チャーレムのスキルスワップでレジギガスの特性をヨガパワーにして大暴れしたかったパーティ。
【個別解説】
レジギガス
ようき@クリアチャーム テラスタイプ:ノーマル 186-212-130-*-130-167 (4-252-0-*-0-252)
にぎりつぶす、ヒートスタンプ、でんじは、まもる
今回の主役。
テラスタイプはノーマル。特性変更後は入れ替えたくないため耐性テラスタルという手もありますが、クレセリア、ガチグマ、ディンルー、リフレクター下のポケモンを一撃で倒すのにノーマルテラスタルの火力が欲しいと感じました。
技は主力のにぎりつぶすと、大切に扱うまもるは確定。残りはゴーストや鋼(特にアーマーガア)にダメージを出しやすいヒートスタンプをサブウェポンに、スキルスワップをする余裕が無い時のためにでんじはを持たせました。
対ウーラオスの素早さの懸念があるため素早さは最速に。
持ち物はガオガエンなどの威嚇や各種能力ダウン技を受けないためにクリアチャーム。
技のでんじはの部分だけ悩みどころですが、それ以外の部分は上手くフィットしていると感じました。
チャーレム
いじっぱり@きあいのタスキ テラスタイプ:はがね 148-123-96-*-96-119 (100-252-4-*-4-148)
インファイト、バレットパンチ、スキルスワップ、みきり
ヨガパワースキルスワップポケモン。レジギガスのスロースタートを解除するのみならず攻撃力を更に2倍に引き上げます。
努力値は攻撃に特化し、残りはなんとなくHPと素早さに配分。このあたりは素早さ帯がスカスカであること、タスキ持ちとはいえ鋼テラスタルで攻撃を耐えたり時々耐久が重要になるためこのようになりました。調整の余地あり。
技はメインのインファイト、コンセプトのスキルスワップ、便利な先制技でありハバタクカミに大きなダメージを与えることができるバレットパンチ、最後は場持ちを良くするみきりとしました。ねこだましも欲しい技ですが、決定力のあるポケモンが少ないこのパーティだとチャーレムは横をサポートするより自身を大切にしたい場面が大きと考えました。実際このパーティではみきりでよかったと思います。
テラスタイプは耐性が増え、バレットパンチの威力が上がる鋼に。
パーティのコンボ用ポケモンではありますが、高い攻撃力があるので単体でも活躍させることができます。使用感自体は悪いものではありませんでした。
ランドロス
おくびょう@命の珠 テラスタイプ:どく 165-*-110-167-100-168 (4-*-0-252-0-252)
ねっさのあらし、だいちのちから、ヘドロばくだん、まもる
レジギガスから手を出しにくいブリジュラスやキラフロルに強い打点を持つポケモンとして採用。特筆することはなし。
毒テラスの火力が欲しいこともあったものの、対水オーガポンやモロバレルが苦しいことがあったので草でもいいのかもしれません。
ハバタクカミ
おくびょう@ブーストエナジー テラスタイプ:フェアリー 155-*-101-169-155-170 (196-*-204-108-0-0)
マジカルシャイン、シャドーボール、こごえるかぜ、まもる
レジギガスが苦手な格闘タイプやゴーストタイプを睨むポケモンとして、また単体で火力を出せるチャーレムやランドロスをサポートするためのポケモンとして。
素早さサポートのためにこごえるかぜを持たせ、その他は雑に相手を削れるマジカルシャイン、ゴーストの弱点を突けて単体火力技でもありシャドーボール、最後にまもるを採用。
努力値は、素早さブーストするよう性格をおくびょうとし特攻はそれを上回らないところまで伸ばし、残りを耐久に回しました。200連撃ウーラオスのすいりゅうれんだを耐えます。
テラスタイプはあと1押しという時にマジカルシャインの威力を上げるためのフェアリー。
モロバレル
のんき@フィラのみ テラスタイプ:みず 221-*-124-105-110-31 (252-*-180-0-76-0)
かふんだんご、キノコのほうし、いかりのこな、まもる
トリックルーム対策、兼ヨガパワーを得たレジギガスのサポート要員。
耐久は189パオジアンのアイススピナー確定耐え、残り特殊耐久。
対テツノカシラが苦しかったので悪テラスタルでもいいかもしれません。
ガオガエン
いじっぱり@オボンのみ テラスタイプ:ほのお 199-156-111-*-138-81 (228-52-4-*-220-4)
フレアドライブ、てだすけ、ねこだまし、すてぜりふ
レジギガスが苦手な鋼やゴーストに強く、サポート能力も優れているということで採用したポケモン。
努力値は耐久は167化身ランドロスの球ねっさのあらし高確率耐えまで特殊耐久を伸ばし、残りを攻撃に回しハバタクカミをフレアドライブで倒せる確率を高めています。
テラスタイプは悩み中。
技はねこだまし、フレアドライブ、すてぜりふまでは決定とし、最後の技は高速アタッカーをサポートするためのてだすけ。選択肢は増えたものの、アタッカーの少ないこのパーティでの出番は少なく、ベストな選択だったかは悩ましいです。
【振り返り】
・そもそも高速パーティが苦しく、高速パーティの多いこの環境でこの形で使ったのは誤りでした。
企画している時は浮かばなかったのですが、トリックルームを取り入れた形にすればこの問題点は克服できるかもしれません。スロースタート状態のレジギガスも一応攻撃に参加できたり、耐久力と攻撃力を伸ばす配分にすることができます。
・ノーマル技が通りにくいタイプや弱点を突いてくる格闘をマークしたつもりだったのですが、加えてこのゆびとまれやいかりのこなを使うポケモンもよく対策しておくべきでした。今は水オーガポンやモロバレルが苦しいです。
・レジギガスの補助技枠はワイドガードにするとテツノカシラなど範囲技を主力とするパーティに耐性が付くのでありかもしれません。