先日発表・発売されたMacbook Pro 16インチモデルを買いました!!
16インチの基本モデルにしました。初Macです…感激…!
今回、このMacbook Proを買うに至った経緯、製品選定・カスタマイズ考察、用途と実際について記すことができればと思います。
なぜMacbook Proか
Macが欲しくなった理由
私が元々使用していたPCは2017年の第5世代Surface Pro(core i-7 256G 8G)。
(実は半年程前に故障してしまい、5万円ちょっとで取り替えてもらってしまったばかりなのですが!)
そして今回、新しくMacbook Proが欲しくなった理由は大きく2つ
① iOSアプリ開発をするため
②ゲーム配信をより良い設定でするため(主にコンシューマゲーム)
①の時点で、まず購入PCとしてMacが確定。
②の理由は、正直なところWindowsでやれと言われているものです。ゲーム配信は基本的にWindowsデスクトップのゲーミングPCでやるのが良いものなのですが(その方が安い、遊べるゲームや使えるソフトが多い、排熱に優れる)、そこをMacでもなんとか!…というところ。
この要求であればMacbook Airと程々のゲーミングデスクトップPCを両方買うという手もあったのですが(実際今回のMacbook Proと予算的にはほぼ同じ)、どうせなら1台で完結させたいと思い、高性能Macを買うことに。
次の問題は、
Macをデスクトップ型にするかノート型にするか
メインPCという位置付け、かつ外でPC作業をすることもほとんどないので99%は家での利用を想定。その意味ではデスクトップ型でもほぼ問題なさそうなのですが、色々考えた結果、私は以下のような理由からノート型であるMacbook Proにすることにしました。
①ディスプレイが付いている
結構重要。今部屋には24型のディスプレイが1台ある状態。ゲーム配信をするときはディスプレイにゲームを写してPCでゲーム配信の諸々をするため、もう1台ディスプレイが必要です。
ならもう1台ディスプレイを買えばいいという話でもありますが、机のスペースや部屋のレイアウト的に少々狭くなってしまったり圧迫感が強くなってしまいます。
折り畳めるディスプレイであるモバイルディスプレイを買う手もあり、それとMac miniを組み合わせるのはアリかもしれません。
②必要な時に持ち運ぶことができる
ほとんどは家での利用を想定しているものの、たまに持ち運びたいことがあるかもしれないので、持ち運べること自体はやはりメリットです(実家へ帰るときとか、何かの仕事やイベントで必要になったりしたときとか)
③指紋認証が付いている
Surfaceでは顔認証を使っていたものの、たまに上手く反応しなかったり、そもそもPCの方を向かないといけなかったりで、まあパスワードよりは便利だけど、指紋認証の方がより好きでした。
④一体型のキーボード・トラックパッドが付いている
このマウスいらずのトラックパッド、大好きです。多分別々のキーボードとトラックパッドを並べるより使いやすいのではないだろうか?デスクトップでディスプレイ(+本体?)+キーボード+トラックパッドと並べるよりも省スペースで済むのもポイント。
⑤画面を閉じるとスリープ、開くと起動というのが直感的
もはや単なる好みの域なのですが、ずっとノートPCを使ってきた身としては、開くと起動、閉じるとスリープというのは感覚的にわかりやすい。またPCのある部屋で寝ているので何かの拍子にスリープから復帰して光で起こされてしまうことがあっても嫌かなと思い、その点でも物理的に画面を閉じてスリープするノート型が有力に。
⑥電源一体なので万一の時に安心
いつ何時地震や台風などの災害で停電になるかもわからないので、そういった時にもバッテリー内蔵で動けるのはノート型のメリット
以上の理由から、ノート型であり、かつ十分なスペックを持つMacbook Proにすることにしました。
13インチか15(16)インチか
Macbook Proにすると決まったら次はこれ。
13インチと15インチではCPU・GPUの性能にも差が出てきますが今回は13インチのクアッドコアでも十分そうに見えるので、違いは
・持ち運ぶときの持ち運びやすさ・省スペース性
か、
・ディスプレイサイズ
最初は、大画面が必要なコーディングの際はどの道外部ディスプレイに接続するため、またいずれは結局windowsデスクトップが必要になるかもしれず、その際に外出用としても活躍できる13インチを選択。
13インチの中でエントリーモデルか上位版を選ぶかについては、家の配線的に右側から充電をしたいことがあり、本体右側にもThunderboltポートが付いている上位版を選択。
しかし13インチ購入直後に16インチがついに発表。様々な点が改善されており、まだ到着後2週間以内である13インチを返品してこちらに乗り換えるか検討していました。
最終的に乗り換えを決意したのですが、その最大の決め手は排熱性能の向上。13インチモデルでゲーム配信をやってみたところ、ある程度は大丈夫であるものの発熱量が排熱性能を上回っていたのか、1時間以上経過すると、どこかで配信ができないほどに一気にパフォーマンスダウン(kernel taskの暴走)。熱問題は卓上扇風機を当てることである程度クリアできてはいたのですが、そうは言っても無理をさせていることに変わりはなさそうなので、より排熱性能の高いモデルの方がPCの寿命を縮めずに済むだろう、という考えです。
スペック考察
