しでも喉をサポートするため。
・ウェットティッシュ
・PC
・ノイズキャンセルイヤホン
機内の耳栓代わりに便利。スマホにWCSへ向けたBGMのプレイリストでも作っておくと気持ちが高まるかも。
↓コードが邪魔だったのでこういうワイヤレスのだと更に良いな、と。
・3DS及びソフト
・パーティシート
予備もかねて印刷済みのを2枚持っていきました。地味に書くのに時間がかかるのでパーティが決まっているなら事前に記入しておくと良し。
・予備の3DS
・予備のソフト
大会会場で限定ポケモンが配布されたりするため。今回はメロエッタでした!
・過去作ソフト
大会が終わった後に過去作のルールで遊ぶことがあるため。
スーツケース
・着替え
TシャツはWCSTシャツを着ることが多いのでそこまでいらない。下着がDay2に突入するのは辛いのでしっかり必要な分持っていくこと。
・パジャマ及び寝る用Tシャツ
・ハイゼリー(栄養ドリンク)
2本持って行った。体力が尽きがちのところ大変重宝したので次以降は毎日本持っていきたいところ。
・非常食
お湯を入れるとご飯ができるやつ3つとフルグラ。ナッシュビルであまり食料調達ができなかったこともあって大変重宝したので、次からはご飯は念のため毎日分持っていきたい。
・歯ブラシセット、髭剃り、シェービングジェル、洗顔フォーム、ヘアワックス、保湿ジェル
・PC充電器
・ポケモンカード及びカードケース
一応サイドイベントに参加するかもなと思い。
・ノート
対戦中のメモのために、そして記録と思い出のために。大会用だとリングノートが使いやすい。
お世話になった非常食と栄養ドリンク。次もぜひ持っていきたいところ。
いざ出発!しかし…
トレーナーパス片手に「最終試練」へ挑む決意を固める自分
飛行機の乗り継ぎ、失敗!w
乗り換え時間90分だったのですが入国審査がめちゃくちゃ混んでいて、自分はすんなり行けたのですが友人が時間のかかる列に振り分けられてしまい、次に荷物検査では私が足止めを受けてしまい、結果的にギリギリのところで搭乗締め切りを逃してしまいました。
その後結果的にどうなったかというと、まず別の飛行機を手配してもらいました。次の飛行機は約2時間半後。まあいいか、と思ったのですが、この飛行機は直でナッシュビルへ行くものではなく、また乗り継ぎが必要な模様。ナッシュビルへの到着は夜になる、夜に宿まで一人でスーツケース引きずって街を歩くのは嫌だなあなんて思ってたりしました。すると、なんとその新しく手配してもらった飛行機が遅延、またしても乗り継ぎ失敗。結果的にその日はナッシュビルに行けなくなり、乗り換え地のヒューストンにて宿泊することに。宿は航空会社が手配してくれ、宿代も航空会社が出してくれたのですが、いやあこんなこと実際にあるんだなあと。少し余裕を持たせた計画で良かったなあというのと、早めに現地入りしてコンディションを整える予定が狂ってしまったなあなどと思いながら就寝。
飛行機の乗り継ぎは本当に注意。乗り継ぎトラブルが怖い人は海外旅行保険申し込んで入ってもいいのかも?
無事ナッシュビルに到着、そして
まずは宿でぎりぎりまでパーティを考える(こうなりかねないので出国までにちゃんとパーティを考えてきましょう…)。
①深夜に新しいデッキを組んでいる時
— あかまぐろ@mtg/赤単 (@akmgr_mtg) August 21, 2018
②朝起きて完成したデッキを見た時 pic.twitter.com/dgpzc41jGK
その後まず日本人選手へのオリエンテーションに参加。しかし予定されていた時間に会議室へ行っても中は真っ暗。Twitterで聞いてみるとYTさんが場所を教えてくれました(ありがとうございます!)。場所変わったなら公式連絡くれ!!といっても中身はそんなに大事な情報はないオリエンテーションだったように思います。
その後はポケモンの努力値配分()。先に物販に行き、その後選手チェックインへ。2015年の時はパーティ登録は当日でよかったのですが…、まあでも前日登録のほうが合理的ですよね。
今年のウェルカムキット。やはり豪華…!
会場でカードのトレードが行われており、ルザミーネFull Artとルチアを入手!嬉しい!!
ルチアFull Artもぜひ欲しかったのですが残念ながら見つからず…。
会場の様子
会場入り口付近
会場メインステージ
サイドステージ。カッコイイ…!
ソーナンスのタンバリンが可愛い
サイドイベント。2015,16のときはもっと色んな面白いルールのサイドイベントがあったのだけど、やらなくなっちゃったのかな。
体力が尽きたことと引き換え景品にそれほど欲しいものが無かったこともあり、結局このタイプのサイドイベントには参加せずでした。
大会結果など
使用したのはこの6匹、結局ぶっつけ本番になってしまいました。あまり自信を持って公開できるものでもないので、パーティの詳細についてはそのうち気が向いたら別記事で紹介します。
※10/5追記 公開しました!
