オドリドリのおどりこをテーマにしたパーティ、一度作ってみたかったのでした。
戦績は微妙であり要改善点も多くあると感じたので空気は反省会。
【個別解説】
オドリドリ
ひかえめ@もくたん テラスタイプ:いわ 165-*-91-165-92-129 (116-*-4-252-12-124)
めざめるダンス、エアスラッシュ、みがわり、まもる
今回の主役。最初はゴーストオドリドリを試してみたのですが、ほのおのまいの火力が高い炎にすべきということですぐめらめらフォルムにしました。
技はメインのめざめるダンスと、等倍で通りやすいエアスラッシュを採用。まもるも採用し、残った枠にはみがわりを入れてみました。余裕がある時に使用したりできて悪くはなかったように思います。
努力値は、おどりこによる追加攻撃を最大限活かすためにとくこうに特化。素早さもちょうのまい時にマスカーニャやヘイラッシャを抜けるところまで伸ばし、残りを耐久に回しました。
テラスタイプは、炎との攻撃相性補完に優れ、しんそくも半減することができる岩タイプに。岩のめざめるダンスが刺さることも多く、これは正解でした。
耐久力が足らず満タンからハチマキマスカーニャのはたきおとすで一撃ダウンしてしまったことがあった(低乱数)ため、もう少し物理耐久を重視して伸ばすべきでした。
ウルガモス
ひかえめ@命の珠 テラスタイプ:むし 162-*-86-205-126-150 (12-*-4-252-4-236)
ほのおのまい、むしのさざめき、ちょうのまい、まもる
踊り役。ほのおのまいとちょうのまいという2種の強力な踊り技を使えます。
このパーティではオーロンゲとの相性が良くなる耐久配分と、タイカイデンの追い風との相性が良くなる火力配分の2つが考えられ、今回は火力配分としました。
技はほのおのまい、ちょうのまい、まもるを確定とし、残りの攻撃技には最初は対ヘイラッシャも意識して草テラス+ギガドレインを採用していたものの、それより高威力で等倍範囲の広い技が欲しいと感じたため、一致タイプであるむしのさざめき+むしテラスタルとしました。タイカイデンの追い風と合わせる場合、初弾から高火力を出す方法があると重宝します。
素早さは、最初は最速シャリタツ抜きだったものの、それに甘えたせいで最速サーフゴーに抜かれて負けたため最速サーフゴー抜きまで引き上げました。サーフゴーとは追い風ミラーで同条件で戦う可能性もあります。
パワーはあったのですが耐久力が低く命の珠で更に削れていったりするのが気になりました。耐久力を重視してオーロンゲとのコンビネーションを重視するとどうなるか気になります。
オーロンゲ
いじっぱり@くろいめがね テラスタイプ:あく 191-189-96-*-96-81 (164-252-84-*-4-4)
ねこだまし、ふいうち、すてぜりふ、うそなき
ねこだましでウルガモスのちょうのまいをサポートし、すてぜりふでスムーズにオドリドリに繋ぐ役。
パーティの攻撃力があまりないこともあり、攻撃にも参加してもらうべく攻撃特化・くろいメガネ持ちとし、ふいうちで戦ってもらうことにしました。
技はねこだまし、すてぜりふ、ふいうちが確定。最後はパーティに特殊アタッカーが多いことを受けて対ヘイラッシャ想定でうそなきを採用。対ヘイラッシャではうそなきを重ねて味方の特殊アタッカーに突破してもらうというのを想定していたものの、実際にそうなる場面はありませんでした。別の技でもよかったかもしれません。
ただ実際にはあまり先発に出せずでした。ニンフィアのハイパーボイスに巻き込まれて倒されることがよくあったため、アイテムなし(のどスプレー初弾)ハイパーボイスを確定耐えするところまでは伸ばしておくべきでした。
技や努力値に改善の余地はあるものの、攻撃特化ふいうちは強力でした。
タイカイデン
おくびょう@きあいのタスキ 特性:ふうりょくでんき テラスタイプ:でんき 146-*-80-157-80-194 (4-*-0-252-0-252)
ボルトチェンジ、がむしゃら、おいかぜ、まもる
追い風+ボルトチェンジ要員。1ターン目追い風、2ターン目ボルトチェンジ→オドリドリと繋ぎ踊りの連続攻撃をしかけるのはこのパーティでやりたいことの1つです。
この流れ自体はよく決まりました。がむしゃらは対ヘイラッシャ用に持たせていますが、10まんボルトでも多くの場合弱点を突けるのでそういった技でも良かったかもしれません。
テラスタイプは、一旦でんきとしましたがねこだましやしんそくの対策になるゴーストも良さそうです。
トリトドン
おだやか@オボンのみ テラスタイプ:じめん 218-*-97-112-138-* (252-*-68-0-188-*)
だいちのちから、クリアスモッグ、あくび、まもる
ここからは補完枠。ここまでだと雨、バンギルガン、寿司、カイリュー、トリックルームがきついところ。これらに対し有利に戦えそうなポケモンとしてトリトドンに注目しました。
特殊耐久はダブル時2段階上昇194グレンアルマのワイドフォース確定耐えと、グレンアルマ構築を意識した配分。クリアスモッグやあくびで対処します。
技はだいちのちからは確定とし、寿司対策のクリアスモッグ、対トリパやその他雑なごまかしに使う、あくび、そしてまもるを採用。クリアスモッグが寿司ピンポイントであるのが難しいところ、そして身代わり持ちには普通に通らないのでそのあたりも心配なところ。
見落としていたものの対ガブリアスもけっこうきついので、特攻を伸ばしてれいとうビームを持たせても良かったのかもしれません。
ワルビアル
いじっぱり@とつげきチョッキ テラスタイプ:じめん 201-168-106-x-102-113 (244-124-44-x-92-4)
じしん、かみくだく、けたぐり、じだんだ
補完枠その2。トリトドン1匹では荷が重いかもしれないバンギルガン、カイリュー、トリックルームあたりへの対抗策としての採用。
努力値は、威嚇時204ノーマル鉢巻カイリューの神速を高確率で2耐え、とつげきチョッキ時2段階上昇194グレンアルマのアーマーキャノンを高確率で耐えとしています。カイリューは今はマルチスケイルが多いということですがせいしんりょくだとなかなか厳しいです。
活躍してくれた場面もあったものの、ベストな補完枠だったかというとまだ怪しいところ。素質はありそうなのですがトリトドンと地面枠が、オーロンゲと悪枠が被っているので、タイプ的に他のポケモンをチョイスするべきだったのかもしれません。
【厳しかった相手】
コノヨザル
パーティから良い感じの打点があまりなく、処理が遅れがちです。
トリックルーム
対トリックルームもまだ十分とは言えないなと感じました。
マスカーニャ
補完枠2匹が地面でまず草がきつく、オドリドリ・ウルガモスも物理耐久が低いため被弾で大ダメージ、オーロンゲやタイカイデンの技もろくに通らない、という状況です。タイプ上オドリドリとウルガモスが有利だったため見落としていました。
【終わりに】
ということで一度作ってみたかったオドリドリ軸を作ってみました。オドリドリが横にいなくともスムーズに繋げれるギミック自体は気に入ったものの、個別の調整や補完役の選定など、もう少し改善の余地があるなと感じました。