maikeruのポケモン育成日記

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スプラトゥーン3攻略本比較

スプラ3の攻略本が2冊同時に発売されました。「スプラトゥーン3 ザ・コンプリートガイド」(以下電撃版)と、「スプラトゥーン3 完全攻略本」(以下ニンドリ版)です。その両方を買って読んでみたので、それぞれよかったところなど比べてみようかと思います。

両書それぞれの概要を書いてから比較、という形式にしてみます。

 

 

スプラトゥーン3 ザ・コンプリートガイド(電撃版)

ページ数は847+付録冊子。

全体的に「超充実」という感想です。コンプリートガイドの名に偽りなし。

◆システム紹介

まず、今作はイカの見た目を変えたりロッカーやネームプレートを変えたり、かなり様々なカスタマイズ要素があるのですが、それら1つ1つを可能な限りのスペースで紹介しています。それぞれのカスタマイズを決めるのに大いに役立ちそうです。

メモリープレイヤーの操作法や広場へのイラストの投稿など、ニンドリ版にはない細かなところまでもしっかり書かれています。

 

◆ナワバリ・バンカラマッチ攻略

対戦ガイドも充実していました。

慣性キャンセルやその場イカロールなどのテクニックから、熟練度と経験値、表彰のこともしっかり載っています。このあたりはニンドリ版には載っていませんでした。

ルール・ステージごとの解説はナワバリが特に充実しており、1ステージ6ページ分で解説されています。要所や立ち回りの指南から、ジャンプビーコンおすすめ設置ポイントなんてものまで各ステージで解説されています。

バンカラマッチについては見開きの2ページで1ステージの解説です。各ルールしっかり基本の立ち回りについても解説されています。

ガチエリアは主に「ガチエリアを確保しに行く動き」と、「ガチエリア防衛時の動き」の2点から。

ガチヤグラは主に「ヤグラの進め方」と「防衛」の2点から。マップにはカンモンの耐久値などもしっかり記載されています。

ガチホコは、「カンモン突破前」、「カンモン突破後」、に加えてステージ毎にもう1つポイントが紹介されています。

ガチアサリは、「ゴールへのルート」と、「アサリ投入ポイント」の2点が解説されています。

 

◆ブキ・ギア紹介

ブキや各種サブスペの解説も充実。
ブキについてはブキ毎の解説はもちろんのこと、立ち回り別にブキをグループにして紹介もしており、どのブキが普通どういう役割なのか、というのが初心者の人にもわかりやすそうでよかったです。(前線ファイトわかば使いの私はわかばがシャプマなどと同じ前線寄りグループに分類されていて安心しました笑)
サブウェポンについては2連投するために必要なギアパワーも記載されていたり、サブ性能アップやスペシャル性能アップについては1メインギアパワー刻みでの変化が写真や数値で示されています。

ギアについては、ブランド毎にギアが紹介されていて、服のカタログを見ているようで楽しいです。amiiboギアやヒーローモードギアも網羅。ブランドと付きやすいギアパワーの関係もひと目でわかるようになってます。

 

◆サーモンラン

めちゃくちゃ解説が充実してます。これが本当のバイトマニュアルです。

基本的なシステムの解説から、テクニックや立ち回りの指南、ブキ毎の役割解説、オオモノシャケ攻略、特殊イベントの解説、スペシャルウェポンの使い所などなど。前作からやってきた私は大体のことは知っているのですが、カンケツセンの仕様などはよくわかってなかったので勉強になりました。

 

◆ナワバトラー

実のところ私はまだナワバトラーをちゃんとやってないので流し見程度だったのですが、めちゃくちゃ解説が充実していました。基礎知識からカードの集め方、バトルのテクニック、対戦相手のデッキ構成、スリーブの入手法などなど。特にテクニックについてはかなり力を入れてかなりのページ数で解説されていました。突然ナワバトラーの対人線にデビューすることがあったとしてもこれがあれば安心な気がするボリュームです。

 

◆ヒーローモード

実のところさらっとしか目を通していないのですが、クリア後のコンプリートまで含め必要な情報は網羅されているように感じました。

 

といった感じで、各項目十分すぎるほどのデータと解説が詰まっていました。
これらそれぞれはネットで調べれば出てくるのかもしれませんが、各情報がしっかり体系的に集約されておりすぐにアクセスできるのはこの攻略本の強みだなと感じました。

ナワバリバトルやバンカラマッチだけでなく、サーモンランやナワバトラーにヒーローモードまで、まるでそれぞれが1本のゲームであるかのような解説の充実度でした。

バトルはもちろんのこと、それ以外の要素もスプラ3を遊び尽くすためのガイドブックであると感じました。この本を読んで、改めてスプラ3は色んな楽しみ方ができるゲームなのだと感じました。

