先日、オーディオテクニカから新しいマイク製品4つが発売されました。
ちょうど配信で使うためのピンマイクを探していた私にとってストライクな製品だったので、早速買って使ってみました。
なぜ配信用にピンマイクか?
私はゲーム配信ではずっとヘッドセットマイク(ゼンハイザーPC360)を使ってきました。口とマイクの距離を常に一定に保てることが一番のメリットで、またゼンハイザーの製品ということでマイク音質も良く、また開放型ヘッドセットであるため着けながらも普通に外の音(スピーカーから出るゲーム音など)が聞こえる、といったことから愛用していました。
ただ私はメガネを着けているため時々メガネ位置を直す時にヘッドセットに当たりそれがノイズ音になってしまうことがあり、それが悩みでした。ヘッドセットの耳部分は配信では使っていないので、他の身体に付けるタイプのマイクを探すことにしたのでした。
ということで他のマイクを色々試しつつもこれというものに出えなかった中、今回のオーディオテクニカのピンマイクを知りました。ピンマイクも口とマイクとの距離を常に保つことができ、あとは音質さえ良ければ要件にバッチリです。オーディオテクニカのマイクなら質も信用できるはず、ということで買うことにしました。
今まで買ったゲーム配信用マイクの振り返り - maikeruのポケモン育成日記
箱、開封
箱はこんな感じ。比較物を置き忘れましたがかなりコンパクト。
中には保証書、袋、マイク本体。マイクには最初からウインドスクリーンが付いてるのも嬉しいところです。
回転クリップが便利!
使う上で便利だなと感じたのがこの回転クリップ。
普通のピンマイクはシャツやジャケットに挟むことを想定した向き固定のクリップですが、このマイクのクリップは回転するため、Tシャツに取り付ける場合でもマイクが上向きになります。これはなかなかありがたい。
音質は他のピンマイクよりは良い感じ
まず音質。実際に配信で使ってみたのでそれが参考になれば幸いです。
↑今回のピンマイク(オーディオテクニカATR3500)で配信したもの
↑ヘッドセットマイク(ゼンハイザーPC360)で配信したもの
音質は、いつも配信で使っていたヘッドセットマイク(PC360)のほうがより声が鮮明でクリアだったような気がしましたが、以前Amazonで買ったピンマイクよりは良く、配信で使うに耐えるクオリティではあるなと感じました。
↑(左)私が配信で使ってるPC360の後継機にあたる「EPOS H6Pro 開放型」(右)以前買ったピンマイク
ノイズはソフト側で対処すればOK
指向性のあるこのマイクですが、デフォルトではコントローラーのボタンを押す音がある程度入ってしまいました。
ただ配信ソフトのOBS側でノイズフィルタを付けることで(「フィルタ」→「ノイズ抑制」→「NVIDIAノイズ除去」コントローラー音はほぼ完全に除去することができました。
総じて、ピンマイクが欲しければオススメ
総じて、ピンマイクが欲しければオススメです。配信には一般的なスタンドマイクも人気ですが、ピンマイクやヘッドセットマイクは口とマイクの距離を一定に保てるので音量が安定するのが大きなメリットだと思っています。ヘッドセットよりも気軽に取り付けることができるので、配信スタイルに合いそうであればオススメできます。