ポケモンソードシールドが発売して早くも10日が経ってしまいました。ストーリーも終わり、ある程度やり込みも始めたところで感想などをまとめておこうかと思います。
※ネタバレあり
感想
初めて見るポケモンがたくさんいるポケモンってこんなに楽しかったんだなと…!
突然現れる自分好みのポケモン、タイプも能力もわからない相手ポケモンとの戦い、知っていたはずのポケモンの思わぬ姿での登場、どんな姿に進化するのか楽しみにしながら進む冒険。最高でした。
今回、最初のポケモンの進化系も公開されず、パッケージを飾るポケモンのタイプや専用技すら公開されなかったんですよね。新ポケモンもほんの一部しか事前公開されていなかったのですが、それがすごく良かったと思います。情報を出すだけがプロモーションじゃないんだぞと!
ポケモンバトルがスポーツのように楽しまれている、という設定は上手い
前々から、ポケモントレーナーはなぜこの可愛いポケモン達を戦わせているのだろうか…と私自身思っていたのですが、この設定のおかげで難しいことを考えずバトルを楽しんで良いんだと思えました。
作中でも色々な登場人物が応援してくれ、自分が本当に選手になったかのような気持ちでプレイすることができました。歓声が良い。
演出!画質!迫力!
バトル中の歓声、良い。グラフィックスも綺麗。ダイマックスの攻撃でコントローラー振動するのも好き。Switchなので当然のように大画面でプレイできるのもこれらの凄さを最大限に引き上げているように思います。
その他言っておきたいこと
・お気に入りの新ポケモンはホシガリスとアーマーガア
・好きなキャラはマリィとネズ
・好きなBGMはオリーブ戦。ここからが黒幕との戦いだ!感があって、なんだか耳に残ってる。
・マクロコスモスという組織名、カッコ良すぎます
旅パポケモンの思い出
ヒバニー→バニフット→エースバーン
これはまた炎格闘タイプになりそうだな〜と思ったらまさかの炎単タイプ。そしてかえんボール強すぎわろた。もくたんの補正もあってか多くの相手を一撃でシュートしていきました。まさにパーティの頼れるエースのような活躍をしてくれました。
ヒバニーバニフット時代もよく頑張ってくれたのですが、ニトロチャージがメインウェポンだったので若干火力不足でした。
かえんボールがめちゃくちゃ強かったので今作は御三家は高威力な技で優遇しているのかと思ったのですが、どうやら他2匹はそういう訳ではなかったようです。
ココガラ→アオガラス→アーマーガア
ココガラのときはまさかアーマーガアに進化するとは思いませんでした。モクローみたいな何かを感じていました。
アオガラスのドリルくちばし習得あたりからかなり頼もしくなり、アーマーガアに進化したら序盤鳥ポケモンとは思えない優秀な耐性と耐久力でパーティの守りの要となってくれました。苦手な相手が少ないのでよく先発にしていました。
性格はわんぱくだったのですが、結果的にアーマーガアにぴったりの性格でした。
ホシガリス→ヨクバリス
冒険が始まって初めて会ったホシガリスに早速一目惚れ。自分はわりとノーマルタイプを好きになる傾向があるようです。
2回くらい進化しないかな〜と思ったのですが進化が思っていたより遅かったことから1段進化を感じてしまいましたがその通りでした。進化した瞬間は、「えっ()」と、もっと可愛い姿になることを期待していたのですが、冒険をしていくうちに段々愛着が湧いてきました。
偶然にもいじっぱりな性格でそれも噛み合って物理戦では心強く、ホップのカビゴンとは何度も激闘を繰り広げ勝利していました。
ドガース→ガラルマタドガス
実はちょっと前からポケモンGoでドガースの笑顔を見ているうちにドガースが好きになってしまい、今作も見つけるなりゲットしてパーティin。このドガース、めちゃくちゃ可愛いんです。特に冒険中、相手ポケモンのおだてるを受けたときのあの喜び様ったら本当に…! ぜひ図鑑で少しアクションさせてみてください。
マタドガスに進化してからは優秀な耐性を活かしそこそこよく戦ってくれましたが、フェアリー技が無く何か良い技を思い出せないかとポケセンで思い出しをしたところまさあのワンダースチームを習得。以降フェアリー枠としても立派に活躍してくれました。
性格は勇敢でした。冒険中は完全に特殊型としての運用だったので残念ながら噛み合いはしませんでした。
ガラルポニータ→ガラルギャロップ
ガラルギャロップがどんな姿になるのか、どんな活躍が出来そうなポケモンなのか気になりパーティin。結局のところフェアリー枠としてはマタドガスの方がよく頑張ってくれ、ガラルギャロップはエスパーに弱い相手に対して時々出す程度でした(そのエスパーに弱い相手というのは毒タイプで、よく倒しきれず反撃で弱点を受け倒れてしまっていました…)。サイコカッターの威力はもう少し上げてほしいなあ。
ガラルデスマス→モルペコ
ガラルデスカーンがどんな姿になるか楽しみに冒険していたのですが、レベル50を超えても進化せず、これは特殊進化だなと断念し、代わりにモルペコを入れました。結局この枠はほぼ終始非戦闘要員でした…。
その他連れていたポケモン
キョダイマックスニャース、キョダイマックスピカチュウ、キョダイマックスイーブイ
システム面など良かったと思う点
