maikeruのポケモン育成日記

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【PJNOベスト8】コーチングリオルパーティ【シーズン4】

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JCSに代わり有志の方によって運営されたPJNO(Pokemon Japan National Online)で使用した、コーチングリオルを軸としたパーティ。結果はベスト8でした。

 

本パーティの記事は「リバティノート 」様にも投稿しています。

【PJNO ベスト8】コーチングリオルパーティ | リバティノート

 

 

【概要】

リオルのコーチングでダイマックスエースを強化!

アップデートで登場した新技コーチングは、「自分以外の味方全員の攻撃と防御を1段階アップする」という技。リオルはいたずらごころとコーチングを両立できる唯一のポケモン。これで味方ポケモンを強化して制圧するのがこのパーティの狙いです。

コーチングを使える強力なポケモンとしては他にエースバーンがいるものの、エースバーンと比較したリオルの利点は、エースバーンより速いポケモン(ドラパルトやスカーフ持ち)も強化できること、そして何よりエースバーンをダイマックスエースとして強化できる点です。

この技の強いところの1つとして、このゆびとまれ等の技に吸い寄せられないというものがあります。さらに味方がまもるやダイウォール状態でも効果は有効であるため、1ターン目は身を守りつつ能力強化、次のターンにも更に能力を強化、というような動きが可能です。

この技の恩恵を大きく受けるポケモンを選定。色々な候補ポケモンがいたのですが一旦はこの6匹となりました(全員物理ポケモンになってしまいました...)。

 

【個別解説】

リオル

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いじっぱり@きあいのタスキ 116-134-60-x-60-112 (4-252-0-x-0-252)

コーチング まねっこ フェイント まもる

このパーティのコンセプトの軸となるポケモン。期待通りの活躍ぶりで、ほぼ全試合で初手選出しました。

努力値・持ち物は、耐久に特化し進化の輝石を持たせる手もありますが、今回は耐久面はきあいのタスキに任せ努力値は攻撃と素早さに振り切りました。攻撃に振り切ったのはまねっこで物理技を出した時により高い威力で攻撃できるようにするため、そして素早さに振り切ったのは相手のゴリランダーのグラススライダーを受けるより先にコーチングを決めるためです(味方のゴリランダーのグラススライダーをコーチングで強化することも可能です。)

ただまねっこでの攻撃は対象を選べないこともありあまり使わなかったので、攻撃を伸ばしたことはほぼ活きませんでした。それよりは砂などで削れた後に、まもるをしてもダイマックス技を耐えられない場面があったため、耐久に割くべきでした。

きあいのタスキか進化の輝石かについては、1回の耐え保証がありがたい場面も多かったため悩ましいところ。ベスト32の試合で絶望的状況でコーチング→グラススライダーの動きで打開できた場面があり、やはりゴリランダー より先に動けるよう素早さには振りたい・しかしすると輝石では耐久が足りない、となり、悩ましいです。

 

技はコーチングが確定。フェイントもタスキ潰しや強化した味方の攻撃を通す際に役立つため採用。次に相手のトリックルームや追い風をコピーすべくまねっこを採用。最後に相手のねこだましから身を守るためまもるを採用しました。まねっこは相手の意表を突いた動きが上手く決まり、トリックルーム返しや追い風対抗が決まった場面もありました。

 

エースバーン

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いじっぱり@しろいハーブ 179-176-96-x-96-155 (188-188-4-x-4-124)

とびはねる アイアンヘッド とびひざげり ふいうち

リオル と組むダイマックスエースの1匹。コーチングを受けて攻撃力・耐久力の上がったエースバーンは非常に強力です。

エースバーン対策として威嚇が流行っていたので、その対策として白いハーブを持たせてみました。ガオガエンやウインディ相手にかなり出しやすくなり、これは正解でした。

技は、初手で早めに倒しておきたいトゲキッスを素早く倒すことができ耐久力も上げてくれるダイスチルになるアイアンヘッド、素早さ上昇が強力なダイジェットになるとびはねる、非ダイマックス時は便利な先制技として・ダイマックス時はサマヨールへの強力な打点となるふいうち、そしてパーテ全員物理型のこのパーティと相性の良いダイナックルになるとびひざげりを採用しました。とびひざげりは非ダイマックス時最高威力の攻撃としても重宝します。弱点をほぼ消したり相手のダイマックスを凌いだり色々と柔軟な動きができるまもるもぜひとも欲しい技でしたが、今回は見送りました。