 

スプラトゥーン3 完全攻略本(ニンドリ版)

ページ数は639。電撃版と比べると200ページほど少なく、またヒーローモードに多くページを割いていることもあって電撃版と比べるとそれ以外の解説はだいぶボリュームダウンしてしまっています。

◆ナワバリ・バンカラマッチ攻略

ナワバリは1ステージ3ページ、バンカラマッチのルールはそれぞれ1ステージ2ページで解説されています。ポイントもいずれも基本的に初動・優勢・劣勢の3点で解説されています(ガチアサリのみ「初動」の項がありません)。初動や劣勢時の立ち回りについては電撃版には書かれていないところも多いので補完になります。

◆ブキ・ギア紹介

ブキについては電撃版と比べるとボリュームはだいぶ劣りますがそれぞれ解説が書かれています。ブキ毎のおすすめギアパワーが書かれているのはニンドリ版だけです。

ギア紹介についてはまるでカタログのような電撃版とは異なり、こちらはシンプルにまとまっています。ただその分1ページに多くのギアがまとまっているので、こちらのほうが見やすくていいという人もいるかもしれません。

◆サーモンラン、ナワバトラー

まるでメインゲームの1つであるかのようなボリュームと熱量だった電撃版と比べるとだいぶボリュームダウンしており、こちらはバイトマニュアルと呼ぶには少し厳しいかもしれません。が、ナワバトラーのデータは良く、カードリストではカードの絵が大きく出ており、また1枚1枚にコメントが書かれています。ナワバトラーが大好きであれば嬉しいページです。

◆ヒーローモード

電撃版と比べて解説が充実しており、電撃版の約1.5倍のページ数を割いています。アクションが苦手でヒーローモードを上手くクリアできないという人に助かるのではないでしょうか。

 

比較

ということで、両書を比較してみます。総合的に比較すると、多くの点で電撃版のほうが勝っているように思いました。電撃版のほうが良いと思ったポイントを挙げると、

◆システム解説

・メモリープレイヤーの操作方法や広場の絵の投稿方法など、要素は細かなところまで全て解説。

◆ナワバリ・バンカラマッチ攻略

熟練度と経験値、表彰などのシステムについても漏れなく解説

・慣性キャンセルやその場でのイカロールなどの実践的なテクニックも紹介

ナワバリは1ステージ6ページの充実解説

マップの補足が充実しており、例えば相手チームの主な進行ルートが書かれている

◆サーモンラン

解説が圧倒的に充実。例えば特殊イベントについてはニンドリ版は紹介程度だが電撃版はそれぞれの立ち回りや注意点について詳しく解説されている。ブキ毎の役割、スペシャルウェポンの使い方もバッチリ。

◆ナワバトラー

解説が圧倒的に充実。対戦相手毎のコメントも面白い

◆ブキ・ギア

・解説が充実。サブ効率アップやサブ性能アップ、スペシャル性能アップによる変化などもしっかり書かれている。

まるでカタログのようなギア紹介ページ

 

逆にニンドリ版のよかったところは以下だと感じました

◆ナワバリ・バンカラマッチ攻略

初動及び劣勢時の立ち回りについてはニンドリ版のほうが充実。

◆ナワバトラー

・ナワバトラーのカードリストはカードイラストが大きく出ており、またカード毎に一言コメントもあり

◆ヒーローモード

ヒーローモードについてはニンドリ版のほうがページを割いており解説が充実

 

ということで1冊買うのであれば情報が全体的に充実している電撃版をおすすめな気持ちはありますが、ニンドリ版にも良さはありました。

改めてこの電撃版の攻略本を特におすすめしたいのは、スプラ3を買ったばかりの初心者、対戦でのルール・ステージ毎の立ち回りのポイントが知りたい人(特に攻略情報の少ないナワバリのガイドが欲しい人)、ナワバトラーやロッカーなど今作の要素を隅々まで楽しみたい人、そういった人にオススメしたいです。

逆にニンドリ版はヒーローモードで行き詰まっている人や、対戦での立ち回りをより補強したい人(初動や劣勢時の動き)、ナワバトラーのイラストやコメントを楽しみたい人、にオススメです。

なおバンカラマッチについては、トッププレイヤーの方たちが執筆したゲーム攻略大全もルール・ステージ毎の立ち回り指南が充実していたのでオススメです(こちらはナワバリはなし)。

それぞれの解説を読み比べてみるのもなかなか面白かったです。

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