先日iPad OSに追加された機能であるステージマネージャ。今まではiPadといえば1アプリで全画面使っていたところ、複数のアプリをPCのようにウインドウで並べることができるようになったという機能ですが、ゲームアプリでもこれを使えることを確認したので書き残しておきます。ちなみに使ってるのはM1 iPad Pro(12.9)です。
この機能で非常にありがたいのは、複数アプリを同時起動できることもそうなんですが、iPadを横向きにしたままでも縦型のアプリが使えるというのがなかなか大きいなと思いました。特にiPad Proなんかはキーボードフォリオを付けたりして横向きで使うことも多いですからね。
では早速スクショを。
- 縦型ゲームアプリを2つ
- 縦型ゲームと横型ゲームは重なるが、バックグラウンド側も動く
- 横型ゲームは自然とフルサイズにもできる
- 他のアプリと並べるのも有効かも?
- 縦向きでの上下への分割(2023 3/12追記、2024 6/1更新)
- 終わりに
縦型ゲームアプリを2つ
まずは縦型ゲームアプリを2つ並べてみます。はい並びました、ポケマスとFEHです。同時に動きます!片方を操作し、片方は自動操作させておく、といったことができます。時短になりますね!
縦型ゲームと横型ゲームは重なるが、バックグラウンド側も動く
次に縦型ゲームアプリと横型ゲームアプリの組み合わせ。横型ゲームアプリはサイズがあまり変わらないようで、別のアプリと同時に起動すると重複は避けれない感じでした。
一応バックグラウンド側も動くので、バックグラウンドで自動周回させておきながら手前側のゲームを普通に遊ぶ、ということはできます。ただ流石のM1 iPad Proにも重かったのか、今回手前側で遊んだデュエプレの動作がちょっと重かったです。アクション系のゲームはもしかしたら厳しいかもしれません。
横型ゲームは自然とフルサイズにもできる
また横型アプリは普通に全画面にすることもできます。右下の角にある小さな枠のような黒い曲線がわかりますでしょうか?このあたりをなぞってサイズを変更できます(※自由にサイズを変えれるわけではなく、大きさは全画面orステージマネージャ用のどちらかにしかなりません)
他のアプリと並べるのも有効かも?
ゲームを同時に並べなくても、ゲームと他のアプリを並べることも当然できます。ゲームを自動周回させながらYoutubeを観たり、
ゲームとブラウザを同時に起動して調べながら遊んだり、といったこともできます。
縦向きでの上下への分割(2023 3/12追記、2024 6/1更新)
(12.9インチの場合)上下に並べることはできるのですが、少し重なりができてしまいます。手前側とバックグラウンド側が分かれてしまう感じですね。ただバックグラウンド側もちゃんと動くので、バックグラウンド側はオートで動かしながら手前側のゲームを操作して遊ぶ、といったことはできそうです。
↓11インチの場合(2024 6/1更新)
11インチであればアスペクト比の違い故か、重なりがなく並行してプレイすることができました!遊んでるゲームに横型ゲームが多い方は11インチオススメです。
縦型アプリを横に並べるとこんな感じ。12.9インチと比べて横幅に余裕があり、アプリ位置を少し調整することができます。
終わりに
ということでiPad OSのステージマネージャを使ってゲームアプリを同時起動するとどんな感じか軽く試してみました。
今までゲームアプリを同時起動するとなると、2画面スマホを使うかChromebookを使うかくらいしかありませんでしたが、汎用性の高いiPadでこれができるようになるのは嬉しい限りですね。作業用に横向きにしているところからナチュラルにゲームを起動できるのも嬉しいところ。iPadの魅力がまた高まったように感じました。
なおステージマネージャに対応しているのは現時点はMチップを搭載しているiPad限定で、iPad Pro 12.9 インチ (第 3 世代以降)、iPad Pro 11 インチ (第 1 世代以降)、iPad Air (第 5 世代)のみとなることにご注意ください。