概要
ポケモン剣盾のエキスパンションパス・鎧の孤島で登場したポケモン。鎧の孤島のストーリー中でダクマから進化します。
このページではウーラオスの「れんげきのかた」の育成について考察します。
↓いちげきの型についてはこちら
ウーラオス いちげきのかた 育成考察 育成論 - maikeruのポケモン育成日記
種族値(いちげきのかた、れんげきのかた共通)
HP 100
攻撃 130
防御 100
特攻 63
特防 60
素早さ 97
合計 550
ウーラオスは伝説のポケモンであると紹介されていましたが、合計種族値的にはいわゆる準伝説ポケモンを少し下回る程度であり、ランクバトルでも使用可能なように見えます(使用可能かどうかはまだわかりませんが、使用可能を仮定して考察を進めます)。
一般ポケモンとしてはかなり高水準な能力値です。高い攻撃と高水準な物理耐久、なかなかの素早さを備えています。ただし特防は低め。ローブシンと同程度なので許容範囲との見方もできますが、ウーラオスは素早さと攻撃に振り切ることも多くその場合は低い特殊耐久がもろに出てしまいます。
専用技・すいりゅうれんだ
威力25×3、命中100、PP5、必ず急所にあたる
威力25の、必ず急所に当たる攻撃で3連打。実質的な威力は75×1.5=112.5と、かなりの威力。更に必ず急所に当たるということは相手の能力上昇やひかりのかべを無視し、こちらの攻撃力がダウンしていてもダメージが落ちない、ということです。今作では相手のダイマックス技により能力が上下する場面が多いため、この技の効果はかなり活きてくるものと思われます。
使用率の高いミミッキュに対してもかなりのダメージを与えることが可能で、強化アイテムや雨天候が加わればばけのかわの上からそのまま倒すことも可能です。ちょうどミミッキュより1高い素早さが活きてきます。
特性 ふかしのこぶし(いちげきのかた、れんげきのかた共通)
特性「ふかしのこぶし」は、ウーラオスの攻撃が相手のまもるやみきりを無視するというものです。まもるが多く使われるダブルバトルでは勿論、シングルバトルでも時間稼ぎ技としてまもるは度々使われるのでそれらの読み合いから開放される非常に有用な特性です。
※ダイウォールについてはまだ検証していませんがおそらく流石に防がれてしまうのではないかと思われます。
キョダイマックス技・キョダイレンゲキ
ウーラオス はキョダイマックスすることができるポケモンでもあり、その場合水技がキョダイレンゲキに変化します。キョダイレンゲキの効果は、相手のダイウォールを無効にできるというもの。元々特性により相手のまもるに強いウーラオスですが、キョダイレンゲキがあれば相手のダイウォールすら警戒する必要がなくなります。
なお通常のダイストリームも天候を雨に変化させる便利な技です。どちらも一長一短なので、悩む方はまだウーラオスはキョダイマックスさせない方がいいかもしれません。
個体値厳選について
ウーラオスは物理型のポケモン、かつ基本的には非トリックルーム下で戦うポケモンなので、低い個体値を狙って厳選などする必要はないでしょう。何となく性別や性格の好みがあればお好みで厳選、というくらいです。
厳選は必要ないですが、キョダイマックスさせるかどうかだけは慎重になったほうが良さそうです。
技考察
物理技
すいりゅうれんだ メインウェポン。まず確定で採用して良いでしょう。
インファイト、ドレインパンチ タイプ一致のメインウェポン。基本的にはインファイトがオススメですが場持ちを重視する場合はドレインパンチもアリかと思います。
かみなりパンチ メインウェポン両方を半減するアシレーヌ、ギャラドス、ブルンゲルなど水複合ポケモンに有効です。ダイマックス時はエレキフィールド発生により眠り状態の対策とすることもできます。
れいとうパンチ メインウェポン両方を半減するドラパルト、オンバーン、フシギバナ・エルフーンなどドラゴンやフェアリー複合ポケモンの弱点を突くことができます。
アクアジェット なかなか便利な先制技。技スペースは厳しいですがそれでも持たせておく価値はあります。
つばめがえし、アクロバット ダイマックス時にダイジェットに変化します。こちらの弱点を狙ってくる草タイプに対する有効打でもあります。
どくづき メインウェポン両方を半減するアシレーヌ、エルフーンなどフェアリー複合ポケモンの弱点を突くことができます。ただしダイマックス技との相性はいまいち。
ほのおのパンチ メインウェポン両方を半減するフシギバナ、エルフーンなど主に草タイプの弱点を突くことができます。
