シンプルビームで単純になったドーブルがジオコントロールを使うと、なんと特攻・特防・素早さがそれぞれ4段階上昇!
果たしてこの夢の超ギミックは決まるのか…!?ということでクリスマストライ用に作成したパーティです。
(開催直前までリアル多忙だったためににうっかり参加申請を忘れてしまい、大会への参加はできませんでした…。)
クリスマストライ後に何度かフレ戦などをし、改良したバージョンを紹介します。実際にこのパーティを使いパーティの改善点等のアドバイスをくださったヨウコさんありがとうございました!
Simple Beamed Smeargle uses Geomancy and SpA, SpD, Sp↑4!
But I had forgotten registration...
【基本的な立ち回り】
基本選出 Usual Starting
Xatu+Smeargle+Scrafty
ねこだましと威嚇でサポートしつつ、ダークホールや追い風で場を整え、チャンスがきたらシンプルジオコントロール!
このゆびとまれも欲しかったものの、ドーブルとネイティオを隣接させる関係上端に置くために吸いきれない攻撃があり、それならばいっそ威嚇+ねこだまし・ファストガードでサポートをしたほうが良いだろうということに。何より安定したアタッカーが少なくなりがちなこのパーティではなんとか捨て駒を減らし、単体性能を高めたかったというのがあります。
特に注意すべきポケモン
ジオコン後であろうと問答無用で先手で突撃してくる。威嚇を絡めれば耐えれるようにはなっているが、上手くファストガードでサポートするか、守っている間に取り巻きで倒したい。
ジオコンコンボが決まった後であればどうとでもなる。
ドーブルやメガサーナイトが特に苦手とする相手。ファストガードでサーナイトを守りながらなんとか削りきる。
【個別解説】
ドーブル おくびょう@パワフルハーブ 140-x-80-x-69-133
ダークホール ジオコントロール ハートスワップ ニードルガード
Smeargle Timid@Power Herb
Dark Void, Geomancy, Heart Swap, Spicky Shield
こいつがいないと始まらない。耐久力は威嚇込みでファイアローのハチマキブレイブバード耐え。
ファイアローのブレイブバードがガンガン飛んできそうという理由から防御技にはキングシールドを採用することも考えたものの、やはり絶対的に重要なポケモンなので補助技からもしっかり身を守れるニードルガードを選択しました。
素早さは対サナバレルを意識し準速サーナイト抜きに。最速サーナイトはいない…多分…。
ネイティオ ひかえめ@きあいのタスキ 141-x-90-161-90-147
エアスラッシュ ねっぷう シンプルビーム おいかぜ
Xatu Modest@Focus Sash
Air Slash, Heat Wave, Simple Beam, Tailwind
シンプルビーム枠。下手なサポーターにするよりはアタッカー的な面も持たせたほうが光るだろうということでアタッカー構成に。エアスラッシュでドーブルへ嫌がらせをしてくるエルフーンやキノガッサを攻撃し、メガサーナイトが苦手なハッサムを熱風で焼く。シンプルビームはドーブルに打つだけではなく、相手のメガサーナイトの弱体化を狙うこともあるかもしれません。
一応あくまで普通のジオコンドーブルのサポート役のポジションで、チャンスがあればシンプルビームを狙うくらいの気持ち。
自然と相手のドーブル対策にもなる。偉い!
サイドチェンジも候補だったものの、他の技のほうが優先度が高いだろうということで断念。
メガサーナイト ひかえめ 175-x-107-209-156-126
Mega Gardevoir Modest
Hyper Voice, Psyshock, Psych Up, Protect
エース。特に大事なエースなので大切に扱っていきます。
火力と素早さはジオコントロールで十分に高まるだろうということで努力値は物理耐久を重視し、メガハッサムのバレットパンチ耐え。素早さは最速バンギラス抜き。水ロトムのエレキネットと組み合わせれば相手の最速スカーフバンギラスを抜くことができるようになっています。
メガリザードンYも候補だったものの、メガサーナイトは自己暗示を覚えること命中率、弱点の面から安定性して戦いやすいことが決め手でした。威嚇をトレースできるとラッキー。
ズルズキン(NN:ヒールナビ) いじっぱり@脱出ボタン 165-146-136-x-136-94
Scrafty Adamant@Eject Button
Fake Out, High Jump Kick, Rock Tomb, Quick Guard
NNはロックマンエグゼから、あのガラの悪いネットナビ。
今回のドーブルのサポーター。威嚇、ねこだまし、ファストガードの3段構えでサポートしつつ、チャンスがあれば自身も攻撃に参加。素早さ関係のサポートはもちろん、厄介なファイアローやリザードンへも大ダメージを与えられるがんせきふうじは便利で、そのために気持ちHPから攻撃に回しています。
追い風と組み合わせることを考え、素早さは追い風時に最速スカーフバンギラス抜き。ズルズキンミラーでも先手が取りやすいのも強みです。
水ロトム ひかえめ@オボン 156-x-127-154-127-125
Rotom Modest@Sitrus Berry
Thunderbolt, Hydro Pump, Electroweb, Psych Up
第2の自己暗示エース枠。草ポケモンが息してないこのルールではなかなかに強力。素早さ操作がメインのエレキネットもジオコントロールの能力上昇を引き継げば強力な範囲攻撃に。
素早さをエレキネット成功時スカーフバンギラス抜きに。遅めのメガリザードンやメガサーナイトも抜けるといいな、なんて。特攻をきりのいい154になるように。HPに残りをつぎ込み、オボンの効果が大きくなるよう防御・特防へ4ずつ回すのではなくHPへ回しました。
ファイアロー いじっぱり@珠 179-146-95-x-90-149
Talonflame Adamant@Life Orb
Brave Bird, Flare Blitz, Quick Guard, Tailwind
後発での最終掃討や巻き返し要員。よこどりで相手のしんぴのまもりやワイドガードを奪えると便利?と思ったこともあったものの、基本的に後発担当ということもあって使える場面が少なく、ファストガードを無視して攻撃できるフレアドライブを選択。ファストガードでエースの補佐もでき、ピンチの時は追い風で切り返し。このルールにおける最強ポケモンの1匹だと思います。
【候補だったポケモン】
対スカーフバンギラスとして。ワルビアルも候補に上がったものの、ガチゴラスは何といっても反動のないタイプ一致もろはのずつきが魅力的です。
トゲキッス ひかえめ@オボン
あるときはこのゆびサポーター、あるときは暗示アタッカー。優秀なことは間違いないもののメガサーナイトと色々被り過ぎているために断念。
【感想】
思いのほか行けた!という感じでした。
ただシンプルビーム無しの素のジオコントロールでも十分に強く、ちょっとオーバーキルな気はしました。しかしCDS4段階上昇のポケモンが3匹並び、ダークホールと全体技を連打しているときの負ける気がしないような制圧感はこのパーティならではでした。
一度やってみたかったコンボを形にできてよかったです。このコンセプトはまた別の機会にも使ってみたいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
Thank you for reading!