努力値は、耐久を活かすために素早さを最速ドリュウズ抜きまでとし残りを耐久と攻撃に割いてみました。しかし結果対ウインディがやや苦しくなり、そしてベスト8ではリザードンを抜けていないことが仇となり選出できず敗北しました。高めた耐久力もいくらか役立ったものの、素早さはもう少し伸ばすべきでした。

 

ドラパルト

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ようき@命の球 185-172-96-x-96-189 (172-252-4-x-4-76)

ドラゴンアロー ゴーストダイブ はがねのつばさ まもる

威嚇が効かない高種族値アタッカードラパルト。コーチングとの相性は良さそうということで採用。

技は範囲技のような使い勝手を期待しドラゴンアロー 、そしてゴーストダイブまでは確定。技は悩ましかったものの、フェアリーを迅速に倒すことができるはがねのつばさと動きに柔軟性を与えてくれるまもるを採用しました。

努力値は、耐久面も活かしたかったので素早さを最速エースバーン抜きとし、残りを適度に耐久と攻撃へ。

持ち物は、弱点保険は相性が良いため是非とも持たせたいところでしたが、どちらかというとコーチングを受けての即座の攻撃の威力に期待したかったためいのちのたまを持たせました。

 

ただ実際にはなかなか出しにくく、選出率はパーティで最も低かったように思います。う〜んなぜだろう。先発で出すより、寧ろ後発に適したポケモンがおらずやむを得ず出すような場面が多かった気がします(先発ダイマックスエースとして活躍してくれた試合もありました)。

最速エースバーン抜きが活きることはなかったので(エースバーンを見てもふいうちが痛くあまり出せない)、それより耐久面を伸ばすべきだったかもしれません。

 

カビゴン

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いじっぱり@とつげきチョッキ 242-178-111-x-130-50 (52-252-204-x-0-0)

ギガインパクト 10まんばりき ヘビーボンバー かみなりパンチ

コーチングを耐久強化の目線で活かすポケモン。コーチングを受けたダイマックスキョダイカビゴンの耐久力は圧倒的で、まずダイマックス中に倒されることはありません。

努力値は攻撃特化、残りは適度にHPと攻撃へ。

技はノーマル技としてダイアタックの威力が最高になるギガインパクト、この指とまれが厄介なフェアリー対策としてダイマックスしていない時でもフェアリーに高い威力で攻撃できるようヘビーボンバー、特殊耐久を強化し多くの相手の弱点を突けるダイアースになる10まんばりき、そしてギャラドス対策やあくびやねむり対策としてダイサンダーになるかみなりパンチを採用しました。

持ち物はとつげきチョッキを持たせました。当初はきのみ+リサイクルで要塞化するつもりだったのですが、技スペースがもう少し欲しくなり、どうせフルアタにするならばととつげきチョッキで特殊耐久を伸ばしました。

きのみを使わないので特性はあついしぼう。炎と氷には過剰なまでの耐性を誇ります。

 

頼もしい耐久力でシンプルなビートダウンにはかなり強いものの、相手の搦手に弱く、威嚇サイクルや鬼火で簡単に弱体化されてしまうのが難点でした。ダイアタックの威力重視と射程伸ばしのためにギガインパクトを採用したものの、あまり使わなかったので鬼火対策になるからげんきで良かったかもしれません。

 

ゴリランダー 

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いじっぱり@こだわりハチマキ 201-194-110-x-97-105 (204-252-0-x-52-0)

グラススライダー ばかぢから ウッドハンマー  とんぼがえり

困ったときの先制攻撃枠。このパーティは基本的に先発でダイマックスして押し切るパーティなので、その勢いで一気に相手を押し切る役割です。後発としてほとんどの試合で選出しました。

最初はまもるやねこだましが使えるようにきせきのたねを持たせていたものの、ほとんどグラススライダーしか打たないことに気付き、より射程が伸びるこだわりハチマキに変更。ハチマキの火力に何度も助けられたのでこの選択は正解だったと思います。

