「ナンバーオープンを使ってみないか...?」
そんな悪魔の囁きが天から聞こえてきたのであえて乗ってみることにしました。ナンバーオープン研究会開幕。
でかすぎる...
【コンセプト】
まずナンバーオープンについて。使用するのは24マス。
比較としてカスタム2が7マス、カスタム1が4マス。
つまりこの時点でカスタムを+6~7しないと割に合わないのである。
だがロックマンの初期カスタムは5であり、普通に使っても割に合う効果ではない。8枚オープンではだめで、何が何でも10枚オープンする必要がある戦法専用のようにも感じる。
しかし今回はデメリットがカスタム-のカードと組み合わせることでデメリットを帳消しにしナンバーオープンの良さを引き立てれないか検討してみた。
デメリットがカスタム減少のカードはこの3つ
その中でも今回は最もカスタム減少が重いダイブマンに注目。カスタムが-2されるのであればカスタム3からのカスタム10はカスタム+7相当。これならばナンバーオープンの大きさもある程度許される強化幅になる。
ダイブマンのためうちワイドショットは命中精度とヒートボディ狩りには定評があり軸にするに値すると考え、この組み合わせで決定。
【改造カード】
軸のダイブマンは確定。残りでチップリカバリー、スーパーアーマー、エアシューズを入れたい。
ニドキャスター、サテラ、トトポールを入れると残りは7MB。余った枠にはマグニッカーを採用。バスター暴発で右やじるしが出るとスラッシュやテング・ラケットの接近を拒否できる場合があるため、非常時のお守りとして付けてみることに。環境的に弱点を突かれにくいエレキボディにできるという見方もある。
今回はマグニッカーを試してみたもののモモグランでラッシュサポートを付けるのもあり。
【ナビカス】
今回はアンダーシャツはサイトバッチで付けることを考えるため、ナンバーオープンの穴は上向きに。HPは+500したいところだが、マグニッカーの効果発生率を高めるために暴発率=からうちバグレベルを上げたいと考え、アタック+1を入れた。配信中はHP+500にしていることが多かったが、やはり接近されると暴発率は高めたほうが良い感触だった。
【フォルダ】
ダイブマンとトトポールの効果でメガクラスを7枚入れれるため、フォルダパワーはそれなりに高くすることができる。
ギガクラスはエアシューズを復活させたりバグデス対策用のシールドを付けるためにサイトバッチを採用。低めの耐久を補うためコードの合うリカバリーも積んでおく。
またナンバーオープンを活かす作戦として開幕マグナム連打を採用。レギュラーマグナムと、ナンバーオープンの手数ででその他のファーストバリア除去チップも併用することで、1ターン目にダストクロスを解除成功する確率を高めるというもの。上手くいけば相手の初動を大きく遅らせながら一方的に攻めることができる。
相手のシールドが厄介なのでアンインストールも採用。スラッシュ対策のグランドマンSPも採用できるコードGに。バグシュウセイとノイズストームの相性は悪いが、ナンバーオープンならある程度バグシュウセイのタイミングを待ちながら先にノイズストームを使えるだろうと考えた(実際はそんなに甘くなかった)。
エリア合戦に不安があるためコードBでスチールパニシュも採用。
【感想・弱点・改善点】
・カスタム10枚は楽しい
ナンバーオープンでしか得られない栄養素がある。
・バグシュウセイは引ける・待てる
10枚オープンは流石。バグシュウセイもそのうち来るし、バグが進行してもしばらくはカスタムに問題なし。バグシュウセイとの相性は良好と言える。
・ワイドショットだけでは火力不足
ワイドショットは命中精度こそ良いもののチャージ時間が長いこともあり、ダメージソースとするにはやや威力不足。チップでも火力を出すか、あるいは相手の接近ためうちの圏内に入らないよう自陣を守って戦う必要があった。
・とどめを刺しにくい
Bためうちワイドショットは逃げ場こそないものの無敵が発生したりチャージに時間がかかることもあり、アンダーシャツ+チップリカバリーの粘りを崩すのが遅れがち。とどめに適したチップをもう少し採用するべきだったかもしれない。
・ナンバーオープンがあってもバグシュウセイとアンインノイズの組み合わせは難しい
ナンバーオープンがあればバグシュウセイを抱えながらもノイズストームとアンインストールが揃うのを待つことができるかと思いきや、実際はなかなか上手く揃わず、先にバグシュウセイを使わざるを得ないようなことも多かった。バグシュウセイは流石に必要な感触なので、アンインストールを付与するチップは他のものにするべきだった。
なおこういった問題もあり配信ではあまりアンインストールは使わなかったが、これが決まるとバグデスサンダーなどためが長い相手はワイドショットでのけぞらせて止めることができるようになるため、ワイドショットとの相性は良いとしてぜひ採用を続けたい。
・マグナムがグレイガ版相手に腐ってる?
対ダストクロスとして採用されたマグナムが対グレイガではあまり活きなかった。ただこれは、アンインストールのタイミングが遅れがちだったこととも関係している可能性があり、いらないとまでは言い切れない。
・サイトバッチは本当に必要なのか?
アンダーシャツを付けたりエアシューズ対策としてサイトバッチを採用したものの、あまり活きたような気がしない。後出しサイトバッチまで待ちやすいのはナンバーオープンのメリットだが、バグデスに対してはシールドがなくともアンインストールを当ててワイドショットでのけぞらせれば良いこともあり、ヒビバスターに対するエアシューズ復活が重要なくらい。バスター威力が上がることでクロスを絡めた戦いもできるかと思ったものの実際にはクロスを切り替えるようなこともあまりなかったため、もっと火力のあるギガチップにしてもよかったような気がする。
・ヒートボディキラーな性質を活かすべくクロス解除に力を入れてもよかったかもしれない
ヒートボディの相手に対して効率的にダメージを与えることができるワイドショット。相手もそれを警戒してクロスを装備してくるので、そういったクロスを解除できるようなチップをもっと採用するというのもワイドショットとのシナジーになるような気がした。
【終わりに】
ということでナンバーオープンにチャレンジしてみました。改造カードがあれば能力はなんとかなるので、工夫次第ではやれないこともないのかな?と思いました。ノイズストームやギガチップなど改善点がいくつか見られるのでまたブラッシュアップしたいと思います。改造なしで挑戦する場合は耐久の低さを突くべくPA戦法など速攻系になるのかな?と想像しています。
そういえば改造カードのナンバーマンが「カスタム+3」じゃなくて「ナンバーオープン」だったらワンチャンくらいあった気がするんですけどね...
現実は酷