maikeruのポケモン育成日記

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【ポケモンSV】オドリドリ軸C【レギュレーションCダブル】

レギュレーションCでもオドリドリ。テツノドクガの採用も考えましたが、ちょうのまいを活かした動きもしてみたいと思いウルガモスと組んでみました。

 

 

パーティができるまで

現状おどりこを活かせる数少ない優秀な技であるところのほのおのまいとの組み合わせを軸にする、ということでウルガモスとテツノドクガのどちらかが候補。ブーストエナジーテツノドクガとの組み合わせは安定感があったものの、今回はより欲張ってちょうのまいも活かすべくウルガモスとの組み合わせに挑戦。特に環境の高速組を抜くためにこだわりスカーフ持ちで試してみる。

このギミックでやりたい主な動きは以下の4つ

・スカーフウルガモスのほのおのまいにおどりこで追撃を入れることで、高い素早さからタスキを貫通する2連撃を入れる

・スカーフちょうのまいでオドリドリの能力を強化し、テラスタルめざめるダンスで奇襲

・まもるやみがわりで安全にスカーフちょうのまいによる能力上昇を受け、次のターンもちょうのまいで能力を上昇させてそれを後続にバトン

・控えからオドリドリを繰り出し、突然ほのおのまいの2連撃をお見舞い

これらを支えるべく、オドリドリ・ウルガモスが苦手なポケモンに強く、スカーフウルガモスの入れ替え先になるサイクル性能の高いポケモンやバトンエースになれるポケモンを優先的に採用する方針に。

オドリドリ・ウルガモスが苦手なのは、まずタイプで見ると

岩、水、炎、ドラゴン
その他にディンルー、パオジアン、カイリューなども警戒。

上記方針を考えながらこれらのタイプに強いポケモンを検討した結果浮かんだのが

スナノケガワ
攻撃面での相性補完が優秀でちょうのまいとの相性も悪くない

パルデアケンタロス水
苦手な岩・水・炎に耐性があり、ちょうのまいの穴になる防御を補う威嚇持ち

チオンジェン
ディンルー、岩、水などに強く、特殊中心のパーティで特性も足を引っ張りにくい

ハバタクカミ
ドラゴンに強く、またちょうまいバトンを受けてのエース活躍にも期待できる

となった。

 

個別解説

オドリドリ

ひかえめ@もくたん テラスタイプ:いわ 155-*-92-165-92-138 (36-*-12-252-12-196)
めざめるダンス、みがわり、バトンタッチ、まもる

特性おどりこによる1ターンの複数回行動が面白いポケモン。

持ち物は、最初は「交代からでも即座に攻撃できる」という性質を最大限活かすためにこだわりメガネを持たせてみたものの、こだわりメガネによるわざ縛りはおどりこの技にも適用される(例:おどりこでほのおのまいを使うと選択しためざめるダンスなどは失敗する)ことにPJCS予選本番で知り、没。

火力は欲しいので、持ち物はもくたんを採用。

素早さは、1段階上昇時に最速テツノツツミ抜き。残りはなんとなく耐久に。

技はコンセプトからめざめるダンスとバトンタッチが必須。立ち回りの自由度が広がるまもるも採用。また様子見に使えたりバトンタッチとの相性も良いみがわりを採用。攻撃技のエアスラッシュを検討したこともありましたがめざめるダンス1本でも十分でした。

テラスタイプは、炎タイプやギャラドスへの打点を意識した岩タイプ。ウルガモスオドリドリの痒いところに手が届きます。カイリューの神速に耐性が付くのも地味に嬉しいところ。

オドリドリの技構成や調整自体は悪くない手応えでした。

 

ウルガモス

おくびょう@こだわりスカーフ テラスタイプ:くさ 160-*-86-187-125-167 (0-*-4-252-0-252)
ほのおのまい、むしのさざめき、おにび、ちょうのまい

オドリドリを引き立てるためのポケモン。

上からのほのおのまいやちょうのまいをやりたかったので今回は少し強引にこだわりスカーフ持ち。

努力値は、スカーフイーユイから上を取りたいため最速。残りは最初HP振りにしていましたが、ほのおのまい2連撃で相手のイッカネズミを倒せなかったため、特攻振りに変更しました。

それに伴い技をむしのていこうからむしのさざめきにしましたが、むしのていこうのままでもいいのかもしれません。

鬼火は、主に対ヘイラッシャを意識して採用した技。パーティも全体的に耐久が高いため、おにびの効果を活かしやすいです。

テラスタイプは、なんとなく水の先制技に耐性が付く草にしましたが、テラスタルするようなことはほぼありませんでした。

面白い動きができることがあるものの、やはりスカーフちょうのまいは勿体ないので、ハバタクカミやテツノツツミなど高速ポケモンのことは他のポケモンに任せてこだわらずに使うのが良いかと思いました。(そもそもこれらのパラドックスポケモンはブーストエナジーで更に上を取ってくることも多い)。

 

チオンジェン

ひかえめ@たべのこし テラスタイプ:ひこう 192-*-137-143-156-91 (252-*-132-116-4-4)
ギガドレイン、テラバースト、やどりぎのたね、まもる