予算にそこまで余裕があるわけでもないので、必要十分なスペック、に一回り余裕を持たせたくらいにしておこうと考えました。
CPU
ゲーム配信はゲーム画面をキャプチャしながらそれをアップロードする、というマルチタスクな仕事なので、コア数が多いほど良いという噂を聞きました。その意味では8コアが良さそうに一見見えるものの、上で経験したように4コアでもスペックそのものに問題は感じられず、排熱のほうが問題であるというのが実際。高性能CPUは基本それだけ熱を発するので、ということはCPU性能は過剰にしてはいけないのではないかと考えました(この理論、正しいのかはわからないです)
ということで、13インチでも16インチでも、CPUはアップグレードせずモデルのデフォルトのものとしました。
メモリ
ゲーム配信やるなら16GBは必須です!!他にもブラウザのタブをたくさん開いたりするにもメモリは重要っぽい。16インチモデルではデフォルトで16GBなのに加えて更にメモリを積むこともできるものの、実際配信をしたところ16GBで足りてそうだったのでアップグレードはせず。
GPU
PCでゲームを遊んだりそれを配信しようとするとかなり重要になるようですが、コンシューマゲームの画面をキャプチャして配信する際にはそこまで重要でないという噂を聞きました(確かなところはわかりません)
それもあって13インチモデルに踏み切れたこともありますし、16インチモデルでもデフォルトのGPUがかなりパワーアップしたらしいのでそれで十分と考えました。
SSD
256GB or 512GBで迷いましたが、色んなソフトを入れるであろうこと、ゲーム動画などを撮り溜める可能性もあること、その他何か将来容量が必要になる可能性も考え、512GBまで伸ばしました。16インチはデフォルトで512GBですね。
…ということで結局は発表された16インチモデルの基本モデルが要求条件をしっかり満たしていたので、それを買うことになりました。
アクセサリとか
保護フィルムとキックスタンド、USBハブ、USB変換コネクタを買いました。
保護フィルムはまずアンチグレア希望という条件。そして毎日見る画面であるから、高級なものでも良さそうであれば惜しまず購入というスタンスです。
13インチはこれを購入したのですが、とても良かったです。アンチグレアもしっかりしてて、指紋などの汚れも付きにくく、最高です。
(フィルム上手に貼れたのに返品してしまうのが若干惜しまれる…。)
16インチの保護フィルムはまだ種類が少ないようで、こちらを購入したものの、アンチグレアがちょっと弱かったです。画面が真っ黒な時に自分が写ってしまうくらいには…; まあ仕方ないですね。
ところで保護フィルム、貼り付けがめちゃくちゃ大変でした…。なるべくホコリが入らないよう風呂場で作業。なんとかそれっぽく貼ることができても、今度は気泡の処理。なんだかんだ1時間近くかかったような?私はものには何でも保護フィルムを貼る派なのですが、Macbook Proは貼らなくても問題無かったりするんですかね?
キックスタンドはこちら。
超オススメです。なんとなくキーボードも打ちやすくなりますし、排熱改善にも役立ってます(多分)。何より全く邪魔になりません。16インチモデルにも13インチのものを使い回しているのですが、特にぐらつくわけでもなく普通に使えてます。寧ろ接着面が少ない分排熱効果が大きいかも?
USBハブはこちら。もはや何でもござれの10 in 1。
欲しかったのはUSBポート3つ以上・有線LANポート・SDカードポート・HDMIポート。ついでに色々付いていて何かあった時便利そうなこれにしてみました。
変換コネクタはこちら。機器1つ繋ぐのにハブを使うのは大袈裟だなという時に使います。便利。
実際に使っての感想
16インチの大画面は正義です。集中力が長く続く気がします。改良されたキーボードと合わせていつまでも作業していたい気分…!どのくらいかというと、この記事を一気に書き切れたくらいです。
コーディングについても、大画面は強い。統合開発環境のPyCharmも特に狭くは感じず、外部ディスプレイなしでも作業が可能です。外部ディスプレイに繋いで何かやる、というのも微妙に気力を要するので、作業を開始するハードルを下げることに貢献してくれている気がします。
13インチは13インチで、やはり軽さと省スペース性も正義であることと、デザインも13インチモデルの方が無駄が少なくスマートな印象を受けました。やはりどちらも良い製品ですね…!
ゲーム配信については、まだ16インチモデルでは十分に試せていないので、試した後に追記または別記事で紹介いたします。
(Macはゲーム配信には不向きだと言われていますが、やればなんとかなりました。が、色々設定が複雑で何かとトラブル続きだったので、その解決法なんかも一緒に記すことができればと考えています。)
追記:ゲーム配信もある程度試してみたところ、2時間は問題なく行えました。それ以上の長時間はまだ試せていないのですが、とりあえず普通に配信をする分には問題なく行えそうです。さすが…!
とはいえそれなりに熱くはなるのでよりPCへの負担を軽減したい方やより長時間の配信を行う場合は何かしら冷却法を用意しても良いかもしれません。
ひとまず、ゲーム配信用としても行けるぞ!と言う結論です。
ゲーム配信についてはこちら
Macbook Pro 13/16インチモデルでゲーム配信!
https://www.maikeruexe.jp/entry/2019/11/30/205713
Macbook Pro、良いです。