一度全力でラプラスに殴りかかろうとしたら先手を取られてキョダイセンリツで返り討ちに遭ったので、ラプラスへの役割を持たせるつもりなら素早さは準速抜きの113くらいあると安心そうです。

とんぼがえりはあまり使わなかったので、ウインディへの交代読みで打てたりガオガエンに低リスクで攻撃できる10まんばりきの方が良かったかもしれません(10まんばりきよりもばかぢからを優先したのは、ガオガエンをより高い確率で倒せるようにするため、そしてアーマーガアやナットレイへの打点を意識したためです)。

 

ガオガエン

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いじっぱり@弱点保険 200-176-115-x-115-81 (236-196-36-x-36-4)

ねこだまし フレアドライブ DDラリアット とんぼがえり

いたずらごころ持ちに動きを妨害されない悪タイプのアタッカーが欲しいと思っていたところ。更に炎タイプのおかげで鬼火も受けないため、相手の妨害に強いところが利点。パーティが不得意とする鉄壁ナットレイも、早めに対面させることができればなんとかなります。

 

そこそこの頻度で選出したもののこのガオガエンについてはけっこう反省点が多く、

・弱点攻撃も耐えれるためダイマックス時の撃ち合いで強気に出るべく弱点保険を持たせてみたものの、威嚇を貰いやすいためダイマックスさせることがあまりなく、しかしダイマックスしない場合は弱点保険が発動してもせいぜい1回の反撃しかできない

・コーチングで強化するポケモンとしてはフレアドライブの反動が痛く不向き

・耐久アップ対策にDDラリアットを選択したものの、それより威嚇を受けて困ることが多かったのでうっぷんばらしにすべきだった

・アーマーガアに有利な炎枠としたつもりが威嚇をミラーアーマーで跳ね返されてしまうため実は苦手

といったところが気になりました。初手に出すダイマックスエースとしては微妙だったので、耐久力を高めて防御的な動きができるようにすべきだったかなと考えております。

 

【要注意ポケモン】

・エルフーン

リオルが挑発を受けたり、横のエースが脱出すりかえを受ける危険があり、普通においかぜされても苦しいです。苦しいじゃんけんを制する必要があり、相手の技構成がわかる3本勝負だからこそ辛うじて対応できた相手です。

 

・ウインディ、ガオガエン

カビゴン、ゴリランダー、ガオガエンがかなり使いにくくなってしまいます。加えてガオガエンはねこだましでリオルの妨害を、ウインディは鬼火でこちらのアタッカーの弱体化をしてきます。ドラパルトかエースバーンで迅速に倒したいところ。

 

・ナットレイ、アーマーガア

てっぺきで物理耐久を更に上げてくることがある相手。早急に倒さないと危険ですがこちらのパーティからの打点は限られています。

 

・ラプラス

こちらにはゴリランダーがいるものの、相手もなかなか攻撃を通してはくれません。ラプラスの攻撃はこちらのパーティにかなり通りがよく、頼みのカビゴンもオーロラベールを展開されると火力が足りず置物になりがちです。

 

・リザードン

キョダイゴクエンが辛く、リオルがすぐに倒されてしまい頼みのカビゴンもキョダイゴクエンのスリップダメージがどんどん蓄積します。エースバーンも、隣のこの指フェアリーを鋼で攻撃すると弱点を晒してしまいます。ドラパルトが鍵を握りそうです。

 

・ジュラルドン 

エルフーンと組まれると勝てるビジョンが見えません😇

 

【大会の対戦動画】

Youtubeの再生リストにまとめてあります。全国大会ならではの激戦・名勝負続きです。是非ご覧ください!

 

【雑感まとめ】

大会中3回当たったラプラスにはかなり苦戦を強いられました。対リザードンも辛く、総じて特殊を軸としたダイマックスが苦手です。対特殊がこのパーティの課題と言えそうです。

 

大会3日前から急遽研究したパーティであり、こうしてみるとパーティとしては要改善点の多いパーティでした。しかしそれでも、登録したからにはそのパーティで最善を尽くす心持ちも大切だなと思いました。

ただパーティを仕上げきれなかったことは問題なのも事実。8月の日本一決定戦にはしっかりとパーティを仕上げて臨みたいところです。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました!

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