あなをほる 追加効果が優秀なダイアースに変化します。ただし攻撃範囲が水技や格闘技と被りがちです。
いわなだれ、ストーンエッジ 格闘タイプとの相性補完の良い技ですが、基本的には対フェアリーや草で活躍する他の技の方が優先度が高そうです。
ボディプレス タイプ一致のボディプレス使いでもあります。てっぺきと組み合わせるなら。
カウンター 実はタスキカウンター→アクアジェットという動きも可能です。HPが高めなこともありなかなか強力。ゴーストに効かない点が惜しいところ。
変化技
ちょうはつ 実は覚えます。相手の補助技持ちを対策したいときに。
てっぺき ボディプレスと組み合わせて
持ち物考察
いのちのたま
ダイマックスと相性良好な攻撃的な持ち物。
きあいのタスキ
タイマン性能が高めなこのポケモンは先発にも向いているでしょう。カウンターやアクアジェットなどきあいのタスキと相性が良い技も覚えます。
こだわりハチマキ
ダイマックスなしでも強力な専用技の性能を最大限活かすことができます。豊富な耐性で有利対面を作り、強烈な一撃をお見舞いしましょう。
とつげきチョッキ
低めの物理耐久を補うことができます。
こだわりスカーフ
高性能な専用技を高い素早さから繰り出すことができるようになります。
性格考察、努力値調整
性格
基本的にはようきにして最速にするのが一番使いやすいと思われます。ミミッキュ、ドリュウズなどから先手を取れる点が非常に大きいです。何か意図あって調整する時のみいじっぱりを選択することになるでしょう。
努力値調整
随時更新予定です。
【攻撃】
200 ハチマキインファイトで151-135ダイマックスジュラルドンまで確定1発
199 2段階上昇雨すいりゅうれんだで171-115ダイマックストゲキッスまで確定1発
194 雨ハチマキすいりゅうれんだで177-128オボンイエッサンを確定ダウン
182 球すいりゅうれんだで131-100ミミッキュを88%の乱数1発、すいりゅうれんだでオボン持ち197-100ウインディを確定1発
181 インファイトで168-149コバルオン確定1発
178 しんぴのしずくキョダイレンゲキで202-156ガオガエン確定1発
173 球すいりゅうれんだで155-95ダイマックスエースバーン確定1発
164 球キョダイレンゲキで202-156ガオガエン確定1発
162 1段階上昇球130ダイサンダーで192-161トゲキッス確定1発
【物理耐久】
195-121 146ファイアローのブレイブバード確定耐え
182-121 182ウーラオスのハチマキインファイト確定耐え
181-121 133ファイアローのブレイブバード確定耐え
【特殊耐久】
201-82 or 177-93 or 175-95 129エルフーンのムーンフォースを確定耐え
【すばやさ】
163 最速。最速ミミッキュ抜き
162 最速ウインディ抜き
157 最速90族抜き(ポリゴンZなど)
155 最速ドリュウズ抜き
149 準速。
147 最速ギャラドス抜き
117 無振り。
【調整例】
177-185-121-x-93-148 (12-148-4-x-100-244)
主にスカーフ型用として考えた調整。
準速95族抜き
129エルフーンのムーンフォース確定耐え
176-180-121-x-100-147 (4-108-4-x-156-236)
ダイマックスさせるために最低限の耐久も確保したなんとなく調整。素早さ147は80族付近とのダイジェット合戦を想定。コーチングリオルと組む用に調整してみたものの、そもそもウーラオスは先発ダイマックスには微妙かもしれない。
181-182-121-x-81-157 (44-252-4-x-4-204)
最速90族抜き
182ハチマキウーラオスのインファイトを94%の確率で耐える
ポリゴンZへの役割を保ちながらもウーラオスミラーを意識した調整。インファイトの耐久ダウンの関係で後攻側が勝つ。
育成例
最速タスキ型
ようきAS@きあいのタスキ 175-182-120-x-81-163
すいりゅうれんだ インファイト カウンター アクアジェット
先発でのタイマン性能に優れますが、ドラパルトなど一部手も足も出ないポケモンが存在します。
球フルアタ型
ようきAS@いのちのたま 175-182-120-x-81-163
すいりゅうれんだ、インファイト、かみなりパンチ、つばめがえし
ダイマックスエースとしての運用を視野に入れた攻撃的ないのちのたま型。メインウェポン2種と、アシレーヌやギャラドスを意識したかみなりパンチ、ダイジェットに変化し草への有効打にもなるつばめがえしを採用しています。