セイムビートで使用したパーティを紹介します。
※レンタルコードは近日中に削除します
ポケモンやアイテムの重複がOKなオンライン大会のセイムビート。ポケモン重複を活かした何か面白いテーマがないかと考えていたところ、カイリュー3匹を採用したワタルパーティというのが浮かびました。1匹1匹はそこそこ強いため、しっかり考えればなかなか戦えるのでは?ということで挑戦してみました。
カイリューにはかいこうせんを採用する技スペースは残念ながらありませんでした()
【個別解説】
ギャラドス
わんぱく@ゴツゴツメット 199-145-140-x-120-108 (228-0-228-x-0-52)
たきのぼり、パワーウィップ、でんじは、ちょうはつ
ワタルの先発といえばこのポケモン。ピカチュウの10まんボルトによって即沈められたギャラドスは数知れず?
ギャラドスはアタッカー型も強力ですが、アタッカーは他にもこのパーティにいるため今回はちょうはつで相手の搦手を止めたり、高い耐久力とでんじはで相手のアタッカーを受け止め弱体化させる役割にしてみました。
技はメインのたきのぼり、搦手対策のちょうはつ、相手の高速アタッカーの素早さを落としダイジェットの起点補佐とするでんじは、そしてサブウェポンには他のポケモン達も苦手とする水タイプへの打点としてパワーウィップを採用しました。ガブリアスやドラパルトなどドラゴンもきつかったのでこおりのきばも欲しかったところですが、どちらが正解だったのでしょう。
まあまあ選出しまあまあ活躍してくれました。
プテラ
ようき@きあいのタスキ 166-157-85-x-95-188 (84-252-0-x-0-164)
がんせきふうじ、じしん、ステルスロック、ちょうはつ
金銀当時は通常習得不可能なはずのいわなだれを使っていたチート疑惑のプテラ。原作再現したかったところですが見送ってがんせきふうじを採用しています。
初手のステルスロック合戦に強いポケモン。相手のステルスロック使いには高い素早さから挑発を入れつつ自身もステルスロックを使用できます。ステルスロックに非常に弱いこのパーティは何としても相手のステルスロックを阻止したいところ。
技は相手の素早さ操作にも対抗できるがんせきふうじ、期待している役割のためのちょうはつとステルスロックは確定とし、最後の技にはサブウェポンとしてじしんを採用しました。弱点を突ける相手が多く、タイマンで勝てる相手が増えると考えました。
少し素早さを削って耐久に割いているのは156ミミッキュのじゃれつく+かげうちを耐えるため。ただHPでなく防御に回せば172球ドラパルトのドラゴンアローなんかも高確率で耐えるようになるため防御に回したほうが良さそうです(ポリゴン2のダウンロードに引っかからない94くらいが良い?)
がんせきふうじを外して大変なことになる場面が何度かありましたが、それなりに選出しそれなりに活躍してくれたと思います。
リザードン
おくびょう@いのちのたま 154-x-98-161-105-167 (4-x-0-252-4-252)
ブラストバーン、エアスラッシュ、ソーラービーム、りゅうのはどう
ワタルパーティの炎枠。かえんほうしゃがかえんほうしゃっぽくてすごかった()
このパーティでは高火力ダイマックス枠をお願いすることに。キョダイゴクエンのタスキ貫通に期待してキョダイマックスにしましたが、ポリゴン2らの受けも許さないサンパワー型でもよかったのかもしれません。
性格はひかえめとおくびょうで悩んだものの、パーティがミミッキュに弱めなことやドリュウズから確実に先手を取りたかったためおくびょうに。ただどちらかというとあと少しパワーが欲しかった場面のほうが多かったような気もします。
技はダイマックス技の威力を最大限高めるためブラストバーン、飛行技は安定技としても使うためにエアスラッシュ、パーティで重めな水タイプを意識してソーラービーム、これまた苦手なドラゴンタイプを意識してりゅうのはどうを持たせました。
ただソーラービームもりゅうのはどうもほとんど使わなかったので、それよりもみがわりを持たせたいところでした。
カイリュー
いじっぱり@こだわりハチマキ 172-204-116-x-121-126 (44-252-4-0-4-204)
げきりん、ダブルウイング、ばかぢから、しんそく