雨系統やバンギルガンに対しても出していきたい

蝶舞バトンから場に出れば非常に突破困難な要塞になるような気がし、その適性を高めれるように特攻も伸ばしてバトンエースとしても使えるように目指してみました。

技は、蝶舞との相性が良いギガドレイン、素の状態でも相性が良いやどりぎのたね、便利なまもるまで決定。最後の枠には攻撃技を入れてみることにし、テラスタルすることで相手の草や虫、格闘の弱点を突くことができ、草を半減する相手の多くにも等倍で通るテラバースト(飛行)にすることにしました。

飛行テラスタルは対ディンルーでじわれを受けないようになり、また虫・格闘に耐性をつけることもできて相性は悪くないのではと考えました。

努力値は物理耐久は特化ヘイラッシャの2倍一致テラバーストを高確率耐えまで物理耐久を伸ばし、残りを特攻に。

実際に使ってみたところとしては、そもそも一度も蝶舞バトンでチオンジェンを出すようなことはなく、またテラスタルする機会もなし。耐久不足や遂行速度不足を感じる場面もあり、この型はあまり良いものではないと感じました。バトン無しで単体でも仕事を全うできるような型にすべきでした。

 

パルデアケンタロス(水)

いじっぱり@しんぴのしずく テラスタイプ:みず 182-178-121-*-90-120 (252-252-4-*-0-0)
レイジングブル、インファイト、アクアジェット、まもる

威嚇によるサポート性能と優秀な耐性、そして先制技のアクアジェットがあることが決め手となり採用。

テラスタイプは、格闘由来のフェアリー弱点などを消しつつ水技の火力を上げるために水テラスタル。

持ち物も火力を強化するためしんぴのしずくを持たせました。モロバレルが多い環境なのでモロバレルを無視できるようになるぼうじんゴーグルも考えましたが、このパーティはウルガモスとオドリドリがタイプ的にモロバレルに強いこともあって素直な火力強化を選びました。

技は、反動を嫌ったのとなんとなくレベル50で止めたい気持ちによりメインウェポンはレイジングブルに。残りはインファイト、アクアジェット、まもると無難に決定。

努力値は、耐久力と先制技を活かして戦うため、役割論理に従うHA振りに。

パーティの穴を埋めて先制技も絡めて器用に立ち回ってくれる、大変頼りになるポケモンでした。

 

スナノケガワ

ひかえめ@とつげきチョッキ テラスタイプ:くさ 175-*-118-190-106-138 (116-*-4-252-4-132)
10まんボルト、だいちのちから、テラバースト、ボルトチェンジ

オドリドリコンビが苦手な水タイプや炎タイプ、岩タイプにまとめて打点を持てる、攻撃面での相性が素晴らしいポケモン。

テラスタイプはディンルーに打点を持てる草・水・氷のどれにするかで迷った結果、モロバレルを無視することもできる草を選択。ついでに地面技や水技を半減することも出来ます。

努力値はまず特攻特化、素早さは蝶舞バトンを受けるシーンも考えて1段階上昇時最速テツノツツミ抜きとし、残りを耐久に。

ボルトチェンジが役立つこともあったものの、まもれないことのデメリットがそれなりに痛かったので、このパーティであればオボンのみなどを持たせてまもるにしても良かったのかもしれません。

 

ハバタクカミ

ひかえめ@ブーストエナジー テラスタイプ:フェアリー 162-*-107-171-156-156 (252-*-252-4-0-0)
マジカルシャイン、ムーンフォース、シャドーボール、まもる

耐久力の高いパーティと上手くマッチするように耐久重視の配分をしたハバタクカミ。配分は耐久重視でもブーストエナジーで特攻を補強しています。耐久のおかげで蝶舞バトンエースとしての活躍も期待できます。

テラスタイプは、メインウェポンの火力を強化しつつふいうちに耐性が付いたりゴースト技で弱点を突かれなくなるフェアリー。

ミラーで素早さが負けることは気になるもののテラスタルすれば弱点は消すことができますし、威嚇やチオンジェンとの相性も良い耐久振りの使用感はなかなかいいものでした。

技は蝶舞バトンエースとなった時に力を発揮できるマジカルシャインと一致技のシャドーボールは決まり。守るもほしいとし、最後の枠には単体火力を上げるためにムーンフォースを採用しました。

 

反省点

・チオンジェンをバトン前提型にするべきではなかった
そもそもバトンは全然やらなかった。それよりウルガモスオドリドリを出せない時に仕事を果たしてもらうために単体で完結する型にすべきでした。ギミックあるあるミス。

・ウルガモスのスカーフは勿体ない
せっかくのちょうのまいが無駄になってしまうのが勿体ない。スカーフについても、ウルガモスより速いパラドックスポケモンの多くはブーストエナジーで結局上を取ってくることも多い。環境でパラドックス以外でウルガモスのスカーフで抜きたいのはイッカネズミくらいであり、イッカネズミは素早さを伸ばしていないこともある。イッカネズミやパラドックスポケモンなどウルガモスの上を取りうるポケモンの対策は他に任せて、ウルガモスは状況に応じて自在に舞を使い分けれるようにしたほうが完成度は高くできたように思う。

 

終わりに

ということでレギュレーションC版のオドリドリ構築でした。いくつか改善点は見つかったものの、耐久力は良くサイクルもしやすく、もう少し洗練すればギミックを持ちながらも堅実な動きができるパーティになるような気がしました。

 

配信アーカイブ

※新しいマイクを試したのですが音が不安定で聞こえにくかったらごめんなさい

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