一応このパーティにした理由としては、今新作の関係でイーブイが注目されているのでイーブイで勝てるとカッコいいなあと思ったり、あとは相棒のドーブルがいること、そしてカプ・テテフ+イーブイの組み合わせを使ってみたかった、というような考えから出来上がりました。テテフドーブルイーブイの残り3匹、何が正解だったのだろうか…。
結果は5勝4敗。なんとか勝ち越すことはできたものの、Day2出場権を得ることはできませんでした。全国大会のときにDay2でなくDay1出場権でも十分と考え「Day1は頑張って抜ければいいでしょう」と甘く見ていたのがいけませんでした…(最も当時も準備不足でDay1権自体御の字だったのですが。成長してねえ…)。
最終戦はなんとイーブイドーブル使い同士のミラーマッチ。やはり世界は広いですね。
激戦の最終戦をぜひご覧いただきたかったのですが、サイドイベントに別のソフトを使ったところ最終戦の記録がそっちで上書きされてしまいました。どうやら対戦の対戦の記録はソフト毎ではなく本体で1つしか記録されないみたいですね;記録が残せずとても残念です、次からはサイドイベントは別の本体を使うことにします…。
おおよその試合内容としては、
こちらプテラカラマネロイーブイカプ・テテフ、相手イーブイドーブルミロカロスガオガエン。相手のドーブルのムラッケで素早さが上昇、攪乱される中カラマネロのトリックルームで応戦し、相手のイーブイバトンを受け継いだミロカロスの能力上昇をこちらのカプ・テテフが自己暗示でコピー。ミロカロスVSカプ・テテフの激しい打ち合いの中、カプ・テテフのサイコキネシスでミロカロスの特防が下がると同時に勝気が発動、威力の上がったねっとうによりカプ・テテフが倒されて負けるという試合内容でした。
振り返ってみて
今回の大会、国内外のサイトで注目選手として紹介してもらうことができました。世間的にはジオコンドーブルの単なる一発屋と思われているのかなあと思っていたので、トッププレイヤーの1人として認めてもらえたような気がしてとても嬉しかったです。
2018 Worlds Preview - Japan Edition
【WCS2018前夜特集】世界大会に出場するPJCS2018を勝ち抜いた日本プレイヤーとスケジュールまとめ | イーブイナイン
…が、残念ながらその期待に応えるほどの成果を挙げることができなかったこと、とても悔やまれます。
色々気持ちが落ち込み気味でしたが、海外の方のツイートで
「もしあなたが自分はDay2に進出できなかった敗者だなんて言おうものなら、それはただ世界大会を目指ししかし叶わなかった多くの選手を侮辱することになる。この世界大会に出場している全員が既に勝者である、そのことを忘れないでほしい。ただ残念ながら各グループたった1人しか世界チャンピオンの称号を得られないのだ。」
というものがあり、それにとても心救われた気がしました。
If you call yourself a failure tomorrow because you didn’t advance to Day 2, you’re only insulting everyone who tried to qualify for Worlds and failed. Keep this in mind: everyone’s a winner, but unfortunately only one person per age group can take the title of World Champion
— Jwanie Pizzaslice (@Jwanie99) August 23, 2018
大会当日までに自信の持てるパーティを組めなかったことは大変悔やまれますし反省し改めなければいけませんが、それでも個々のポケモン達は頑張ってくれましたし、なんとか勝ち越しまで踏ん張った自分の腕にはきちんと自信を持とうと思います。
その他全般的な細かな反省点
・大会限定グッズ、自分で必要な分は買ったものの、もうちょっとお土産分を確保してもよかったのかなあ と。
・ナッシュビル、近所にあまりコンビニなどがなく食料調達に苦労しました。非常食もっと持っていけばよかった…。あとハイゼリー。
・体力尽きてアフターパーティを逃す。
今回の会場間近ホテルは日本人選手が集まってるだけらしく、海外勢のいるアフターパーティ会場でもあるホテルで帰りの心配をせずに楽しむ、という計画が崩れてしまいました;そもそも体力的にもアフターパーティの情報を得る前にダウンしてしまったため、そのあたりだいぶ勿体なかったなあというところです。
ホテル21Fからの夜景は綺麗でした。
今年の島巡りもこれで終わりか、とトレーナーパスポートと島巡りの証を見る自分。
まとめ
色々といくらか悔いの残る結果になってしまったものの、初めてのオンライン予選突破、ドーブルやイーブイとの全国大会ベスト16、この1年は選手として大きく成長させてくれました。そもそも世界大会出場権を得るまでも十分な準備ができずぶっつけ本番ばかりだったので、ここまで来れただけでも御の字です。
来年こそは十分な準備をし、大会上位入賞目指して頑張りたいと思います。
ナッシュビルのトロフィー。来年こそは、きっと…!
Koutaroはレポートをしっかり書き残した!