maikeruのポケモン育成日記

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【ポケモンSV】決めろ3連爆破!穢土転爆破【レギュレーションHダブル】

さいきのいのりを上手く使えないかと考えていたところ、ベラカス+アローラゴローニャというロマンあふれる組み合わせに気付いたため、それを軸としたパーティを組んでみました。

ベラカスはテレパシーで味方のだいばくはつを受けることなくさいきのいのりを使うことができ、アローラゴローニャはダントツの最高火力のだいばくはつが使えるポケモン。さいきのいのりを使うことでトリックルーム下で最大3回のだいばくはつをお見舞いすることができます。

 

 

【個別解説】

ベラカス

れいせい@ヒメリのみ テラスタイプ:ゴースト 182-*-105-154-148-47 (252-*-0-36-220-0)
ワイドフォース、さいきのいのり、トリックルーム、まもる

主役の1匹。トリックルームとさいきのいのりが仕事。

アローラゴローニャとは素早さ種族値が同じなので、だいばくはつ→さいきのいのりとできるようにアローラゴローニャより少し素早さが高くなるような個体値を採用。

努力値は、まずはHPに全振り。ある程度ワイドフォースで攻めることもできるように特攻も伸ばしつつ、このゆびとまれで守れない範囲攻撃への耐性を付けるためにできるだけ特殊耐久を伸ばしました。

持ち物はさいきのいのりを2回使えるようにヒメリのみを採用。

テラスタイプはねこだましやいのちがけを受けずに済むようになるゴーストテラスタル。他にはワイドフォースの火力を高めるエスパーも候補になるかもしれません。

技は、必須のさいきのいのりとトリックルームの他、攻撃技でありイエッサンのサイコフィールドがあれば強力な削りにもなるワイドフォース、アローラゴローニャとの並びを作ったりトリックルーム使用のチャンスを伺いやすくなるまもるを採用。今のところ技はこれで良いと感じています。

期待通りの活躍をしてくれました。大爆発コンボができる時以外にも、トリックルーム下で相手が防戦中にさいきのいのりでこちらのポケモンをどんどん復活させる動きも強力でした。

 

アローラゴローニャ

ゆうかん@こだわりハチマキ テラスタイプ:くさ 187-189-150-*-86-45 (252-252-0-*-4-0)
すてみタックル、だいばくはつ、いわなだれ、テラバースト

このパーティの主役その2。特性エレキスキンにより全ポケモン中最高威力のだいばくはつが使えるポケモンであり、このパーティではその威力を思う存分振るうことができます。

持ち物は火力振りきりのこだわりハチマキ。努力値はHA。

テラスタイプは耐性変化が優秀であること、苦手なモロバレルを無視できるようになること、テラバーストで苦手な地面の弱点を狙えることから草に。

技はコンセプトのだいばくはつ、単体高火力なすてみタックル、範囲技で使いやすいいわなだれ、地面への有効打になれるテラバーストとしました。

トリルエースとして大活躍。連続爆破でゴローニャだけで相手4匹を倒してくれたこともありました。

 

ウルガモス

ひかえめ@きあいのタスキ テラスタイプ:ほのお 161-*-85-205-125-152 (4-*-0-252-0-252)
ねっぷう、だいもんじ、いかりのこな、まもる

範囲攻撃での削りや高火力攻撃ができる切り込み隊長としての枠での採用ながら、いかりのこなによるトリルサポートもできる点が優秀と考え採用したポケモン。

持ち物はきあいのタスキ。切り込み隊長として突撃するときも、いかりのこなでサポートするときも、行動保障は役立ちました。特にイエッサンで止めきれないいのちがけを耐えれる点が偉いです。

努力値はひかえめCS。抜きたい相手はブリジュラスやサーフゴーであったため、準速で十分と判断しました。

テラスタイプは火力を高める炎に。

技は範囲攻撃のねっぷう、単体を高威力で攻撃できるだいもんじ、トリルサポートができるいかりのこな、柔軟な立ち回りが可能になるまもるとしました。

使用感は概ね良かったのですが、雨ですっかり弱体化してしまうのが苦しいところ。もし他のポケモンで対ペリッパーを上手く組めない場合は入れ替える必要が出てくるかもしれません。

 

コノヨザル

いじっぱり@こだわりスカーフ テラスタイプ:ゴースト 207-173-100-*-110-130 (172-180-0-*-0-156)
インファイト、ふんどのこぶし、とんぼがえり、いのちがけ

いのちがけで相手を倒すことで動きを止めながら後続の目当ての並びに繋げるトリルサポーターとしての採用。

持ち物はいのちがけを先制で使いやすくするためのこだわりスカーフ。

特性は威嚇に強いまけんき。ただ威嚇されてもこのコノヨザルにはいのちがけがあるので、眠り対策のやるきでもいいのかもしれません。

テラスタイプは流用でゴースト。

努力値は、HPを207まで伸ばしゴリランダーをいのちがけで倒せるように。素早さは最速125族を抜けるところまで伸ばし、残りを攻撃に。

技はコンセプトのいのちがけの他、高火力なインファイト、さいきのいのりと相性の良いふんどのこぶし、対面操作に役立つとんぼがえりを採用しました。とんぼがえりは使わなかったので他の技でも良いかも。

