私は昔Surface Pro5を買い、その後デスクトップPCやMacbook Proを買った今もサブPCとして使っているのですが、やっぱりSurface Proはいいなと思うことが多かったのでちょっと気持ちを書き出しておきます。ついでにSurface Pro9が欲しくなってきたので似た製品であるRog Flow Z13との比較もしてみました。
Surface Proのここが良い!
アスペクト比が3:2
最近はアスペクト比16:10のPCが増えてきましたが、Surface Proはそれよりも縦方向が長いアスペクト比3:2のディスプレイです。面積が広く、縦方向により広く情報を表示してくれます。アスペクト比3:2を採用しているノートPCは少なく、Surfaceシリーズを選ぶ決め手になりうる良さだと思います。
キーボードに傾きがついて打ちやすい
タイプカバーによってキーボードに傾きが生まれます。これ、地味ながらあるとないとでけっこう違うなと感じてます。程良い傾きが付いていてキーボードが打ちやすいです。
場所を取らない
これはサブPCとして特に光る点なのですが、Surfaceはキーボードを畳めばかなりコンパクトになります。
接地面積だけはスタンドの分少しだけ奥に行ってしまうのですが、簡単にキーボードを畳めるので、邪魔になりにくいです。これはサブPCとして使っていると非常に利点に感じます。
軽いので移動も簡単。
写真の背景になる
何かを写真で撮ってSNSにアップする、というのはよくあることだと思うのですが、良い感じの背景がない!というのもまたよくあるかと思います。そんな時にSurfaceのタイプカバーが背景として活躍!Surfaceのタイプカバーは質感もいいので背景としてもいい感じになります。
こんな感じ。タイプカバーを畳めばとっさの背景として活躍してくれます。
カッコいいデザイン
マグネシウムボディがカッコイイです。PCは高い買い物なので、所有感や良いものを買った感は大切ですよね。
キーボードのカラーバリエーションも豊富です。
まとめるとSurfaceの良さは、
・ディスプレイが良くて
・キーボードが打ちやすくて
・場所を取らなくて
・カッコイイ
という感じですね。こうしてみるとPCに必要な要件をバッチリ満たしてくれてるなと思いますし、3:2で解像度の高いディスプレイはほぼSurfaceシリーズ専売の強み、場所の取らなさもこの2in1スタイル特有の強みということで、他PCにない良さをしっかり持ってるPCだとも思います。
最新Surfaceで良くなってる点・期待できる点
今Surface Pro5を使ってる身からして、Pro9に対していいな~と思ってる点です。
ディスプレイが13インチに拡大
何と言ってもこれ!ベゼルが狭くなり筐体ギリギリまで表示領域になっています。Surfaceを選ぶ理由の1つであるディスプレイがより良くなりました。
ディスプレイのリフレッシュレートが120Hzに!
主にスクロールが恩恵を受ける形になるでしょうか。スマホが120Hzになった時に確かにスムーズさを感じたので楽しみです。特にペンを使う人は恩恵が大きいのだとか。これを満喫するならばCPUはなるべく性能が高いものを選んでおいたほうがいいのかな..? ゲームで高リフレッシュレートを満喫するのは流石に厳しいという噂。
CPUパフォーマンスが上昇
私が使ってるSurface Pro5は、普段使いには不満が無いものの配信やゲームは諦めないといけないパフォーマンスだったのですが、今のCPUなら多少の配信や軽いゲームならいけそうですよね。ただ排熱的にあんまり長くはできないかな?
Type-Cポート2つ
Surface Pro5はUSBポートがTypeA1つだったのですが、Pro8,9はTypeCが2つ付いています。充電や画面出力ができるようになったのは大きいですね。
ペンを内蔵できる
ペンを使えるのもSurfaceの良さだと思ったのですが、以前のペンは電池式であり、使おうと思ったら電池が切れていた、なんてことも。そして外側に付けるので微妙に邪魔。しかし新しいペンは充電式であり、さらにキーボードに収納できるので邪魔にもならない。完璧です...!
競合(Rog Flow Z13)との比較
長らくSurface Proはその2in1形式からまともな競合がいないPCでしたが、最近Rog Flow Z13という競合製品が出てきました。Surface Proと同じキーボード着脱式の機構の2in1で、CPUやGPUのスペックはSurfaceを大きく上回ります。価格はRog Flow Z13のほうが高めですが、型落ちがセールになったりするとSurfaceよりだいぶ安くなることも。ただよく見てみるとSurface Proのほうが良い点もしっかりとあります。
・アスペクト比3:2
まずはSurfaceといいえばこれですね。Rog Flow Z13はアスペクト比16:10なので、縦方向により広いディスプレイは1つの差別化ポイントです。
・高解像度とリフレッシュレート120Hzの両立
Rog Flow Z13のディスプレイは4K60HzモデルとフルHD120Hzの2種類があります。解像度2880×1920・リフレッシュレート120HzのSurfaceはこのちょうど中間に位置します。リフレッシュレートは120Hz欲しいけどフルHDの解像度じゃ満足できない、という場合はSurfaceを選ぶ理由になりえます。
(ただゲーム用としてはSurface Proは非力なので、ゲームに120Hzを活かすことはできなさそうです。あくまでスクロールが快適になる程度)
・顔認証
Rog Flow Z13は赤外線カメラを搭載しておらず顔認証ができないようです。Surface Proを使っていて顔認証はやはり便利だなと思うので、この点はSurface Proが一歩リード。
・サイズ、重量
両機のサイズと重さを比べると、Rog Flow Z13はSurface Proより少しだけ大きく、また重さもSurfaceのほうがだいぶ軽いです。
Surface Pro 9 287×209×9.3mm 1.1kg
Rog Flow Z13 302×204×14.5mm 1.5kg
という感じで、普通の用途ではSurface Proのほうが痒いところに手が届くように感じます。ただPCゲームもやりたいということであればゲーミングPCであるRog Flow Z13で決まりです。私の用途としてはあくまでサブPCなのでSurfaceのほうがいいかな...。
終わりに
という感じでSurface Proの良さについてまとめてみました。Surface Pro9欲しいな...けど用途的には今のスペックでも足りてるし今のタイプカバーの色気に入ってるんだよな...なんて思いつつ書いてみました。
Surface Proの購入を迷っている方の参考になれば幸いです。