ミントの登場、タマゴ技の後天的習得が可能になった点
思い出の旅パポケモンを対戦対応に育て上げたり、一度育てたポケモンを新しい形で育て活躍させることができるようになったのは良いなと思いました。おかげでゲーム中一度しか受け取れないポケモンもあまり難しいことを考えずに受け取ることが出来ますし、タマゴ孵化を行う際も遺伝技に神経質にならずに済むようになりました。
対戦がランク制になった点、報酬が貰えるようになった点
まだ始まった直後ということもあって長期的な目では見れていないのですが、特に初心者に優しくなったのではないかと感じています。前のレートだと1500でも十分相手は強いガチ勢で、10連敗して1300ほどに行ってやっと適性になったりしますからね…それはあまりにも厳しすぎる世界です。下から勝ち上がっていくのがやはり良いでしょう。
対戦をすることで報酬も貰えるようになり、またどうやら期間中一定ランクの到達でまた報酬が貰えるようですね。対戦のちょっとした動機付けにもなりそうです。
めざめるパワーの廃止
これは対戦バランス的には難しく、強力なメジャーポケモンを対策したり通常勝てない相手への対抗手段を持たせたりということがしにくくなってしまったことは悩ましいところですが、ポケモン厳選の際に考えなければならないことが1つ減ったこと自体はとても喜ばしい点だと思います。
色々便利になった
ポケモンがどこからでも引き出せるようになったのはgood
ドーピングアイテムだけで努力値を振り切ることができるようになったのもgood
けいけんアメのおかげでレベル上げや懐き進化がやりやすくなったのもgood
個人的もうちょっとポイント
ストーリーをもうちょっと深掘ってほしかった
ストーリーは後半駆け足だったように感じて、もう少しローズの考えやムゲンダイナという存在について、かつてのブラックナイトについて等、色々深堀りしてストーリーを組み立ててほしかったなと感じました。このあたりはマイナーチェンジ版でってことなのでしょうか…。
キョダイマックスムゲンダイナ戦 too easy
ラスボス感あふれるこの戦い、演出は好きだったのですが、味方のザシアンとザマゼンタが強すぎて難易度が低かったのは少し残念でした。あまりの強さに「もう君ら2匹だけでいいんじゃないかな…」感がありました。ムゲンダイナにはウルトラネクロズマのような驚異の強さを見せてほしかった気持ち。
(演出や展開は好きだったので、サンムーンでもこんな感じでカプと協力してネクロズマと戦ってみたかった感はあります。)
※追記
1晩経って分かったのですが、ストーリー的にはこれで良いんですね。ムゲンダイナ戦はあくまで2匹の英雄の戦いであり、主人公とホップでは敵わない相手だった、ということ。多分あの2匹でも十分なんだけど、おまけとして主人公とホップが横に並んでるんだなと。
ストーリー的には納得しましたが、でもやっぱり超強敵なラスボスとマックスレイドバトルで対決というのはやってみたかったです。
思えば今回の主人公は、悪の組織の野望を止める訳でもない、何か超人的なことをする訳でもない、本当に普通にチャンピオンを目指す少年少女でしたね。
マックスレイドバトルもうちょっと難しくて良い
発売前は4人で協力してやっと倒せる達成感などを味わいたかったのですが、蓋を開けてみればそこはムゲンダイナ艦隊。確かに作業としては簡単なのかもしれませんが、色々条件のある特別レイドを用意したり、全員レベル100でもギリギリになるようなレイドを用意してほしかったなあとは思います。
報酬が有難いので当分は遊び続けることになりそうですけどね。周りで育成済みが揃ってきたらレベル50縛りとかで遊んでみたいなとは思います。
厳選・育成自体はあまり楽にはなってない?
性格変更ができるミントは必要BPが多くあくまで最終救済処置的なものであり、通常の対戦用ポケモン準備では結局卵タマゴ孵化して大量のポケモンを逃すんだなあと;
あとは木の実の栽培が出来ないこと(努力値を下げる木の実の大量入手ができない)、ポケジョブよりポケリゾートの方が努力値振りやその他色々やりやすかったなあと思ったり。
通信のやりにくさ
これまでの作品のように、オンラインのフレンドを選択して直接対戦や交換を申し込む仕様にしてほしかったところ。世界的人気を誇るポケモンに対し、4桁のパスワードではダブりが発生しちゃいますよ…。
ただ、フレンドコードを交換せずとも通信ができるという見方もあるので、この方式「も」あるという状態なら良かったのかなとも思います。
まとめ
Switchになって正統進化した完成度の高いポケモンだったなと思います。まだまだ良かったところなど書き忘れているような気もしますが、思い出したらこっそり書き足します。
もうちょっとポイントも色々書きはしましたがトータルで見れば十分楽しめていますし、自信を持って他の人に勧められるゲームです。これからももっともっと遊びこんでいきたいと思います。
今後はまたひたすら対戦のことを考えるようになるのでしょうか。もうちょっとのんびり楽しんでいたいなあ…なんて思ってるうちに周りでマスターランク到達だの図鑑完成だの報告が上がってきて焦っております。
このブログには今後もポケモン記事色々更新していこうと思いますのでどうぞよろしくお願いします。