ボディプレスを最大限活用してみたく作ったハガネール軸のパーティです。
【パーティコンセプト】
自分の中でボディプレスフル活用プロジェクトが立ち上がり、まずは尖ったところからと、最高級の威力のボディプレスを使えるポケモンを試してみることに。防御種族値200以上及びそれと同等の威力のボディプレスが使えるポケモンとして挙がったのがジャラランガ、ツンデツンデ、レジロック、ハガネール。この中で弱点の少なさや耐性が優秀なハガネールに目を付けました。
防御の高いハガネールは、1段階上昇するだけでもその効果が大きいです。防御上昇の手段として、グラスシードとダイスチルを取り入れることにしました。理想的な動きは、初手ゴリランダー+ダイスチルが使えるトリックルーム役、トリックルーム展開後はゴリランダーをハガネールに入れ替えダイスチル、となります。
ということでここからポケモンの選定。まずハガネールとグラスシード起動役としてゴリランダーが確定、ダイスチルトリックルーマーにはディアルガを採用、ここまで対炎が心配だったり火力が心許ないのでそれらをカバーしてくれるカイオーガを採用。これで基本の4匹が決定。
ここまでの4匹はディアルガでトリックルームを狙ったりハガネールで物理を完封するのが狙いとなるため、初手から手助けダイマックス技でディアルガを倒したり、特殊重視の相手は苦手です。それらに強いポケモンを残りで検討します。
ダイアースを無効化できたり、ボディプレスが効かない黒バドレックス等ゴーストに強いガラルファイヤーを採用。またザシアンや黒バドレックスから先手を取ったり、特殊アタッカーの火力をかいでんぱで下げることができるレジエレキも採用しました。穴はあるかもしれませんがひとまずこの6匹としてみることにしました。
【個別解説】
ハガネール
ゆうかん@グラスシード 182-105-277-*-86-45 (252-0-252-*-4-0)
ボディプレス、てっぺき、こわいかお、まもる
見た目に違わぬ圧倒的な防御力を持つ今回の主役。その高い防御力ゆえ、1段階上がるだけでも火力・防御ともに大きく上昇します。ガオガエンの威嚇を受けず大ダメージを与えれたり、ブラッキーやポリゴン2、ナットレイなど守りの固い一般ポケモンにも有利に戦うことができます。
採用率の高いレジエレキに非常に強いというのも強みで、相手パーティからハガネールへの打点が伝説ポケモン2匹くらいということも多かったです。ゴリランダーやナットレイに強いことを考えるとカイオーガとの相性は良いと言えるのかもしれません。
ゴリランダー
ゆうかん@きせきのたね 205-194-110-*-93-81 (236-252-0-*-20-0)
ねこだまし、グラススライダー、10まんばりき、まもる
グラスシード起動要員としての実質固定枠。初手でねこだましを使ってディアルガのトリックルームをサポートすることが多いですが、カイオーガやキョダイカメックスなどの強力な水タイプに対する主力でもあるため、ただのグラスフィールド要員としてだけでなく戦力としても大切に扱いたいところ。必要と見たらキョダイマックスも積極的に使っていきます。
イエッサンとの初手でのフィールドの奪い合いを考え素早さを最鈍まで下げましたが、ガオガエンとの初手のねこだまし合戦で不利を取る可能性が増えるのが気になりました。無振りの105でも良いのですが、84に調整してトリックルーム下で90族から先手を取れるようにする調整も良いかと考えています。パーティ的にややディアルガが苦しいため、ダイアースで対抗する選択肢があると戦いやすいです
ディアルガ
なまいき@オボンのみ 207-*-143-170-165-85 (252-*-20-0-236-0)
ラスターカノン、だいちのちから、トリックルーム、まもる
トリルダイスチル役としての禁止伝説枠。特殊耐久を222の球130ダイアース耐えまで伸ばしています。
持ち物は、トリックルーム後にダイマックスをすることも多いため、体力を残しやすいオボンのみとしました。
技はダイスチルのベースとなるラスターカノンとトリックルームが確定。残り2枠は自由枠ですが、今回は柔軟な立ち回りを可能にするまもると、鋼技との相性補完に優れるだいちのちからを採用しました。
火力は低めながら、安定感の高い戦いをしてくれます。
カイオーガ
ひかえめ@しんぴのしずく 205-*-111-222-161-112 (236-*-4-252-4-12)
しおふき、れいとうビーム、かみなり、こんげんのはどう
ハガネール、ゴリランダー、ディアルガと決まったところで、パーティの攻撃力が足りていないため、メインアタッカーとしての活躍が期待できタイプ相性も良いカイオーガを採用。パーティが苦手なザシアンにも強めです。
素直にトリックルームからのしおふきを通したり、ダイマックスして相手と打ち合うこともありました。レジエレキやゴリランダーに対してはハガネールがめっぽう強いです。
こんげんのはどうの代わりにまもるを持たせてもいいのかもしれません。
レジエレキ
おくびょう@きあいのタスキ 155-*-70-152-71-277 (0-*-0-252-4-252)
10まんボルト、エレキネット、かいでんぱ、まもる
やや苦手な特殊ドラゴンを足止めする役割にも期待しかいでんぱを採用したサポート重視のレジエレキ。素早さ操作はパーティの素早さ帯を見てでんじはと悩みましたが、今回は攻撃技にもなり命中率にも優れるエレキネットとしました。
ガラルファイヤー
おくびょう@ソクノのみ 175-*-111-147-146-150 (76-*-4-212-4-212)
もえあがるいかり、ぼうふう、こわいかお、まもる
黒バドレックス、イベルタル、ディアルガ、ルナアーラ、レシラムあたりに対抗するために採用。以前使ったガラルファイヤー軸パーティのガラルファイヤーをそのまま流用しています。
【剣盾GS】ガラルファイヤー軸 - maikeruのポケモン育成日記
性格は流用ついででなんとなくおくびょうにしましたが、このパーティだとダイジェットでザシアンや白バドレックスを抜くメリットがあまりないため(他のポケモンが1段階上昇でザシアンなどを抜けないため)、もう少し火力を重視してひかえめにしてもよかったのかもしれません。
【雑感まとめ】
配信は初戦1戦落とした以外は全勝となかなか良い感じでした。特にハガネールがなかなか刺さっており、相手の一般ポケモンからはほぼダメージを受けないような場面も多々ありました。
グラスシード+ダイスチル+ボディプレスの流れは他のボディプレスポケモンでも可能であるため、他のポケモンにも色々応用できそうです。
対ホワイトキュレムが苦しいのでキュレムに強いポケモンが欲しいかもしれません。