ゲーム配信で必要なマイク。かれこれ3年以上配信をやっており、今は主にヘッドセットPC360で配信をしていますが、正直まだ気になっているところもありもっと良いマイクを探したいと思っています。これまでも配信用に色んなタイプのマイクを試したのでそれを振り返ってみることにします。
なお、ここでの音質の良し悪しは個人の感想です。
- サンワサプライ スタンドマイク
- ★ゼンハイザーPC360
- Razer Seiren X
- 耳にかけるタイプ(サンワサプライ、Turtle Beach)
- ピンマイク(FIFINE USBピンマイク)
- 気になってるマイク
サンワサプライ スタンドマイク
最初に買ったマイク。性能自体はなかなか良く、マイクに向かって喋ればちゃんと音を拾ってくれました。ただ、この置きタイプのマイクの宿命で、マイクとの距離をなるべく一定に保たないと、少し離れてしまうとそれに伴って音量も下がりがちでした。また独り言のように言ったことももぞもぞと聞こえにくくなりがちでした。
★ゼンハイザーPC360
今もメインで使っています。ヘッドセットタイプならマイクとの距離を常に一定に保てると考え、ヘッドセットタイプの中でもマイク音質に定評のあるゼンハイザー製、かつヘッドセットを付けたままでも外の音が聞こえる(=いつも通りスピーカーからゲーム音を出しながら配信できる)開放型のヘッドセットとしてゼンハイザーPC360を選びました。現在発売されているEPOS H6Pro Openがその後継機にあたります。
使用感は非常に良く、音質も個人的には十分、音量も安定しています。開放型ならではのゲーム音の聞き取りやすさや耳への負担の少なさもありがたいものでした。
欠点としては、ヘッドセットがメガネに当たるためメガネのズレを直した時や、有線のケーブルに手などが当たったときにノイズが乗りやすいところが気になりました。有線ヘッドセットの宿命のようにも感じたので、これのワイヤレス版が出てほしいなと思っています。ただ開放型のワイヤレスヘッドセットでマイク性能が良いものというのが未だに発売されていないように思います。
Razer Seiren X
「今はヘッドセットマイク使ってるけど、高級なマイク使えばやっぱ違うんだろうなあ」と思っていた所にRazer SeirenXのPS4ライセンス版が出たので、これにしてみよう!と買ってみました。これで高音質配信に...と思ったものの正直聴き比べた感じあまり足りない。というか以前買ったサンワサプライのスタンドマイクのほうが良いと感じたくらいでした。う~ん...。
耳にかけるタイプ(サンワサプライ、Turtle Beach)
MM-BTMH61BK
Turtle Beach
配信ではヘッドセットPC360を使っているものの、ちょっとメガネがずれたりした時にノイズが乗ることがあり、そもそもヘッドセットのヘッドホン部分は全く使っていないので、だったらあんな大げさなものではなく耳にかけるマイクで十分なんじゃないかと考え、探した結果見つかったのがこれ。
サンワサプライのは1回使った感じ良かったのですが、うっかりPC用を充電できるType-Cケーブルを差したら電圧が良くなかったのか使えなくなってしまいました。充電ケーブルをUSB-Cだからって何でも差しちゃだめですね。
形式はわりと気に入ったので、似たものをもう1つ買うことにし、選んだのがTurtle Beachというところのもの。コネクタがUSBなので接続に安定感もありそうだと良いものを選べた気がしたものの、マイクの角度を支える部分がゆるく喋ってるうちにマイクが下に下がっていくのが気になりました。
充電に気をつけてもう一度サンワサプライのを買えばよかったのかなと思いました。
ピンマイク(FIFINE USBピンマイク)
耳にかけるタイプのマイク同様、こういうのでもいいんじゃないかと思い目に留まったものをAmazonで購入。
しかし音声テストしてみた結果、自分でもわかるくらいに今までのヘッドセットやマイクと比べて音質が劣っており、没になりました。残念...。
気になってるマイク
ゼンハイザー Profile USBマイクロホン
ヘッドセットタイプや耳に付けるタイプの高級マイクを探していても一向に良い製品は登場しない。それはつまり結局「普通のマイク」が正義なのかなと思い始めました。
というところで最近出たのがゼンハイザーのUSBマイク。このタイプ、以前RazerのSeiren Xでは微妙だったものの、ゼンハイザーなら信じられる。気になるのは自分が椅子に座りながらも多少顔の向きが動いたり前傾・のけぞりなど姿勢が変わった時の音の変化ですが、高性能なマイクなら多少は自分が動いても大丈夫なのかな...?
また音響環境が更新されたら記事もアップデートしようと思います。