ワタルの相棒カイリューその1。1匹はこだわりハチマキを持たせたパワーアタッカー型にしてみました。パーティで重めなポリゴン2をばかぢからで強打できるポケモンです(最も、マルチスケイルをトレースされたりダイマックスされたりすると依然厳しいのですが...ポリゴン2強すぎ)
攻撃力を重視するため性格はいじっぱりに。努力値はダイジェット1回で最速エースバーン抜きにし、残りを耐久に配分。技は最大威力となるげきりん、使いやすいダブルウイング、ポリゴン2意識のばかぢから、最後に先制技で使い勝手の良いしんそくを持たせました。
こだわりハチマキの攻撃力には何度も助けられ、頼りになる1匹でした。
カイリュー
ようき@いのちのたま 166-186-116-x-120-145 (0-252-4-x-0-252)
ダブルウイング、かみなりパンチ、かわらわり、みがわり
カイリューその2。このカイリューにはパーティ全体で非常に重いキョダイラプラスの対策を任せていました。
対策というのは、ずばり先制みがわりでダイマックスターンを凌ぎ、ダイマックスが切れたところでかわらわりを打ち込むというもの。初手など上手く対面させてやる必要はありますが、このパーティでできる現実的なラプラス対策だったと思います。
その役割からかわらわりとみがわりをまず確定に。メインウェポンはダイジェットにもなるダブルウイングを採用し、最後の技にはエアームドやアーマーガア、ドヒドイデ、トゲキッスなどの弱点を突けるかみなりパンチを採用しました。
持ち物は、威力強化アイテムを持つことでポリゴン2をダイナックル2発で突破できる可能性があるため強化アイテムにすることに。いのちのたまとたつじんのおびで悩みましたが、ダイジェットのパワーも上がるいのちのたまにしてみました。いのちのたまであれば少し火力に余裕もあるため、素早さを最速まで伸ばすことに。
結局ラプラスとそこまでマッチングせずこの作戦でラプラスを倒した場面はなかったのですが、ダイナックルで強化した電気と格闘の範囲で受けループを崩したり活躍してくれる場面もありました。
カイリュー
いじっぱり@アッキのみ 198-170-116-x-137-114 (252-4-4-x-132-108)
ダブルウイング、じしん、はねやすめ、りゅうのまい
耐久竜舞カイリュー。相手の攻撃を受け止めつつりゅうのまいを積み、十分準備を整えてから攻撃に転じます。
非常に強く、相手を完封してしまう場面も多くありました。はねやすめ連打で相手の心を折るのは良心が痛みましたが....でもこのシングルというルール、やはり現実問題相手をほぼ無傷で完封してしまう耐久ポケモンが強いんですよね。
持ち物はコンセプト的にはアッキのみでもタラプのみでも良いのですが、環境的に物理に偏りそうであったためアッキのみに。これは正解だったと思います。
技はダイジェットにもなりメイン技としても使いやすいダブルウイング、相性補完に優れ、かつダイアースで特殊耐久も強化できるじしん、コンセプトのはねやすめとりゅうのまいとしました。ただ今これを書いていて気付いたのですが、メイン技(?)にはワイドブレイカーを採用するとより詰ませ性能が高まりつつ、更に苦手なドラゴンタイプへの対抗手段になったのかなと感じました。次の機会があれば試してみたい。
【苦手だったポケモン】
ドラパルト
とてもきつい。とてもきついのに明確な回答を用意してなかったので尚更きつくなってしまった()
ラプラス
とてもきついものあまり当たらなかった。対策決めてどや顔したかった気持ちもある。
ポリゴン2
とてもきつかった。マルチスケイルをトレースするのはずるいぞ。そろそろポリゴンZへの進化元じゃなくてポリゴンZとの分岐進化先にならないだろうか。
カバルドン
とてもきつかった。実際にはがっつり対策してたので対面自体はなんとかなるのですが初手選択がかなり窮屈になり、他の要対策ポケモンと組まれると安定しませんでした。
ミミッキュ
やっぱりきつい。こちらのダイマックスをばけのかわ+ゴーストダイブで透かされる場面が多かったです。リザードンにみがわりを持たせておきたかった...。
【配信アーカイブ】
【雑感まとめ】
所々ミスがあったりもして勝率はあまり良くありませんでしたが、初戦のワタルパミラーに始まりセイムビートらしいマッチングが多く、非常に楽しい大会でした。
今後も腕を磨きつつも楽しむ心を忘れずポケモンを続けていきたいところです。