スカーフいのちがけは優秀ですが、相手にゴーストが2匹いると使いにくかったり、読まれやすかったり、相手がタスキ持ちの場合やゴーストテラスなどのリスクを考えると、こればかりには頼れないなという感想です。ただコノヨザルはいのちがけ要員以外にふんどのこぶしとのシナジーも狙うことができ、いのちがけ自体ももちろん強いので、いのちがけ要員として以外にも上手く使ってあげたいところです。

 

イエッサン♀

のんき@ゴツゴツメット テラスタイプ:フェアリー 177-*-128-115-126-* (252-*-252-0-4-0)
てだすけ、このゆびとまれ、トリックルーム、まもる

ベラカスのトリルサポーターの1匹。サイコフィールドを展開することでねこだましが気にならなくなり、ベラカスのワイドフォースの火力を高めることもできます。

持ち物はゴツゴツメット。相手のオオニューラなどのきあいのタスキを潰したいというのが採用理由です。

努力値はなんとなくHB。テラスタイプはなんとなく耐性が優秀なフェアリー。

技は優秀なサポート技であるこのゆびとまれ、様々な場面で火力サポートができるてだすけ、イエッサンからトリル展開もできるようにトリックルーム、守るべき場面で大切にするためのまもるを覚えさせました。

安心感あるトリルサポーターです。このゆびとまれによるサポートは数的不利を作りやすいのが弱点ですが、このパーティはアローラゴローニャの爆発とベラカスのさいきのいのりのおかげで数的不利を巻き返しやすいです。

 

マンムー

いじっぱり@命の球 テラスタイプ:こおり 185-200-100-*-81-132 (0-252-0-*-4-252)
つららおとし、10まんばりき、こおりのつぶて、まもる

アローラゴローニャが苦手とする地面タイプやドラゴンタイプや草タイプ、ガオガエンやブリジュラスを強打するためにベストなタイプを持っているポケモンとして採用。

特性は威嚇対策になるどんかん。持ち物は、本当はきあいのタスキが欲しかったもののウルガモスのタスキのほうが優先度が高いと考え、代わりに高い火力を実現できる命の球を採用。HP振りのブリジュラスやドドゲザンを10まんばりき一撃で倒せる可能性が出てきます。

テラスタイプはなんとなくこおり。

技はメインのつららおとしと10まんばりき、先制技のこおりのつぶて、柔軟な立ち回りができるようになるまもるを採用しました。

タイプ的にはベストマッチなのですが、弱点も多いため行動保障がないマンムーはやや使いにくい感触でした。特に役割対象の対ブリジュラスを考えた時、横にいるペリッパーに決して強いとは言えなかったり、ブリジュラスがテラスタルすると反撃のラスターカノンやボディプレスでやられる可能性があるため、安心感がありませんでした。
マンムーをより安定感ある型で使うか、あるいは他にベストマッチなポケモンがいるか、検討する必要がありそうです。

 

【苦手な相手】

・ペリッパー+ブリジュラス
このパーティはややブリジュラスを倒しにくく、またワイドガードやきあいのタスキを持っている可能性があるペリッパーも厄介な相手。雨でウルガモスも弱体化してしまう。現状はコノヨザルのいのちがけ頼みになる部分があり、もう少し対ペリジュラスを意識した編成にできると良いと思いました。

・壁+ビルドアップ
高火力なだいばくはつも、壁とビルドアップを重ねられると苦しい。強力な特殊アタッカーによる突破手段を用意しておきたい。

他、対面しなかったもののてっぺきやじきゅうりょくコンボにより物理耐久を大きく引き上げてくる戦法も苦手な予感がします。高火力な特殊アタッカーはぜひ採用したいところ。

 

【振り返り】

コンセプトはバッチリ。決めやすさも実用範囲内で、このコンボでしか得られない栄養素があり、ロマンだけでなく決まった時の制圧力も十分。普段は相手のまもるが怖いだいばくはつも、さいきのいのりがあればまもるを恐れず使用できるところも良いシナジーです。

課題は取り巻きやサブプランにあり。コノヨザルは優秀なトリルサポーターであるものの、いのちがけの一芸になりやすい面があったので、耐えてふんどのこぶしを強化してさいきのいのりで復活させる、というような戦い方もできるようにしたい気持ちです。ウルガモスとマンムーは補完的なアタッカーとして採用したものの、ペリジュラスなどまだ苦手な相手がいるので、そのあたりを意識して型の調整やポケモン選定を行いたいところ。

 

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