スグリパ、テラパゴスを採用したらそれなりに戦えるのでは?と思い組んでみました。
個別解説
テラパゴス
ひかえめ@パワフルハーブ 256-*-135-200-131-112 (164-*-36-252-4-52)
テラクラスター、メテオビーム、ロックカット、まもる
ステラメテオビームがカッコ良すぎるのでこの型に。
努力値は特攻に特化し、素早さは追い風時に準速スカーフウーラオス抜きに調整、残りを耐久へ。HPを256にして16nの自己満調整にしましたが、あとHPを1伸ばしておくとステラ前のHPが192になりグラスフィールドでの回復量が増えるので防御をHPに回すのが良さげです。というか全部HPに回しても問題ないです。
格闘タイプによるマークも厳しく満足に力を振るえないことも多かったですが、テラスタルを使わずテラスシェルを盾に雑に戦うこともできるのは流石でした。
カイリュー
うっかりや@しろいハーブ テラスタイプ:ドラゴン 186-155-116-167-108-112 (156-4-4-252-0-92)
エアスラッシュ、りゅうせいぐん、しんそく、おいかぜ
テラパゴスやポリゴンZが苦手な格闘に強い飛行タイプとしての役割で選択したポケモン。
ウーラオスを一撃で倒す、という要件から特殊型に。特化エアスラッシュでちょうど無振りウーラオスを一撃で倒せます。タスキや耐久調整で残った場合は神速で追い撃ち。
テラスタイプは基本テラパゴスかポリゴンZに回すためテキトー。いざという時流星群の火力を高めれるドラゴンでもいいんじゃないかと思います。
努力値は、まず特攻に特化。素早さを追い風時に準速スカーフウーラオス抜きまで伸ばし、残りをHPへ。性格補正は、しんそくの威力を少しでも保ちたいため攻撃は下げず、追い風下で準速スカーフウーラオスを抜きたいため素早さも下げず、一番余裕のある特殊耐久を下げることにしました。
技は役割遂行のエアスラッシュとしんそく、一致火力を出すためのりゅうせいぐん、素早さ操作のためのおいかぜを採用しました。りゅうせいぐんを2回まで使うことができるように持ち物はしろいハーブにしました。
少々パワー不足感はあったものの、りゅうせいぐんを2回使用できることはそれなりにありがたく、サポートから追撃まで器用にこなす面白い使い勝手のカイリューでした。パーティ的にハバタクカミが重いのでアイアンヘッドが欲しい気持ちもありますが、入れ替えるかどうかは悩ましいところ。
ガオガエン
わんぱく@ゴツゴツメット テラスタイプ:ほのお 202-139-147-*-111-85 (252-28-188-*-4-36)
フレアドライブ、はたきおとす、ねこだまし、すてぜりふ
威嚇とねこだましが便利なサポーター。テラパゴスの積みをサポートしてくれると考え採用。
パーティ的にウーラオスが厳しいので、防御を伸ばしゴツゴツメットを持たせることで連撃ウーラオスを大きく消耗させれるように。
テラスタルは基本使わないのでテキトーに炎に。
努力値は200連撃ウーラオスのすいりゅうれんだを確定耐えとし、素早さを追い風時に最速化身ランドロス抜き、残りを攻撃に回しました。素早さは相手のガオガエンやオーロンゲとのねこだまし合戦に勝ちたかったということが強めの理由です。
相手の連撃ウーラオスの攻撃を引き寄せてゴツゴツメットで削る、というのは悪くなかったのですが、オーロンゲと苦手な相手が被りがちで、かつオーロンゲのほうが出番が多かったような気がしました。
一度205球ガチグマのてだすけテラスハイパーボイスで吹き飛ばされてしまいました。201-120あれば耐えれるのでできるだけ伸ばすか、あるいはこのパーティならカミツオロチがいるのでそこまで気にしないかは悩ましいところ。
もう少し上手く使えるよう役割を考えるべきなのかもしれません。
オーロンゲ
しんちょう@おんみつマント テラスタイプ:フェアリー 200-141-105-*-121-81 (228-4-156-*-116-4)
ねこだまし、ソウルクラッシュ、うそなき、すてぜりふ
ガオガエンよりも攻撃的なねこだましサポーター。壁が得意なポケモンであるものの、壁ごとウーラオスに弱いので今回は別の型に。
努力値は、200連撃ウーラオスのテラスすいりゅうれんだ確定耐え、187ハバタクカミのムーンフォース確定耐え。
テラスタイプは、まずテラスタルしないのでテキトーにフェアリー。
持ち物は迷ったものの、相手のねこだましに怯えずに行動できるおんみつマントを持たせました。
