maikeruのポケモン育成日記

maikeruのブログです。ポケモンをはじめとしたゲームの考察や感想、その他色んなことを書いていきます。

ペルソナ5タクティカ クリア! 感想など

ペルソナ5タクティカ(Switch版)をクリアしました。好きだったペルソナ5R・Sの関連作であり、シミュレーション形式もサモンナイトやファイアーエムブレムで好きだったので買うことに。

直接のネタバレは無いながら展開を想像できるような感想はあるので、新鮮な気持ちでプレイしたい方はバック推奨。

 

 

プレイ時間や遊び方

難易度はハードで、クリア時間は約25時間。DLCなし。クエストも全てクリアしました。

ペルソナ5Rが約100時間、P5Sは約50時間だったのに対しその更に約半分。とはいえ中は密に詰まっており、十分遊んだ感があり、ボリュームは遊びやすさも含めて満足です。

難易度ハードについてはファイアーエムブレム等を経験して慣れていたこともあってか、全マップともターン数目標を達成し、これといった難なくクリアできました(うっかり味方がやられてしまい1ターン巻き戻したことは数回ありましたが)。難易度は途中で自由に変更できることもあり、まずはハードから始めるというのでも良いと思います。

バトルが面白かった!

バトルは面白かったです。出撃は3人なので1ターンもそこそこ短く、テンポ良くターンが進んでいきます。

クリティカル1moreを繋いで連続行動し、3人の三角形を広げてshow time! 1moreを駆使すると驚くほど遠くまで動くことができ、クエストではこれを活用したパズルのような戦いも楽しむことができました。他のシミュレーションにはない独自の色と面白さを出せていたと思います。

キャラもそれぞれ長所が異なり個性があり、それでいて癖が強すぎないので誰を選出しても攻略は可能、と遊びやすい調整になっていたと思います。よく使った編成は主人公・モルガナ・春or竜司、でした。モルガナは移動力が高かったのが重宝しました。竜司のマハタルカオートは速攻攻略に頼りになったり、春の引き寄せが便利だったり、2人とも広範囲の射撃が頼りになりました。

ガードを解除する近接・スキルと、1moreを取るための銃撃でほぼほぼ完結していることもあり、必殺技の出番が少なかったです。というか1moreを得るためのファントムジャッジしか使いませんでした。けど十分便利だったのでこのくらいでいいのかもしれません。

サブペルソナには強力なスキルが付いていたりもしますが、特にそれらに頼らずとも攻略可能で、やや持て余している感がありました。攻略中もレベルに合わせてなんとなく合成したものをテキトーに装備していました。RISKYだとペルソナまで考えながら攻略するようになるのでしょうか。

クエストを全て攻略したら高レベルのペルソナが解禁されましたが、これはどこで使うんでしょうね?やりこみマップみたいなのがあるのでしょうか...? それとも難易度RISKYが2週目前提の超難易度になっているか...?

 

ストーリーは気になったところがいくつか

一方ストーリーについては気になったところがいくつかあったり。

・序盤にエルが深手を負った時に、その後何事も無かったかのように復活している違和感

・突然の血の描写などが浮いていたので、CERO Cではなくコミカルな作風に合わせてCERO Bの範囲に収めてほしかったなとか。P5SもCERO Bだったので...

・ボスのデザインが悪い
3番目の巨大ボス。怖すぎるよ!しかもボスの言ってることが盲言過ぎてそのボスである必要性を感じない(一応統治郎のトラウマの産物ということならそうなりえるけど、いやそういうことじゃないんだ)

・最終章の嵩増しがきつい
もうラスボス間近かなというところで、2マップ+ボスマップを3組やるのはダレる...。

・あまりにも話が統治郎の話過ぎる
P5Sの善吉のように、怪盗団を見守るポジションで、時々スポットが当たる話があるくらいならよかったのですが、今回はあまりにも統治郎の話過ぎて怪盗団の話ではなかったなと感じました。ペルソナシリーズのターゲットが30代男性あたりなのか?その視点の人物を中心に添えたかったのか?など事情も想像できますが、やはり怪盗団が主役な話であってほしかったし、若者が主役のゲームでは大人は大人でいてほしかった、と感じてしまいました。

 

話の中ではけっこういいこと言ってるところもあるのですが、上記のように気になったところがいくつかあり素直に心に響かせられなかったというか、ペルソナ5R・5Sほどに話に気持ちが熱くなる・のめり込むようなことはありませんでした。

 

その他

・ネコショウグンが好きだったので最後までモルガナに付けてました。他作品だとペルソナの能力が低いとバトルに致命的でしたが、それほど影響していなかったのは遊びやすくて良かったです。

・このシーン、「怪盗団ミミッキュがたくさんいる」と思った自分はポケモントレーナーです()

・ペルソナ5R・Sの次はTと、アルファベット的にも繋がっていることに気付いた時は静かに感動

・ボスがちょっと弱かったかも?RやSのようにステータス差で押されることがないので、双葉の言う通り動いてれば大体楽勝できてしまいます。

・ロード時間がけっこう気になったので、ハードはSwitch以外のほうが良いと思います。

・銃、攻撃力が高い方しか買ってなかったけど射程にも違いがあるということに終盤に気付きました。

・ペルソナによる武器合成は結局全く使わず。

・SのBlooming Villainが好きだったので、T版のBlooming Villainも聴きたかった...

 

終わりに

ということでP5Tの感想でした。ストーリーについてはネガティブ寄りな感想となってしまいましたが、シミュレーションパートは面白かったです。DLCもそのうち購入するかも。

続編としてペルソナ5Sのクオリティを期待すると肩透かしをくらいますが、P5ファンであってシミュレーションに抵抗がなければ遊んでみても良いのかなと思います。シミュレーションのイメージとは打って変わってそんなに時間を奪うゲームではないので遊びやすいと思います。
逆にペルソナ5シリーズをまだ遊んでおらずストーリーも読みたいのであれば先にRを遊ぶこと推奨です。

ペルソナ5が発売したのが2016年。もうすぐ2024年。ペルソナ6が出るとしたらもうそろそろでしょうか?未プレイだったペルソナ3がRとして年明けに待望のリメイクで出るので、それを遊びながら続報を待とうと思います。

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