せっかく色違いムゲンダイナが配信されたので、ムゲンダイビームを撃ってみようということでパーティを考えてみました。
【個別解説】
ムゲンダイナ
おくびょう@こだわりメガネ 216-*-115-197-115-200 (4-*-0-252-0-252)
ダイマックスほう、ムゲンダイビーム、ヘドロばくだん、かえんほうしゃ
CSメガネムゲンダイナ。あわよくばザシアンから先手が取れるといいなと思い最速。
ムゲンダイビームは撃つならおそらく後発でもうダイマックスしない相手に撃つのが良いだろうということで後発で出すことを考えていますが、ダイマックスほうは初手でも強い技なので初手に出してもいいのかもしれません。悩ましい。
普通に考えるとムゲンダイビームの枠にはまもるやメテオビームが入るというところで、
→ムゲンダイビームを持たせるのが合法なのはメガネかチョッキ?
→ムゲンダイビームの最大火力を楽しむためメガネにしてみる。
という流れでメガネを試してみることにしました。
残念ながら使い勝手はいまいちでした。詳しくは反省点で。
グラードン
いじっぱり@とつげきチョッキ 207-220-161-*-111-112 (252-236-4-*-4-12)
だんがいのつるぎ、ヒートスタンプ、いわなだれ、シャドークロー
晴れにすることでザシアンに炎技が通るようにしたいと考えての採用。つまりカイオーガと戦うことを想定しているので、特殊耐久を伸ばすとつげきチョッキを持たせています。
グラードン自身はよく活躍してくれましたが、大切なダイマックス候補の1匹であるためムゲンダイナのかえんほうしゃのサポートとして使うという発想は間違っていました。
ゼラオラ
いじっぱり@きあいのタスキ 164-180-95-*-105-195 (4-252-0-*-0-252)
プラズマフィスト、ねこだまし、エレキネット、てだすけ
電気打点とねこだましが欲しかったということで採用。カイオーガやイベルタルに少しでも大きなダメージを与えたいと考えいじっぱりにしました。
プラズマフィスト、ねこだまし、エレキネットを確定とし、最後の枠にはイベルタルのダイジェットの火力を引き上げるためにてだすけを持たせてみました。
レジエレキのエレキネットを受けないのが偉いですね。
イベルタル
おくびょう@命の珠 202-135-115-183-118-166 (4-0-0-252-0-252)
あくのはどう、デスウイング、イカサマ、おいかぜ
初手ダイマックス候補。てだすけ球ダイジェットで大体のガオガエンを倒せるよう球を持たせてみました。相手のイベルタルやホワイトキュレムとの戦いを考え最速に。またいたずらごころでこそないものの、素早さ操作としておいかぜを持たせてみました。
ダイアークからのダイマックスほうの流れが強いかと思ったものの、揃ってザシアンに弱いことのほうが気になってしまいました。またムゲンダイナの攻撃が効きにくいソルガレオや日食ネクロズマへの有効打としてイカサマも採用してみましたが、結局それらのポケモンと当たることもなく使う場面はありませんでした。
ザマゼンタ
いじっぱり@くちたたて 179-200-166-*-166-168 (92-252-4-*-4-156)
きょじゅうだん、バークアウト、コーチング、こわいかお
ザシアンでもいいかと思ったものの、相手の追い風の猛攻にも備えれるよう耐久力を重視しての採用。対トリパも任せたいと考えていました。
ホワイトキュレムをきょじゅうだん1発で倒したりザシアンをきょじゅうだん2発で倒せるよう攻撃に特化しました。
ブラックキュレム
いじっぱり@パワフルハーブ 202-244-120-*-110-147 (4-252-0-*-0-252)
フリーズボルト、クロスサンダー、スケイルショット、まもる
グラードンとカイオーガとイベルタルに打点のあるポケモンが欲しかったということで採用。一度ルギアをフリーズボルトで倒す活躍を見せてくれましたが、ザシアンに弱いこのパーティでの選出は難しくなってしまいました。
反省点
そもそもムゲンダイナの型がよくなかった説
これも、まずムゲンダイビームを撃つにあたってメガネ型が適切ではなかった説と、メガネ型ムゲンダイナを活かすためのパーティとしてのこのパーティがいまいちだった説。
技を打ち分けられないメガネ型にしたのはやはりムゲンダイビームの撃ちにくさに影響していそうです。まもるが無いデメリットを忘れて球やりゅうのきばを持たせたり、火力は抑えてチョッキなどにしてもよかったのかもしれません。メガネだと相手がザシアンを残してる時に安心してダイマックスほうを撃てないのも苦しかったです。
また最速にしてあわよくばザシアンから先手が取れればなど考えていたものの、安定するものではないし相手の横にサポーターがいると通らないのでこの選択は微妙だったかように感じました。素早さを落とし、火力や耐久を伸ばして重火力型のようにしたほうがよかったのかもしれません。
相方としても、エルフーンと組み合わせてフルアタの範囲を活かせるようにしたり、ガオガエンと組んで耐久力を活かせるようにしてもよかったのかもしれません。
フェアリー対策(ザシアン・エルフーン対策)が甘い
余計なポケモンの対策にばかり気を取られ、最も注意すべきフェアリーであるザシアンやエルフーンの対策を怠ってしまいました。これらのポケモンがいる限り安心してドラゴン技が打てません。
ねっぷうレシラムやソルガレオ、ガオガエンなど、これらのポケモンに強く出れるポケモンがいるとよかったのかもしれません。
イベルタルやブラックキュレムなんかは相手のザシアンを誘ってしまったので尚更使いにくく感じてしまったのかもしれません。
素早さ操作が甘い
いたずらおいかぜやトリックルームがないとこんなにきついのかと...
一応イベルタルのおいかぜこそあったものの、イベルタルの場持ちが思っていたほど良くなく、ダイマックス終了後においかぜ、というのがなかなかできませんでした。
またザマゼンタのこわいかおも、数滴有利を取るまでは相手に入れ替えられて終わり、ということになりがちでした。
ムゲンダイナはトリックルームと合わせるのは流石に違うかなというところで、相手の追い風にこちらもおいかぜで対抗できるようにしたり、あるいは耐久をサポートする技や特性を多く採用して相手を上手く迎え撃つようにする必要があったのかもしれません。
改善案
一番簡単なのはシンプルに追い風パーティにしてムゲンダイナは球かりゅうのきばを持ったフルアタポケモンにするのが良い気がしました。あるいは壁やガオガエンを絡めて耐久力を活かした戦い方ができるようにしてもよかったのかもしれません。
終わりに
ということでムゲンダイナ反省会。先日自分が書いた雑記の素早さ操作の大切さを自分で思い知る結果となりました。またザシアンやエルフーンの対策を甘く見てしまったり、ムゲンダイナを活躍させるノウハウ不足で思ったような戦い方はできませんでしたが色々良い反省を得られたので、これを今後に活かしていきたいと思います。このソードシールド環境がもう少しで終わってしまうのが名残惜しいところ..!