技は、サポートのねこだまし、弱体化させつつ交代し再度ねこだましを狙えるすてぜりふ、攻撃技であり相手の特攻も下げれるソウルクラッシュ、味方の火力をサポートするうそなきを採用しました。素早さ操作がありませんが、素早さはテラパゴスのロックカット、カイリューのおいかぜ、ポリゴンZのトリックルームに頼ります。
技はまだこれが最適かはわかりませんが、頼れるポケモンでした。サポートだけでなく相手のオーロンゲを強打する役割があったように感じたので、この路線での活躍も視野に入れたいところ。
カミツオロチ
れいせい@こだわりメガネ テラスタイプ:みず 213-*-130-189-101-44 (252-*-0-252-4-*)
きまぐレーザー、エナジーボール、くさむすび、だいちのちから
スグリの相棒ポケモン。外すわけにはいかない。
素早さを下げ、こだわりメガネを持たせることで相手のトリックルームに対するカウンター要員にしてみました。こだわりメガネを持つことでくさむすびで多くのアカツキガチグマをテラスタルされようとも一撃で倒すことができます。
特性は、あまりサイクルをする想定ではなかったので専用特性のかんろなみつに。カミツオロチ自身は恩恵を受けませんが、テラパゴスのメテオビームなどの命中を助けてくれます。なおかんろなみつはザシアンのふとうのけんなどと同様に最初に場に出た時にしか発動しません。
テラスタイプは水。仮想的である白バドレックスやコータスの攻撃に耐性を持つために選択しました。フェアリー耐性も付く炎でもいいかもしれません。
技はメインのきまぐレーザーとエナジーボール、アカツキガチグマや白バドレックスなど重量級の相手に使用するくさむすび、鋼や炎を狙うだいちのちからを採用しました。
対トリックルームに大活躍でした。相手のコータスやサイコフィールド+ワイドフォースの組み合わせに対してテラパゴスがゼロフォーミングで場の状態を解除してくれる点も相性が良かったと思います。
努力値について、少々非効率な配分ではあるものの、耐久努力値をHPではなく特防に寄せることでダブル時晴れメガネコータスのふんかを25%の低乱1まで抑えることができるため、対トリックルームに重点を置くなら特殊耐久寄せでもいいかもしれません。
今回は主に後発で出す、あまりサイクルを想定しない運用でしたが、先発でメガネきまぐレーザーを押し付けるような運用もできたら面白かったかもしれません。きまぐレーザーは30%の確率で威力が2倍になり、メガネから放たれるきまぐレーザーはある意味一撃必殺を内蔵したような攻撃になります。
ポリゴンZ
ひかえめ@命の珠 テラスタイプ:ゴースト 188-*-92-205-96-113 (220-*-12-252-4-20)
テラバースト、はかいこうせん、トリックルーム、まもる
全体的に鈍足なこのパーティにとってありがたいトリックルーム要員として、また必殺の主砲としての採用。
持ち物は命の珠。トリックルームを使えるようにしつつ、高い火力も出せるようにしたいと考えた結果です。
テラスタイプはゴースト。弱点の格闘を無効に反転しつつ、テラバーストのタイプもゴーストに切り替えます。
努力値は、まずは特攻特化。素早さは追い風時準速スカーフウーラオス抜きとしつつ、パーティの他のポケモンからずらして113に。残りをHP=防御+特防になるように耐久を伸ばしました。
特性は環境的にダウンロードで特攻が上昇しやすいと見てダウンロードを選択。ただ実際には攻撃が上がってしまうことも度々あるため、安定を求めててきおうりょくにするのもありだと思います。てきおうりょく球はかいこうせんでも207-150白バドレックスを88%の乱数1発にするくらいの威力が出ます。
技はメイン技でありつつテラスタルでタイプを切り替えれるテラバースト、必殺のはかいこうせん、追い風へのカウンターにもなる便利なトリックルーム、柔軟な立ち回りを可能にするまもるを採用しました。
テラスタルはテラパゴスに譲ると見せかけて、テラパゴスを狙って出てきた格闘タイプに対処するためにポリゴンZもそれなりの頻度でテラスタルを使用しました。特に対ザマゼンタでは重要な役割を担います。
火力も高く、頼りになるポケモンでした。
振り返り
苦手な相手:
・ハバタクカミ
上から一撃で対処する方法がなく、また多くのポケモンが弱点を突かれてしまう。特殊中心のパーティなのでダメージも入りにくい。
・ウーラオス
テラパゴスが苦手としているだけでなく、全体的にパーティの素早さが低いため上から攻撃を押し付けられやすい。
・オーロンゲ
行動を許さず対処する方法が無い。壁を張られるとダメージレースがかなり不利に。
・テラパゴス
パーティに格闘タイプが1匹もいないため処理が遅れがち。
飛行枠としてメガヤンマは候補になりそう。