スプラ3から始めた人やこれまでスプラをあまりやってこなかった人向けに、(自分の思考の整理も兼ねて)自分が心がけているガチホコのセオリーをまとめてみようと思います。
ゲームスピードの速いガチホコは特に立ち回りや咄嗟の判断が大切で、一瞬の判断がカウントリードを分ける場面も多々あります。逆に言えば判断の成果が出やすいルールでもあり、立ち回りを理解できると非常に楽しいルールでもあると思います。この記事が少しでもガチホコの参考になれば幸いです。
準備編
さんぽでホコ運びルートを確認する
初めてガチホコをやるステージでは、実際にさんぽでステージとカンモン、ゴール、その最短ルートを確認しておく。ホコを運ぶルートが複数あったり近道がある場合もあるため、それぞれのルートをよく知っておきましょう(安全だが遠い道、リスキーだが近道、など)。ホコを進めるルートがわかると戦いが起きやすい場所や攻防の要所というのもわかってきます。
ギアはデスに備えたものやボムを補助するもの、足回り系がおすすめ
攻防が激しく、体を張ってホコを止めることもあるガチホコはデス数が多くなりがちです。そのためカムバックや復活時間短縮、スペシャル減少量ダウンが効果を発揮する場面が多く、特にスペシャル減少量ダウンやカムバックは劣勢をスペシャルで立て直すにも有効です。
またボムは防衛に有効で、足回りの悪いホコはボムを直撃することも多いです。ボムを使えるブキはインク回復やサブインク効率、サブ性能アップなどボムを使いやすくするギアがあると防衛の助けになります。
他に相手インク影響軽減やイカダッシュ速度アップがあるとガチホコを運びやすくなるので、そういった足回りのギアも有効に働きます。
基本
最初のガチホコを割るのは、塗りを広げるため。割れると美味しいが無理は禁物
バトルが始まり、中央に辿り着いたらまずはガチホコを割るのに参加したいところ。ガチホコを割ることで得られるメリットは、自陣インクの範囲を広げれること。自陣が広がればそれだけ前衛が相手を押しやすくなり、最初のキルを入れやすくなります。
ただあくまでメリットは塗りを広げれる程度のことで、絶対に割らないといけないものでもなく、ましてやデス覚悟で捨て身で割りに行くようなものでもありません。ガチホコ割りに負けると思ったら無理をせずガチホコから離れましょう。
ガチホコ割りにはブキの向き不向きがあるので、ガチホコ割りが苦手なブキはガチホコ割りに夢中になってる相手にキルを入れに行く手もありです。ただしそこでデスしてしまうとホコを割られながら人数不利という劣勢状況になりやすいので、決行するかどうかは慎重に。
人数に注目して攻めと守りを素早く切り替える
攻めと守りの判断は他のルール同様、上のイカアイコンで人数差を見て判断します。人数が同じ時はまずは相手をキルするために頑張ります。人数有利ができたら近くにいる人がホコを持ち攻撃に、人数が劣勢になったらできるだけデスしないよう安全な場所に移動し味方の復帰まで上手くしのぎます。
攻める時は大胆に、守る時は慎重に。
攻め
ガチホコを持つのは基本は人数有利ができてから
ガチホコを持つと居場所が相手にわかるようになり、またガチホコは足回りも悪いため相手にキルをされやすいです。そのため無闇に持っても相手の的になり、劣勢を招きがちです。ホコを持つのは基本は人数有利ができてから。
またホコは長射程ブキとみなせる性質があるため、長射程ブキが持つと編成のバランスを良く保てます。ただその時近くにいる人が素早くホコを運ぶことが有効である場面も多いため、自分がとっさに持ってホコを運ぶか、自分は道を切り開く役になって後ろにいる味方にホコを運んでもらうかどうかは臨機応変に判断します。
味方がガチホコを持ったら護衛に回れ!
足回りの悪いガチホコは相手に狙われるとあっという間にやられてしまいます。味方がガチホコを持ったら、すぐに近くに行って援護しましょう。援護とは具体的には
・ホコが進む道を塗って作る
・ホコより前に出て、ホコを狙う敵を見つけキルあるいは退かせる
・横や後ろから敵が来る可能性がある場合は適宜付近も確認
といった動きです。
もし拮抗している場合は、リスクはありますが1人が相手の背後に回ってキルを入れに行くのもありです。
ガチホコを持ったらホコショットで援護射撃か、突撃
自分がガチホコを持った場合は、基本的にホコを運ぶかホコショットで援護するかになります。前衛が敵と交戦している状況であればフルチャージのホコショットでの援護が有効に働きやすいです。ある程度人数有利ができていたり、あと少しカウントを進めたい場合は突撃してカウントを取りに行くのが有効な場面もあります。
もし相手が前衛をすりぬけて自分に向かってきたら、思い切って自分の足元付近にホコのフルチャージショットを撃つと勢い余った相手をキルできることが多いです。
守り
サブウェポンを使った慎重な守りを!
射撃のために相手に近付くとその分デスのリスクが高まります。少し離れたところからボムを使うとリスク少なめに相手を足止めすることができます。スプラッシュシールドやポイズンミストも防衛に役立ちます。無闇に突撃せず慎重に守り、スペシャルゲージが溜まったらスペシャルウェポンも使って相手を退けていきます。
ただしカウントリードやカンモン寸前のところで強引に相手が突っ込んできた場合、体を張って確実に止めるべき場面もあります。そこは臨機応変に。
自陣側にバリアの割れたガチホコを放置するな!
相手が攻めてきて返り討ちにしたあと、自陣側に残ったガチホコのバリアを割ってそのまま放置している人が時々見られますが、これは非常に危険。一見安全を確保したように見えても近くに敵が潜んでいる可能性もあり、有利に見える状況をスペシャルの連発で覆されてホコを奪われると一気にカウントを進められてしまいます。バリアの割れたホコは放置せず、ある程度敵を退けたら積極的に持つように。
ガチホコを中央に戻すのはあくまで最後の手段。劣勢でなければホコは持って進める
既に敵を十分倒したのにステージ外にホコを持って落下して中央に戻している場合が見られますが、これは勿体ない。攻撃してきた相手を退けれたということは多くの場合人数有利ができているはずなので、落下をせずともその人数有利の間に一旦ホコを中央まで運ぶことができると思います。中央付近に戻った状態でも人数有利ができていれば、そのまま攻撃に回るチャンスになります。
落下をするのは、攻め込んできた相手を倒しきれそうになく、どうにか一瞬の隙を突いてホコを中央に戻したい、という場面だけです。
終わりに
ということでガチホコのセオリーをまとめてみました。
セオリーがわかればよりバトルも楽しめ、判断の良し悪しの反省もしやすくなり結果も付いてくると思います。少しでもガチホコ攻略の参考になれば幸いです。